『ジージェネ クロスレイズ』ガンダム・バルバトスルプスレクスなど初参戦ユニットやキャラを紹介

電撃オンライン
公開日時

 バンダイナムコエンターテインメントは、2019年に発売するPS4/Nintendo Switch/PC(Steam)用ソフト『SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ』の新情報を公開しました。

 本作は、2018年にシリーズ20周年を迎えた『ジージェネレーション』シリーズ最新作。『新機動戦記ガンダムW』シリーズ、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ、『機動戦士ガンダム00』シリーズ、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』シリーズからさまざまなユニット(モビルスーツ・モビルアーマー・戦艦)が参戦します。

 公開されたのは、キャラクターの育成にかかわる新要素や参戦ユニット&キャラクターの情報です。

ユニット&キャラクターを育成し、最強の部隊を作り上げる

入手したユニット&キャラクターを自由に育成!

 入手したユニット、スカウトしたキャラクターは戦闘に参加させてレベルアップさせることで育成が可能です。ユニットはレベルアップ時に入手できる強化ポイントを各ステータスに割り振ることで成長させられます。

 キャラクターはキャピタル(CAP.)を使用することで、強化したい能力を育成できます。

ユニット

 ユニットは開発や設計、捕獲などで入手可能です。

キャラクター

 原作に登場するキャラクターはスカウトすることで自分の部隊で使用できます。キャラクターにはそれぞれ得意不得意があるので、特性を見極めて育てていきましょう。

自分だけの最強ユニットを作り上げよう

 開発、設計、捕獲などの方法でユニットを入手し、戦闘に参加させてレベルアップさせましょう。

ユニットの入手

開発

 特定のレベルに達したユニットは、開発することで新たなユニットに発展します。より強力なユニットに成長可能です。

設計

 異なるユニット2種を設計することで、新たなユニットを生産リストに登録でき、生産リストのユニットはキャピタル(CAP.)を使って生産可能です。

捕獲

 ステージに登場する一部のユニットは、母艦を破壊することで白旗を上げた状態となり、捕獲できます。入手したユニットは部隊へ編成することも、キャピタルに変換するのも自由。

ユニットの成長・強化

戦闘でレベルアップ

 敵ユニットを破壊することで経験値を入手し、レベルアップできます。レベル上昇時に手に入る強化ポイントを各ステータス項目に割り振ることで自分好みのユニットに育成が可能です。ユニットの短所を補うのも、長所を伸ばすのもプレイヤー次第!

オプションパーツ

 オプションパーツを装備したユニットはステータス上昇などの恩恵が得られます。入手したオプションパーツを装備させてユニットをさらに強化しましょう。

新システム“アビリティGET”を活用して自分だけのキャラクターに

 キャラクターは戦闘に参加することでレベルアップしていきます。さらに、キャピタル(CAP.)を消費することで、好みの能力を伸ばすことも可能。さらに、今作からの新システム“アビリティGET”を活用していくことで“あなただけのキャラクター”へと成長を遂げます。

ステータス

 キャラクターはレベルアップでステータスが上昇する他、キャピタルを消費して好きな能力を伸ばせます。キャラクターの得手不得手に合わせて、スペシャリストに育て上げることも、オールマイティなキャラクターに育て上げることもできます。

スキル

 スキルはステージ攻略中に使用できる特殊なコマンドです。ユニットの攻撃力を一回だけ強化できるスキルや、HP・ENを回復するスキルなど、いくつものスキルが存在します。

キャラクターアビリティ

 キャラクターには“キャラクターアビリティ”をセットすることができます。スキルとは異なり、好きなアビリティをセットすることが可能で、キャラクターアビリティにはステータスの能力値を上昇させるものをはじめ、さまざまなアビリティが登場し、キャラクター育成の幅が広がります。

新システム“アビリティGET”

 ステージ中に“アビリティホルダー”と呼ばれる敵キャラクターが登場。“アビリティホルダー”を撃破すると、そのキャラクターが所持しているアビリティを入手できます。入手したアビリティは自軍キャラクターにセットすることができるので、より幅広い育成が可能となります。


