新作『忘却の楽園』は少年と猛毒を宿す少女の物語【電撃文庫】

イナヤ マギ
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 第27回電撃小説大賞《銀賞》受賞作『忘却の楽園I アルセノン覚醒』(著者:土屋瀧、イラスト: きのこ姫)が、電撃文庫(KADOKAWA)から3月10日に発売されます。

 本作は、あらゆる争いの火種が管理・秘匿された忘却の楽園“リーン”を舞台に、少年“アルム”と体に猛毒の汚染物質“アルセノン”を宿す謎の少女“フローライト”が織りなす偽りの世界の物語です。

あらすじ:記憶を封じた少年と猛毒を抱いた少女の、残酷で美しい運命。

 度重なる争いの後、地表の大部分を海洋が覆う世界。

 滅びへ向かう人類を制御するため、武器、科学、そして信仰、あらゆる争いの火種が管理・秘匿された忘却の楽園〈リーン〉 。

 しかし争いが生み出した猛毒の汚染物質〈アルセノン〉は未だ人々を蝕み続けていた。

 ある日、少年・アルムが管理を命じられたのは体に〈アルセノン〉を宿す謎の少女・フローライト。

 不器用ながらも心を通わせてゆく2人。明らかとなる〈アルセノン〉の秘密。それは偽りの平和を揺るがす文字通りの“猛毒”であった。

 忘却の新世界を巡り幾重にも重なる謀略を超え少年たちが得るものとは――。

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