俺は自分を……許してやりそうになっちまうッ!!(ランディ)【軌跡シリーズ名言集】

Zenon
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 日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

 本記事で紹介するのは、『零の軌跡』『碧の軌跡』の登場キャラクターの1人、ランディ・オルランドのセリフ。生まれながらに猟兵としての強さと罪を持ちあわせ、葛藤に苦しんだ彼の名言を振り返っていきましょう。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

俺は自分を……許してやりそうになっちまうッ!!(ランディ)

●第3章 胎動~獣たちの謝肉祭(英雄伝説 碧の軌跡:改)

 今回の名言は、《特務支援課》が湿地帯で結社《身喰らう蛇》と初めて相まみえたあと、マインツ方面で猟兵団《赤い星座》が武装蜂起したタイミングのお話です。

 もともと《赤い星座》の隊長を務めていたランディは、クロスベルに来訪した《赤い星座》の面々を非常に警戒していました。古巣だからこそ、彼らがどれほど危険か知っていたんですね。

 そんななか、彼らが突然姿をくらまし、マインツ山道で武装蜂起したというのだから、心中穏やかでいられるはずがありません。

  • ▲制圧しに向かったクロスベル警備隊はあっという間に蹴散らされてしまいます。
  • ▲単騎で警備隊の装甲車両を撃破するシャーリィ・オルランド。命のやり取りをしているのに、とても無邪気で楽しそうです。
  • ▲キーアが用意してくれた鍋を囲みながら、「俺は無理していない」「今は休んで明日に備えるのが先決だろ」と頼れる兄貴分っぷりを発揮するランディ。しかし、それは仲間たちをだますための演技でした……。

 ランディは、深夜にこっそりと荷物をまとめて支援課ビルを出ていきます。すると外には、彼の演技をただ1人見抜いていたのか、ワジが待ち構えていました。

  • ▲「こいつは俺の問題だ」とすべて背負いこんで出ていくランディ。それに対してワジは「どうして男ってのはそんな不器用にしか生きられないんだい?」とあきれ顔です。
  • ▲そしてランディの「どっちなんだ?」という問いかけ。これは「お前、男と女どっちなんだ?」という意味と、「戦場を知るプロとアマ、どっちなんだ?」的な問いが隠されています。
  • ▲ワジは自分の正体に関する推測は当たっていると回答。ランディはかつて猟兵団として星杯騎士団と戦ったことがあったようで、ワジからはそんな“プロの匂い”を感じていたといいます。

 その後、ワジは正体を黙っていてくれた礼にと、ランディが出ていったことをしらばっくれてあげると約束します。その約束のため、翌朝に素知らぬ顔で「多分、人通りのない深夜に出て行っちゃったんだろうね」などとうそぶいていました。

 しかしさすがロイドと言うべきか、ランディの性格やこれまで聞いた情報から、正確に彼の足取りを追っていきます。聞き込みの結果、ランディはまず猟兵時代に彼が使っていた高火力ライフルをカジノのオーナーから回収。メンテナンスのため旧市街の修理屋ギヨーム親方の元を訪れ、交換屋《ナインヴァリ》で火薬などを調達したとのこと。

 そして《黒月》のツァオからランディの目撃情報を教えてもらい、一行は旧鉱山・廃坑跡を通ってランディを追跡します。するとその先では、すでにドンパチを始めている彼の姿が……!

