【ゲーム雑談紀行】海外取材についてトーク。電撃メンバーがやらかしたことやトラブルは?
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- kbj
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電撃の編集やライター、クリエイターなどなど、いろいろな人とゲームについてゆるく話をしていくコーナー“ゲーム雑談紀行”を掲載します。
第30回の話題は、引き続き海外での取材について。海外取材の多い編集と、まったく行ったことのない編集と語っていきます。
参加者
てけおん
海外タイトルも好きな編集。海外のイベント取材はお手の物。
もっとも印象的だった海外イベントは、“Bethesda Gamers Day 2011(BFG 2011)”。
まり蔵
頑なに日本国内から出ようとしない編集。パスポートは死ぬまで持つ予定なし。
もっとも印象的だった海外イベントは、『ゼルダの伝説』新作が発表された時の任天堂カンファレンス。
kbj
いつの間にか、海外取材が増えた編集。
もっとも印象的だった海外イベントは、初めて行ったE3(Electronic Entertainment Expo)。
電撃メンバーがやらかしたことやトラブルは?
まり蔵:海外の取材で、トラブルに出くわしたことあります?
kbj:なんかしらトラブルはあるもんですよ。自分は“4時”で約束していたメーカーから、急に電話がかかって、「今どこですか?」と聞かれて、会場にいると伝えたら「早く来て」と言われました。
話を聞いたら“14時”からの取材だったことがありました。メールを見たら4時と書いてあったのですが、向こうのメーカーさんも海外販社からの伝達でミスがあったのかなと思って、諦めました。
まり蔵:え? それでどうなったの?
kbj:取材する予定だったタイトルをブースでプレイしていた時に、「16時のスロットにキャンセルが出た」と連絡があったので、プレイをもとにしたインタビューができて、むしろ好転しました。
てけおん:スロットのキャンセルとかも頻繁にあるし、いろいろなトラブルがあるのが海外取材ですからね。
E3で取材していた時に、メディアルームの席が空いていなくて、デカいゴミ箱の上にPCを載せて作業していたんですね。で、日本にいる編集に電話をしようと、少し目を離した瞬間にPCを盗まれて、相当動揺したことがあります。
まり蔵:それは動揺するよね。
kbj:日本にいた国内班はそれを聞いて、「何を言っているのか、わからねー」と思いましたが、てけおんも何をされているのか、わからなかったみたいですね。
てけおん:あまりに混乱して、前の取材部屋にPCを忘れてきたのかと思って、聞きに行ったから! その時、取材班にいた人が英語が得意だったので、警備員にも聞いてもらいました。
結局出てこなかったので、別編集部の人で急ぎの執筆がない人にPCを借りて作業しました。
kbj:そういう時に英語ができると、頼りになりますね。一緒に行ったメンバーが英語ができなくて、店の人に「そこの席は掃除しているから使うな」と言われたのに、偉い人にドヤ顔で「そこの席が使えるようです」と伝えたところ、「そこの席は座るなって言っているだろ!」と怒られて、気まずい雰囲気になりましたよ。
まり蔵:気まずいどころじゃない(笑)。
kbj:他には、一緒に行った人の飛行機の席がダブっていて、シートがないと言われたことがありました。
某イベントに行った際に大規模なデモと重なって、電車やバスが止まって空港に行けなくて頭を抱えましたね。なんとかタクシーを拾って空港に行ったら、今度は人が多いから入るなと言われて……警備員が変わるタイミングでスキを見て、チェックインゲートに入って待っていたら数時間遅れで飛行機が飛んで、なんとか帰国できましたよ。
まり蔵:まるでステルスアクションゲーム! デモに遭遇するとか、想像ができない……。
kbj:最近E3に行った時には、個人タクシーを活用するんですが、一緒に行ったメンバーが初めてのアメリカだったんです。行先にカンファレンス会場のコンベンションセンターを入力したらすぐにタクシーが来て、それに乗ったんですが、高速に乗ろうとしていたので「会場はあそこに見えているのに、どこに行くの?」と聞いたら、「アリゾナのコンベンションセンターに行くには、高速使うよ」と言われて、あわてて止めたことがありました。
てけおん:Uberは便利ですが、入力を間違えるとそんなトラブルにもなりかねないんですね。
kbj:行先を変えてもらって「稼げなくなってごめんな」と謝ったら、笑いながら「また稼げる人を探すさ」と言ってもらえたので、ちょっと気持ちも楽になりましたね。
まり蔵:トラブル、多すぎですな。
kbj:でも、荷物が違う場所に行く“ロストバゲージ”とかはないですし、何よりケガとかせずい帰ってこられていますからね。
……他にも言えないことならいろいろあるけど、ここでは言えないですね(笑)。
⇒3月3日掲載回に続きます
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