 “機械知識Lv.1”というアビリティを持つ“アビリティホルダー”、オズワルド・ワーカーが登場します。このアビリティホルダーを倒したキャラクターが、“機械知識Lv.1”を入手できます。

  • ▲格闘に特化
  • ▲射撃に特化

 アビリティホルダーを倒すことでアビリティを入手。同じキラ・ヤマトでも、格闘攻撃に特化したキラ・ヤマトと、射撃攻撃に特化したキラ・ヤマトへと育成できます。自分だけのキャラクターを育成して4つのガンダム世界を戦い抜きましょう。

参戦するユニット&キャラクター

『新機動戦記ガンダムW』

デュオ・マックスウェル(声優:関俊彦)

「死ぬぜぇ………! 俺の姿を見た奴は、皆死んじまうぞぉ!!」

 コロニー独立組織に所属する破壊工作員の少年。L2コロニー群の宇宙遊牧民的組織“スイーパーグループ”の中で特殊訓練を受け、戦闘や破壊工作に関する技術は極めて高い。MSの操縦についても自らを“死神”と称するほどの腕前で、ガンダムデスサイズを自在に操る。性格は明るく社交的。5人のガンダムパイロットの中で、最も常識人である。

 A.C.195年、“オペレーション・メテオ”が発動されるとガンダムデスサイズに乗って地球に降下。サルベージ船の船長マイク・ハワードのサポートを受けつつ着実に任務を遂行していく。

ガンダムデスサイズヘル(型式番号:XXXG‐01D2)

 ガンダムデスサイズの強化発展型。OZに破壊されたガンダムデスサイズを5人のガンダム開発者たちが修復し、宇宙用に改造した機体である。表面に耐ビームコーティングを施した“アクティブクローク”を装備することで防御力が強化され、さらに“ハイパージャマー”の改良によってステルス性も向上している。

 主武装がビーム発生装置が2基となったツインビームサイズに換装されるなど、全般的に武装も強化されている。

張五飛(声優:石野竜三)

「無駄なことを………力の無い者が出てくるな!」

 コロニー独立組織に所属する破壊工作員の少年。L5コロニー群の出身で、古来より続く中国系戦士一族に生まれ、一流の武道家として育てられた。その卓越した戦闘技術はMS戦においても発揮され、格闘戦を得意としている。

 誇り高くストイックで、妥協を許さない苛烈な性格の持ち主。“正義”のために戦うという強固な信念を貫き、自らが“悪”と見なした相手には容赦しない。A.C.195年、自ら志願し“オペレーション・メテオ”に参加。シェンロンガンダムに乗って地球に降下し、着実に任務を遂行していった。

アルトロンガンダム(型式番号:XXXG-01S2)

 シェンロンガンダムの強化発展型。OZの月面基地に鹵獲されたシェンロンガンダムを5人のガンダム開発者たちが修復、改造した機体である。白兵戦能力をさらに向上させるため、アルトロン(二頭竜)の名の通りドラゴンハングが両腕に装備され、ビームグレイブもツインビームトライデントに換装されている。また、背部に可動式のビームキャノンを設置し、弱点であった遠距離戦闘能力も強化された。

トレーズ・クシュリナーダ(声優:置鮎龍太郎)

「トールギスの性能をお見せしよう!」

 若きOZの総帥で、後の世界国家元首。生まれながらのエリートにして、並外れた才能とカリスマ性を備えた天才。“戦う姿勢こそが人類の成長を促す”という信条の持ち主で、独自の哲学と美学に基づいて行動する。A.C.195年、トレーズは地球圏統一連合に対してクーデターを敢行し、その支配を覆した。

 しかし、OZの母体であるロームフェラ財団の統治方針は、モビルドールを用いた地球圏の武力支配に過ぎず、それに異を唱えた彼はOZ総帥の座を追われて幽閉の身となる。その後、歴史の表舞台から退いていたが、ホワイトファングの台頭を機に財団の実権を奪回。世界国家軍の指導者としてホワイトファングと対決した。

