『サガ フロンティアリマスター』でオルロワージュ逮捕!? ヒューズ編の詳細が明らかに
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スクウェア・エニックスはPS4/Nintendo Switch/PC(Steam)/iOS/Android用ソフト『サガ フロンティア リマスター』のヒューズ編に関する最新情報を公開しました。
また、『サガ』シリーズ総合ディレクター河津秋敏氏をはじめとした本作のキーマン5名によるヒューズ編へのメッセージも公開されました。
ヒューズが7人の主人公たちに介入し新たな展開を見せる
本作では待望の新主人公“ヒューズ”編のシナリオが追加されます。シナリオはいずれも河津秋敏氏(サガシリーズ総合ディレクター)、ベニー松山市(ゲームライター・小説家)の書きおろしです。
7人の主人公たちの軌跡をヒューズが辿り、事件の真相に迫る形で物語は展開され、クスっとくるシーンもあれば、心打たれる新展開も。
7人の物語の結末はオリジナル版から更に進化し、ヒューズとともに全員の軌跡を辿りたくなることでしょう。作曲家の伊藤賢治氏による新曲もヒューズ編を盛り上げます。
キーマンによるヒューズ編へのメッセージ
河津秋敏氏(サガシリーズ総合ディレクター)
いよいよヒューズ登場ですね。
オリジナルの当時想定していたヒューズ編とは違った形の実装にはなったのですが、他主人公のラスボスと全部戦える、他の主人公全員を仲間に出来る、という部分は構想通りに盛り込むことが出来ました。
さらに、当時は不可能だったベニーさんのシナリオ全面協力自分の描くヒューズよりも、よりいい加減、よりワイルド、よりカッコいいキャラクターに仕上がっていると思います。
ヒューズ編は7度楽しめます。しゃぶり尽くしてください。
▼お気に入りのシーン
ルーファスとカニパスタの会話をするシーンです。グラディウスの隠れ家がイタリアンレストランなのは、当時目黒に石井君のお気に入りの店があったからです。
今もありますけど。
※『サガ フロンティア』企画チーフ/現株式会社グレッゾ代表取締役:石井浩一氏
ベニー松山氏(ゲームライター・小説家)
数多のユーザーの皆さんが夥しい時間を使ってプレイしてきた『サガ フロンティア』という作品――ヒューズ編はそのフィールドでさらに楽しんでもらわなければならない。
それを念頭に置いて、ヒューズが介入することで変化する物語をいかに面白くできるかに力を注ぎました。
小説とは違う、ゲームの表現手段だからこそ可能なクレイジー捜査日誌、ルートによっては分岐して違ったエンディングを迎えたりもします。
痛快刑事活劇を目指しましたので、全キャラ遊び尽くして頂ければ幸いです。
▼お気に入りのシーン
エミリア編冒頭で戯れるヒューズ先輩とレン後輩。
ほぼ描かれていなかったレンとの関係性を表現したくて、横暴な悪ノリ先輩ムーブを書いたんですが、殴りモーションを活かしてくださって想像以上に鬱陶しいヒューズになってます。
最高の演出をつけてもらいました。
伊藤賢治氏(作曲家)
当時、前作『ロマンシング サ・ガ3』から大幅に曲数が増え、制作終了後は1週間ほど動けませんでした(苦笑)。
ヒューズは男の色気やダンディズム、少々のコミカルさをも表現したく思い、なかなか苦労した思い出があります。
新曲特にエンディング曲は、主旋律にそのイメージを私なりに注入してますので、是非ご覧頂けたら嬉しいです。
▼お気に入りのシーン
個人的には、アルカイザーとメタルアルカイザーとの戦いです。
戦闘中にアルカイザーが“真・アルフェニックス”を閃き、火の鳥がメタルアルカイザーに炸裂するシーンは、滾ります(笑)。
戦闘中に流れる“Battle#5”は、私がライブで生演奏する際も、このシーンを思い浮かべるほどです。
三浦宏之氏(『サガ フロンティアリマスター』プロデューサー)
新主人公のヒューズは、河津さんの当時の構想を基に、河津さんが主体となってシナリオの制作が始まりました。
ベニーさんから届いたシナリオの段階でも充分に魅力的なシナリオでしたが、今作のディレクター、開発スタッフがゲーム内への実装、演出を加えていくことで、ヒューズがより魅力的なキャラクターとなっていきました。
ヒューズの物語が加わることで、元の『サガ フロンティア』の物語自体もより深く、魅力的に感じてもらえる内容になっていますので、ご期待ください。
▼お気に入りのシーン
オルロワージュがヒューズに逮捕される!?
