『ブレイブリーデフォルト2』先行プレビュー! カウンターとジャマーを使うボスの恐怖感がハンパない

スズタク
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 スクウェア・エニックスより2月26日発売予定のNintendo Switch用ソフト『ブレイブリーデフォルトII』。そのプレビューレポートを掲載します。

 2020年3月に先行体験版(※現在は配信終了)、12月に無料体験版“Final Demo”が配信され、いよいよ肝心の発売日も近づいてきた本作。今回は、発売に先駆けて製品版をプレイする機会が得られたので、シリーズ好きのライター・スズタクによるプレビューをお届けしていきます。

 なお、今回のプレビューは第2章までの内容となっているほか、ストーリー上の重大なネタバレは避けてあります。発売を楽しみにしている人も、安心して読み進めてください。

『ブレイブリー』シリーズが帰ってきたという喜び

 3DSの『ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル』で本シリーズにハマり、続く『ブレイブリーセカンド』にもガッツリのめり込んだ自分。ブラウザ版やアプリ版には触れていなかったので、『ブレイブリーセカンド』以来のじつに約6年ぶりのシリーズ新作プレイとなりました。ずっと続編を望んでいた作品だったので、もう感動ですよ。

  • ▲2019年に『ブレイブリーデフォルトII』が発表されたときの衝撃は忘れられません。

 まるで絵本の世界がゲームになったかのような温かみのあるグラフィック、ブレイブ&デフォルトとジョブシステムによる奥深いバトルなどは健在で、少し遊んだだけでも「あの『ブレイブリー』シリーズが帰ってきた」というたしかな手ごたえを感じられます。ファンである自分にとって、この第一印象が何よりの喜びでした。

 物語は章仕立てになっており、最初は序章から始まりますが、この序章もストーリー1章ぶんに近い密度があります。今回のプレビューに向けて第2章終了までプレイしましたが、予想よりかなりボリュームがあって驚きました。全体の長さから見るとまだ半分あたりだと思うので、ストーリーはたっぷりと楽しめそうです。

 第2章までで本作のゲーム性はひととおり体験できましたが、全体的な作りとしては硬派なRPGという印象です。バトルでは敵の弱点をしっかり突いて戦う、傷ついたら街に戻って宿屋で回復する、といったRPGの基本が求められるイメージです。ダンジョン内ではセーブできるポイントが限られているので、こまめなセーブも重要に!

 今回は難易度“NORMAL”でプレイしてみましたが、ザコ戦でも油断するとピンチに陥り、ボス戦はどれもハラハラドキドキの歯ごたえある展開になりました。なので、『ブレイブリー』シリーズに慣れていない初心者の場合は、難易度“CASUAL”から始めるといいかもしれません。

  • ▲難易度はメニュー内の設定から何度でも変更可能。

過去作と同じくらいネタバレに注意したいストーリー!

 本作の物語は、冒険の舞台となるエクシラント大陸に主人公“セス”が漂着するところから始まります。亡国の王女“グローリア”、学者“エルヴィス”と傭兵“アデル”との出会いを果たし、セスたち4人は何者かに奪われたクリスタルを取り戻す旅に出ます。

 序章は春風の国“ハルシオニア”、第1章は渇水の国“サヴァロン”、第2章は魔法の国“ウィズワルド”と章ごとに1つの国にフォーカスしてシナリオが描かれます。どの国にも個性の濃いキャラクターが登場し、ストーリーを大いに盛り上げてくれるので、見ていて飽きません。

 1つ注意したいのが、『ブレイブリーデフォルトII』は過去作と同じくらいネタバレに気をつけたい作品ということです。どの章でも“奪われたクリスタルを取り戻す”という大まかな目的は一緒ですが、そこにいたるまでの展開は先が読めないものになっており、それがストーリーの魅力の核になっています。

 実際、第2章まででもプレイしていて衝撃を受ける場面が多々ありました。この手の驚きや感動は、やはり初見プレイでないと満喫できないので、ゲーム発売後はネタバレに十分注意しながら遊んでほしいです。

  • ▲ところどころに散りばめられた謎が、どのように回収されていくかにも注目!