トールギスII(型式番号:OZ-00MS2)

 トールギスのマイナーチェンジ機で、世界国家元首となったトレーズ・クシュリナーダの専用機。ゼクス・マーキスの愛機であったトールギスの予備パーツを元に、トレーズが自分の乗機として完成させた機体である。

 頭部の形状がガンダム風になり、機体のカラーが変更されているが、トールギスと性能的な違いはない。殺人的な機動力も健在であったが、トレーズは天才的な操縦技術で乗りこなし、ホワイトファングのモビルドール部隊を迎え撃った。

ヒイロ・ユイ(声優:緑川光)

「今は目の前の敵を倒すだけだ………!」

 コロニー独立組織に所属する破壊工作員の少年。L1コロニー群の出身で、幼いころからドクターJの下で破壊工作員としての特殊訓練を受けてきた。そのためMSの操縦や破壊工作に関する技術は極めて高く、身体能力も常人離れしている。

 性格は無口で無愛想、任務の遂行を何よりも優先し、そのためなら自分の命すら平然と投げ出す。A.C.195年、“オペレーション・メテオ”が発動されるとウイングガンダムとともに地球に降下し、OZに対する破壊活動を開始する。

ウイングガンダム(EW版)(型式番号:XXXG-01W)

登場作品:『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』

 ウイングガンダムの漫画『敗者たちの栄光』版デザイン。TVシリーズに登場する機体とデザインこそ違うものの、まったく同一の機体という設定である。本体の形状はウイングガンダムゼロ(EW版)とほぼ同一であるが、トリコロールをベースにしたカラーリングに変更されている。

 また、背部のウイングバインダーが複雑なパーツ構成を持つ機械的なものとなった。主武装のバスターライフルも長大化しており、装弾数は予備を含めて9発となっている。

トロワ・バートン(声優:中原茂)

「この機体を見られたからには殲滅する………」

 コロニー独立組織に所属する破壊工作員の少年。L3コロニーのエージェントであるが、経歴などあらゆるデータは不明で、“トロワ・バートン”の名も偽名である。幼いころから傭兵として生きてきたらしく、あらゆる面で高い戦闘能力を持つ。寡黙で感情を表に出さない冷静沈着な人物で、自分を戦うための道具と割り切っており、自身の命にすら執着しない。

 当初ガンダムヘビーアームズのメカニックを務めていたが、パイロットのトロワ・バートンが死亡した際、彼に成りすまして“オペレーション・メテオ”に参加。地球に降下後はサーカス団のピエロとなって正体を隠しつつ、任務を遂行していった。

【初参戦】ガンダムヘビーアームズ(EW版/イーゲル装備)(型式番号:XXXG-01H)

登場作品:『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』

 ガンダムヘビーアームズの漫画『敗者たちの栄光』版デザイン。TVシリーズに登場する機体とデザインこそ違うものの、まったく同一の機体という設定である。カラーリングはTVシリーズ版と同様であるが、機体の一部形状が異なっている。

 武装についても形状や配置に変更が加えられており、主武装の“ビームガトリング”も大型化している。これらに加え、本機はさらに“イーゲル”と呼ばれる追加兵装を装備した形態で、両肩に武器コンテナ、脚部にミサイルポッドが増設され、重量増加による機動力確保のための駆動装置を装着している。

カトル・ラバーバ・ウィナー(声優:折笠愛)

「終わりにするよ! サンドロック!」

 コロニー独立組織に所属する破壊工作員の少年。L4コロニーの大富豪ウィナー家の嫡男で、MS操縦など戦闘に関しては天賦の才能を持つ。おとなしく優しい性格で感受性が強い。社交性にも富み、集まったガンダムパイロットたちのまとめ役となることもあった。

 A.C.195年、争いを否定する父親と対立してガンダムサンドロックを駆り、“オペレーション・メテオ”に参加。旧知である中東の独立勢力マグアナック隊と合流し、彼らの協力を受けつつ任務を遂行していった。

【初参戦】ガンダムサンドロック(EW版/アーマディロ装備)(型式番号:XXXG-01SR)