治外法権的な妖魔の世界にも乗り込んでしまう捜査官としての破天荒さと、“オルロワージュ”に“逮捕”という概念が通用するのかヒューズにオルロワージュはどんな言葉を返すのか先の展開にワクワクしながらプレイしました。
この先どうなるかはぜひプレイしてみてください
上野真史(『サガ フロンティアリマスター』ディレクター)
ヒューズ編のコンセプトのひとつは『サガフロ』の世界の秘密を解き明かすことでした。
原作では深く語られず謎のままになっていた部分のいくつかをIRPOという立場のヒューズだからこその視点で掘り下げています。
また、気づいた人は思わずニヤリとしてしまうような小ネタもあちこちに盛り込んでいます。
ヒューズが介入することで違った結末を迎える物語もあり、どの主人公ルートも会心の出来に仕上がっているので、ぜひ全て見届けてより深く『サガフロ』の世界に浸っていただきたいです!
▼お気に入りのシーン
とある理由で闇の迷宮に飛ばされたヒューズが赤カブと対面するシーンです。プロット段階では登場予定のなかったキャラクターもいましたが、最終的には全員をどこかには登場させることができました。
中でも配役が最も難しかった赤カブとのイベントシーンは印象深いです。
ヒューズ編について
解放条件
いずれかの主人公をクリアすると、その主人公に応じたエピソードが解放されます。他の主人公7人分、計7つのルートのシナリオが楽しめます。
クリア済のステータスを引き継ぐ機能により、強い状態で楽しむこともできます。周回プレイも可能です。
構成
もし他の主人公のエピソードにヒューズが介入していたら? といった物語を楽しめ、ヒューズ編ならではのパーティーを組むことも可能です。
ストーリー中に取る行動で分岐するマルチエンドとなるルートも存在します。
IRPO所属キャラクターたちが仲間に!
ヒューズ編では、ヒューズの所属するIRPOメンバーも仲間に出来ます。エミリアの婚約者“レン”は本作でついにPTに加入します。
全主人公が仲間に!
ヒューズ編では、条件を満たすとすべての主人公を仲間にすることが可能です。オリジナル版では主人公によっては仲間にならないキャラクターがいましたが、 ヒューズ編では全主人公を仲間にできるところも魅力のひとつです。
ただし、ヒューズに冤罪で投獄されてしまったエミリアは恨みを持っており、PTに加入しないケースも……!?
全ラストボスとバトルが可能!
特定の条件を満たすと、ヒューズ編では他の主人公たちの7体のラストボスとバトルが可能になります。
条件を満たすとラストボスが強くなり、さらに挑戦しがいのあるバトルに挑めます。
IRPOの仲間たち
レン
種族:ヒューマン
エミリアの婚約者でヒューズの後輩にあたる IRPO 捜査官 。日々ヒューズの無茶に振り回されつつも仲良くやって いる 。
サイレンス
種族:妖魔
IRPO隊員の一人。無口さゆえにコードネームもそのまま“サイレンス”になった 。
ドール
種族:ヒューマン
IRPOの女性隊員で冷静沈着な性格。ヒューズにはいつも当たりが強いが、信頼している 。
コットン
種族:モンスター
IRPOのモンスター隊員。発するのは鳴き声のみだが、IRPO隊員とは意思疎通ができている。
ラビット
種族:メカ
IRPOのメカ隊員。通信や記録、索敵の機能が優秀。
ゲームシステム
フリーシナリオ
バトル
閃き
連携
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