『スパロボDDコラム』ガウェインとボルテスVに新必殺技が追加！ 第1章Part5のストーリーも紹介【#35】

　さる1月28日、『スーパーロボット大戦X-Ω（クロスオメガ）』のサービス終了が発表されました。魅力的なキャラクターや本家シリーズでは実現できなかったであろう意外な作品とのクロスオーバーなど、『スパロボ』シリーズの新たな境地を切り拓いた作品だけに、とても寂しいです。

　とはいえ、サービス終了後の3月30日からはオフライン版に切り替わるということで、これでお別れではなく、手元に『スパクロ』を残しておけるのは本当にありがたい！　機種変しても一生とっておきますよ!!

　実は筆者も『スパクロ』はプレイしていて、ドルテお姉ちゃんがイチオシでした！　シャッテのフィギュアも持ってます!!　ほんまにムチムチでたまらんよね……。

　何はともあれ、生き馬の目を抜くソシャゲ業界で5年もの長きにわたってサービスを継続し、ソシャゲの『スパロボ』という土壌を育ててくれたオオチPをはじめとするスタッフのみなさんに感謝！　またどこかで、アサヒたちと再会できることを願っています!!

　閑話休題。我らが『スパロボDD』ではイベント“血族の因縁”がラストスパートです（2月15日13:59まで）！　今回は、恒例のイベント4ステップアップガシャで追加されたSSR必殺技パーツをご紹介!!　今回はガウェイン用の“スラッシュハーケン（CS）”とボルテスV用の“天空剣一文字斬り”の2種となっています。

ガウェインとボルテスVに新たな必殺技が！　スラッシュハーケン（CS）＆天空剣一文字斬り登場!!

SSR スラッシュハーケン（CS）

【ユニットパーツデータ】スラッシュハーケン（CS）

　まずは、ガウェインの期間限定排出SSR必殺技パーツ“スラッシュハーケン（CS）”。CSとは“カッティング・ストリング”の略で、スラッシュ・ハーケンのワイヤーによる切断技となっています。

　戦闘デモは、原作『コードギアス 反逆のルルーシュ』第23話“せめて哀しみとともに”で使われた攻撃の再現。ガウェインの両手の指はそれぞれが射出可能なスラッシュハーケンになっており、これを巧みに手繰（たぐ）ることで、ギアスで暴走したユーフェミアが乗ったグロースターを瞬時にバラバラに切り裂いて無力化しました。この時のユーフェミアはほとんど無抵抗だったので、技という感じではありませんでしたが……。

　ガウェインといえば、群がる敵航空戦力を一掃するほど強力なハドロン砲のイメージが強く、実際にスラッシュハーケンの使用頻度は高くないのですが、第24話“崩落のステージ”ではコーネリアの専用グロースター、第25話“ゼロ”ではジェレミアのジークフリートと、強敵相手に使われています。

　コーネリア相手に使用された際はことごとく回避され、彼女の卓抜した操縦技術と気迫により、大きな機体性能差がありながらも逆にゼロが追い詰められてしまうという結果に。

　ジェレミア相手には、ゼロを降ろした状態で、彼の血路を開くべくC.C.が単独で使用。スラッシュハーケンを敵機に打ち込みながらヒザ蹴りを敢行し、ジークフリートもろとも海中に沈みました。これがガウェイン最後の活躍シーンで、“スラッシュハーケン（CS）”の戦闘デモの前半部にもとりいれられています。

　こうして役目を終えたガウェインですが、続編『コードギアス 反逆のルルーシュR2』では、虎の子の肩部ハドロン砲が黒の騎士団が運用する空中戦艦・斑鳩（いかるが）に、頭脳ともいうべきドルイドシステムがゼロの新たな乗機・蜃気楼に搭載され、ゼロの野望を支え続けました。

SSR 天空剣一文字斬り

【ユニットパーツデータ】天空剣一文字斬り

　続いては、ボルテスV用の新SSR必殺技専用パーツ“天空剣一文字斬り”。こちらは期間限定ではなく恒常での追加。戦闘デモは超電磁ウェーブから、天空剣での一閃という連携攻撃になっています。

　天空剣一文字斬りは、原作『超電磁マシーン ボルテスV』の第8話“地底上の陰謀”でのみ使用されたレアな必殺技。プリンス・ハイネル自らが操り飛びかかってくるトラ型の獣士ガルゴーを、ジャンプして迎え撃つために使われました。1度しか使われていない技ですが、『スーパーロボット大戦J』などにも登場しているので、覚えているスパロボプレイヤーは多いかもしれませんね。

　超電磁ウェーブは第2話“苦闘への前進”で初使用。胸部ランプから照射されるビームで、最初はピンク色の帯状だったのですが、第5話以降は黄色い球状に変化しました。

　第2話ではピンク色の球状ビームである超電磁ビーム、第5話ほかでは超電磁ウェーブと見分けがつかないボルテスビームなる武器も同じ胸部ランプから照射されています。これら3種のビームのなかでも超電磁ウェーブは最も使用頻度が高く、中距離からのけん制はもちろん、組み付いた獣士を振りほどくためにゼロ距離から放たれたりもしています。

　なお、先の“クロッシング・パイロット4弾”では、ボルテスの操縦には音声入力が重要とされていましたが、第33話では武器名を叫ばずにこの種のビーム（黄色い球状）を使っており、それが3種のうちどれだったのかはイマイチ判然としません（笑）。

身近な人々の死が、戦う決意を強くする“第1章 Part5”のストーリーを徹底紹介！

　ここからは、長らく……長らくお待たせいたしました！　2020年4月に開放された“第1章 Part5”のストーリー内容を徹底紹介!!　今年1月後半に開放されたばかりの“第1章 Part12”とも深く関連するストーリーとなっていますので、“Part12”プレイのお供にどうぞ!!