  • ▲現役の猟兵たちの攻撃を素早くかわしながら「遅ぇ――」とつぶやくランディ。目は暗く隠れており、いつも笑顔を絶やさなかった口元もいまはむっつりと閉じられたまま。
  • ▲軍用犬“クーガー”を差し向けられるも「ハッ……通じるかっての」と余裕の表情。化け物ライフル《ベルゼルガー》の封印を解き、かつての異名《赤い死神》に相応しい戦闘力を見せつけます。

 ランディの本気を目の当たりにしたロイドたちは呆然。「加勢は必要なかったかな?」と安堵しかけますが、それは時期尚早。《赤い星座》の部隊長(当時)を務める《血染めのシャーリィ》が彼に襲いかかります。

  • ▲ロイドたちが“圧倒的”と称したランディの本気をもってしても、シャーリィは止められません。かつて戦闘技術を教えていた従妹は、すでに彼よりも強くなっていました。せっかく解禁したベルゼルガーも、チェーンソーのような刃を持つ《テスタ=ロッサ》によって切断されてしまいます。
  • ▲無邪気な顔で「腕一本くらいはもらっとこうかな」と、笑うシャーリィの前に飛び出すロイド。連携攻撃でどうにか渡り合うも倒すには至らず。
  • ▲ミレイユ三尉が警備隊を引き連れて登場してくれたおかげで戦力は逆転。《赤い星座》は退いていきます(元々適当なところで引き上げる算段だったようですが)。

 そして「こいつは何のつもりだ?」と、ランディはロイドの胸倉をつかみ上げます。“プロ”でもないロイドたちが、命のやり取りをする“戦場”に足を踏み入れるとはどういう了見だ、と怒り心頭の様子。

  • ▲ロイドに対し、「てめぇはリーダーだろうが。仲間を危険にさらしてどうする」と叱るランディ。
  • ▲その言葉に「……ふざけるな。“仲間を危険にさらせないから”ここまで来たんだろうが!」と逆に詰め寄るロイド。この切り返し、プレイしていてすごく好きだったのを覚えています。

 自分を心配してくれたロイドたちの想いを受け、ランディは過去の自分の行いを告白。戦場で敵を殺しただけでなく、罪のない“ロイドのような目をした若造”を犠牲にしたこともあると打ち明けます。それこそ、彼が猟兵団を抜けた原因となる理由であり、すべてを背負いこむ罪悪感の源でした。

  • ▲ランディは自分を“救いのないクソ野郎”と断じます。そして信頼を寄せられ、困ったときに頼りになる兄貴分として扱われることに、強い罪悪感を感じるとのこと。

 そこで今回の名言となります。

 「俺は自分を……許してやりそうになっちまうッ!!」

 その後、ロイドは「ようやく本音を吐き出してくれたな」「俺たちは力になってもらうばかりで、力になれなかった」「その罪悪感はランディ自身が解決するべきものだ」と、ランディの感情に真摯に寄り添います。

  • ▲さすがの話術で次々に理解を示し、場のペースを握っていくロイド。
  • ▲!!?
  • ▲次々と“許し”をたたみかけていく仲間たち。

 クサい言葉にさらされたランディは、泣きそうにうつむきながら「どんな羞恥プレイだっつーの……」とつぶやきます。折しもかつてランディが言ったように、《特務支援課》に入った時点で、みんなロイドの被害者というわけですね。

  • ▲「――それでも、構わねぇか?」とつきものが落ちたようにスッキリとした顔を見せたランディ。ようやく彼に笑顔が戻ってきました。

 その後、ランディが出ていったことを知りながら、黙っていたと暴露されたワジが悪者扱いされて一件落着。普段通りの支援課の少しゆるめな空気に戻り、《赤い星座》が撤退したことを確認してこの章は終了となります。

 はい、というわけでランディの名言「俺は自分を……許してやりそうになっちまうッ!!」をお送りしました。猟兵として疑問に思わず力をつけ戦ってきた過去、かつて夢を語っていた友人を自らの手で殺めてしまった罪、そんな自分が仲間たちから頼られることへの心地よさと罪悪感。彼も複雑な感情を抱いていますよね。

 そんな彼の過去話や、今回もチラッと登場したミレイユ三尉にまつわる話などはまたいずれ振り返っていきたいと思います。『閃の軌跡III』以降の教官ランディの名言も、こうしたエピソードの後に振り返ると感慨深いものが……!

 シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらをピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!

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※画面はPS4『英雄伝説 碧の軌跡:改』のものです。
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