登場作品:『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』

 ガンダムサンドロックの漫画『敗者たちの栄光』版デザイン。TVシリーズに登場する機体とデザインこそ違うものの、まったく同一の機体という設定である。機体の形状はガンダムサンドロック改(EW版)とほぼ同じで、主武装の“ヒートショーテル”も同様に大型化しており、シールドの先端にはクローが追加された。

 これらに加え、本機はさらに“アーマディロ”と呼ばれる増加装甲を装備した形態で、防御力の強化に加え、補助ブースターの追加によって推力の向上も図られている。

『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』

アディン・バーネット(声優:優希比呂)

「俺がキメるぜッ!!」

 工業都市コロニー“MO-V”のテストパイロット。直情的な性格でパイロットとしての技量も未熟だが、兄のオデルを超えるという目的のため、プログラマーのルシエ・アイズリーと口論しながらも切磋琢磨する。

 MO-Vで新システム“G-UNIT”を搭載した試作機“ジェミナス01”のテストパイロットを務めていたが、突如OZプライズの襲撃を受けた。以後、MO-Vを守る戦いの中に身を置きつつ、パイロットとして大きく成長していく。

ガンダムグリープ(型式番号:OZ-19MASX)

 OZの試作型可変MSをベースに、オデル・バーネットが極秘に製造した機体。攻撃力、防御力、機動力のすべてに優れた超高性能MSである。MA形態、中間形態(アサルトモード)に変形することで、あらゆる環境下において高機動戦闘を行うことができ、その出力はガンダムジェミナスの3倍以上となっている。

 また、パイロットとの神経接続によって機体を自在に制御する“MSCS(精神同調型操縦システム)”を搭載しており、高機動時の操縦負荷を軽減している。ビームランサーやハイパーメガ粒子ランチャーなど非常に強力な武装を備え、MA時にはバスターメガ粒子砲も発射可能。さらに両肩には、ビーム兵器を無効化するリフレクトシールドを装備している。

『機動戦士ガンダムSEED MSV』

シホ・ハーネンフース(声優:大本眞基子)

「平和はもうすぐ訪れる………今は、信じて戦うしかないわ………!」

 ザフトのジュール隊に所属するパイロット。数少ない女性のMSパイロットの一人で、軍に志願する以前は指向性エネルギー発振システムの研究に従事していた。後にビーム兵器試験用に開発されたシグー・ディープアームズのテストパイロットとなり、当機の完成と同時に前線に配属された。

 ヤキン・ドゥーエ宙域での戦いにおいても、ディープアームズを愛機として参戦している。なお、試作ビーム兵器の開発中、ロウ・ギュールの手に渡った極秘データ回収のために出撃し、レッドフレームとも交戦している。

シグーディープアームズ(型式番号:YFX-200)

 ザフトの量産型MSシグーのバリエーション機。ザフトが“GAT-Xシリーズ”から入手した技術を転用し、試験的に開発したビーム兵器をシグーに搭載したテスト機である。装備されている初期型ビームユニットは、動作の信頼性を最優先としたため、発振ユニットの全長が10mを超えることになった。また、巨大なユニットの搭載による負荷の増大に対処するため、本機のパワーユニットおよび、冷却系は改良高出力型に換装されている。

 ビーム砲の性能は期待通りであり、以後に開発されたビーム兵器はすべてこのユニットを基本に設計されている。発振システムの開発に従事したシホ・ハーネンフースは、開発終了後にジュール隊に配属され、ヤキン・ドゥーエ攻防戦では本機に搭乗して出撃している。

リーアム・ガーフィールド(声優:速水奨)

「私は………私の生き方を続ける為に!」

 ロウ・ギュールのジャンク屋のメンバー。自身は遺伝子操作を受けたコーディネイターであるが、ナチュラルの双子の兄を持つ。その出生の特殊性のためか、よりコーディネイターらしく生きようとしており、主にロウに対してであるが、ナチュラルの観察を日課としている。