　ブリタニアの包囲網をくぐり抜け、モジュール77がある“ワールド4”に転移したディド一行。現れた先の南米・クスコ周辺（！）にはギャラルホルンの部隊が展開し彼らを待ち構えていましたが、これを難なく撃破し、ラー・カイラムとイサリビはモンターク商会の協力を得て一路宇宙へ。

　宇宙に上がった一行を出迎えたのは、エルエルフによって遣わされたサキが乗るヴァルヴレイヴIV、通称カーミラでした。彼女の助力もあり、ディドたちは無事モジュール77へとたどり着きます。

　しかし、ハルトと友人たちの再会もつかの間。ヴァルヴレイヴを手に入れるべく、カインがモジュール77に軍勢を送り込みます。戦いのさなか突出し、イクスアインらの術中に陥ってしまうサキ。そんな彼女を救ったのは、友人たちの熱い声援でした。

　サキの奮闘はWIREDにアップロードされ、世界中の人々が目にするところとなりました。これにより、実質的にはマフィアである複合企業“テイワズ”の下部組織“タービンズ”がモジュール77に接近。エルエルフはテイワズとのパイプをつなぐため、鉄華団にタービンズとの接触を依頼します。

　鉄華団の戦いぶりに侠気を見出した名瀬。彼はテイワズのボスであるマクマードにオルガたちを紹介し、オルガと名瀬は義兄弟の盃を交わすこととなります。これによりテイワズの支援を取り付け、モジュール77の守備をタービンズに任せることもできるようになりました。しかし、オルガたちが寄港したドルトコロニーでは、クーデリアを陥れるための謀略が渦巻いていたのです……。

　フミタンの死を乗り越えて立ち上がったクーデリア。しかし、今度はハルトたちを悲劇が襲います。モジュール77にドルシアのアードライらが潜入し、大規模な破壊活動を行ったのです。この騒動により、ハルトたちの後輩であるアイナが生命を落とし、咲森学園の生徒たちの心に深い傷を残すことになりました。

　そして再び襲いくるドルシア軍。彼らは前回の潜入時に下準備を済ませており、毒ガスの散布をチラつかせてモジュール77を恫喝します。この窮地を救ったのは、エルエルフの策でした。戦いのさなか、ハルトは大切な友人たちを守るため、エルエルフは自身の秘めた目的のため、互いに契約を交わします。

　この戦いの後、ラー・カイラムとオケアノスは、クーデリア警護のためモジュール77に残ることになった鉄華団と別れ、アーブラウ領域内のゲートへと向かう……。といったところで、“第1章 Part5”の物語は幕を下ろします。この続きは、いずれまた折を見てご紹介したいと思っていますので気長にお待ち下さい！

第3回迎撃戦や1.5周年に向けた豪華ログインボーナスも開催中！

　『スパロボDD』では、イベント“血族の因縁”のほかにも、プレイヤーランキング型イベント“第3回迎撃戦”も2月15日13:59まで開催中！　参加するだけでも“ブランクチップ”などのアイテムがもらえるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

　さらに、2月20日まで“1.5アニバーサリーカウントダウンログインボーナス”も実施。ログイン1日目には、なんとSSR確定ガシャチケットがもらえます！　そのほか、“Dクリスタル”や超貴重な“特性素材のもと”などもラインナップされているので、お見逃しなく！　ついこの間1周年だったような気がするんですが、月日が経つのは早いものです……。

　そうそう、冒頭で『スパクロ』のサービス終了について触れましたが、終わりがあれば、始まりもあるんですよ！　『スパロボ』シリーズ30周年を記念して、BANDAI SPIRITS ホビー事業部さんから、サイバスターのプラモデルの発売が決定しました！　サイバードへの変形ギミックも搭載です!!

　スタンダードなHGブランドからの発売ということで、パーツ数を抑えた適度な難易度のキットに仕上がっているそう。商品解説を見る限り色分けや可動は申し分なし、お値段も4400円（税込み）とお手頃なので、今から超楽しみです。

　筆者は予約しそびれちゃったんですが（ネット店舗では瞬殺でした）、なんとしてでも買います!!　ここからどんどん『OG』シリーズのロボットをキット化してくれるとうれしいなあ。せっかくなので、今が旬のディーダリオン商品化どうっすか？

　ということで、今回の『スパロボDD』コラムはここまで！　また次回お会いしましょう!!