おなじみのシステムを踏襲しつつ、新要素も盛り込まれたバトル

 バトルはおなじみのブレイブ&デフォルトシステムをベースにしつつ、キャラクターの“速度”や“重量”などに応じて行動順が変化する要素を追加。配信中の無料体験版“Final Demo”は製品版の一部をそのまま切り出したものなので、そちらを遊んだ人なら本編のバトルもすんなり進められるでしょう。

 シリーズを知らない人にカンタンに説明すると、ブレイブ&デフォルトとは行動回数を制御する本シリーズ独自のシステムです。防御コマンドに該当する“デフォルト”を行うとBP(ブレイブポイント)をためられ、“ブレイブ”でこのBPを消費して最大4回連続行動ができます。

 ためたBPをいつどのように消費するかという戦術性、連続行動で一気に大ダメージを与える爽快感などが特徴で、本作のバトルの醍醐味になっています。味方だけでなく敵もブレイブ&デフォルトを駆使してくるので、常に緊張感のある戦いが楽しめるのもポイントです。

  • ▲BPは前借りすることも可能。しかし、敵を倒しきれなかった場合は、マイナスになったターンぶん行動不能になります。

 バトルの基本システムは過去作と同じですが、ところどころに新要素が詰め込まれており、そのなかでも存在感を放っているのが敵の“カウンター”と“ジャマー”です。これはどちらも味方の行動に対する反撃で、“カウンター”は相手にダメージを与える行動、“ジャマー”はそれ以外の行動(アイテム使用など)に対して一定確率で発動します。

 敵がいくつの“カウンター”および“ジャマー”を持っているか、またそれが何に反応して発動するかは未知数なので、ボス戦の恐怖感が半端ないです。とあるバトルで、敵が水属性弱点だとわかったので意気揚々と黒魔道士の“ブリザラ”を連発したら、水属性攻撃への“カウンター”が何度も返ってきてパーティが崩壊したことも……。

 BPを消費した連続行動はもちろん、“カウンター”と“ジャマー”にも警戒しないといけないので、ボス戦はどれも脳をフル回転させながら挑んでいました。正直なところ難易度は高めですが、そのぶん勝利したときの達成感は格別です。

  • ▲ボス戦では、“カウンター”と“ジャマー”を見極めることが勝利の秘けつに!

新しいジョブを入手したときのワクワク感がたまらない

 ブレイブ&デフォルトと並んで重要なのが、こちらもシリーズおなじみのジョブシステム。キャラクターごとにメインとサブの2つのジョブを設定でき、各ジョブで獲得したアビリティを使用できます。

 第2章まででも14種類ものジョブが登場し、組み合わせ方はまさに無限大。ジョブごとに12個のアビリティ、2つのジョブ特性(1つはジョブレベル12にすると解放)、1つの必殺技があり、お気に入りの編成をあれこれ考えているだけでもおもしろいです。

 ジョブは過去作から引き続き登場するものもありますが、アビリティやジョブ特性は細かく調整されており、使用感がガラッと変わっているジョブもあります。なので、シリーズ経験者でも新鮮な気持ちで全ジョブを楽しめるかと。

 本作のカスタマイズのカギを握るジョブは、1つ1つが魅力の宝庫であり、新しいジョブを手に入れたときのワクワク感はたまりません。未知のジョブの性能をひも解く瞬間の興奮は、初見プレイならではの醍醐味だと思うので、ストーリー同様ネタバレには注意してほしいですね。

  • ▲新しいジョブがどんな性能をしているか確認する瞬間が大好きです。

 ちなみに、個人的に好きなジョブは魔獣使いです。ザコ敵を捕獲して解き放つことでさまざまな効果を繰り出すジョブで、事前に敵を捕獲しておく手間があるぶん、攻撃・回復・補助・弱体となんでもこなせます。役立つ効果の敵をピンポイントで用意しておけば、ボスもあっさり倒せたりするので可能性の塊です!

  • ▲魔獣使いのジョブ。フードが可愛いです。

楽しみはまだまだこれから!

 今回は第2章までのプレイとなりましたが、前述のように序章も1章ぶんに近いボリュームがあり、第2章終了時点ですでに数十時間は遊んでいました。本編のストーリーだけでなく、豊富なクエストや奥が深いミニゲーム“B&D”もあり、まだまだ楽しみが尽きません。

 また、Revoさんが手掛けるゲーム中のBGMもあいかわらず素晴らしく、本作に夢中になる一因となっています。アスタリスク所持者のバトルBGMも複数用意されており、どの曲も熱い曲調なのでテンションが上がりっぱなしです!

  • ▲第1章の途中からプレイできるようになる“B&D”。カードを使った奥深い陣取り合戦が遊べます。

 なお、発売直前にも本作のレビューを掲載予定です。今回のプレビューよりさらに深くプレイしたうえでお届けするので、配信中の無料体験版“Final Demo”を遊びながら待っていてください。

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ブレイブリーデフォルトII

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2021年2月26日
  • 希望小売価格: 7,480円(税込)