 個性派ぞろいのメンバーの中では物静かな性格で、あまり目立つタイプではないものの、仲間の危機には作業用のジンを操って戦うなど、行動力と決断力を秘めている。

【初参戦】ワークスジン(型式番号:不明)

 シャンク屋組合に所属する作業用MS。廃棄されたザフトのジンを改修し、作業用のマシンに造り替えた機体で、ロウ・ギュールのジャンク屋チームで使用されている。バックパックがコンパクトになり、通常のジンに比べて機動力や戦闘力は低下しているが、より細かい機体の制御が可能となっている。また、左腕のマニピュレーターが換装され、腰部にはウィンチが設置された。

 なお、非常時にはメビウスに搭載されていたものを改造した“対装甲リニアガン”と、レッドフレーム用のシールドを装備して戦闘を行うこともある。

ロンド・ギナ・サハク(声優:飛田展男)

「フハハハハ………! 地を這う者よ、身の程を知れ!!」

 オーブ五大氏族の一つであるサハク家の後継者。コーディネイターであり、ロンド・ミナ・サハクの双子の弟。オーブでのMS開発を担当しているが、パイロットとしても超一流で、ガンダムアストレイゴールドフレームを駆って戦場へも赴く。

 オーブ代表のウズミ・ナラ・アスハの中立主義に反対しており、地球連合軍によるオーブ侵攻後は、かねてより信念としていた“選ばれた人間による世界統治”を目指し、自らの力で祖国を再建しようとした。

ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(型式番号:MBF-P01-Re)

 ロンド・ギナ・サハクの指示によって生み出されたガンダムアストレイ ゴールドフレーム天にさらなる改修を加えた完成型。未完成状態のものに対し、背部にはコロイド技術を応用して敵機体のエネルギーを放出させ、自機への吸収を可能とする特殊兵装“マガノイクタチ”や、フェイズシフト装甲素材で作られた槍を射出して攻撃する試作兵器“マガノシラホコ”が新たに装備された。

 その性能は改修前と比べてさらに向上しており、ロンド・ギナ・サハクの乗機としてロウ・ギュール達を苦しめた。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』

アスラン・ザラ(声優:石田彰)

「この状況、黙って見過ごしてはいられない!」

 ミネルバに配属された“FAITH”所属のパイロット。前大戦後はカガリ・ユラ・アスハの護衛役を務めていたが、ギルバート・デュランダルにザフトへの復帰を要請され、特務隊FAITHの一員となってセイバーガンダムとともにミネルバに着任した。

 ミネルバではMS隊のリーダーとして活躍を見せるが、やがてデュランダルの唱える正義に疑問を持ち始め、艦を脱走する。脱走の際にシン・アスカに撃墜されて重傷を負ったものの、アークエンジェルに収容され、キラ・ヤマトらと再会した。

セイバーガンダム(型式番号:ZGMF-X23S)

 ユニウス条約締結後にザフトが開発した新規格MS群“セカンドステージシリーズ”の1機。“ZGMF-Xシリーズ(ファーストステージシリーズ)”の性能を受け継ぎつつも、“フェイズシフト装甲”の改良型となる“ヴァリアブルフェイズシフト装甲”を搭載するなど、新たな技術が導入されている。

 また、条約で禁じられた核エンジンの代わりに、外部からの指向性ビームを受信して充電を行う“デュートリオンビーム送電システム”を採用しており、母艦が存在する限り、ほぼ無制限の稼働時間を得ることができる。

 本機は大気圏内での空戦能力を重視して開発された機体で、バックパックに多数のスラスターと大型ウイングを装備することで高い運動性能を誇り、より高機動戦闘に特化したMA形態への変形機構も備えている。

 標準武装となるビームサーベルやビームライフルの他、“アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲”や、“スーパーフォルティスビーム砲”といった強力なビーム砲を備え、機動特性を生かした中近距離の戦闘において高い戦闘能力を発揮した。

ハイネ・ヴェステンフルス(声優:西川貴教)

「FAITHの力! 見せてやるぜ!」

 ミネルバに配属された“FAITH”所属のパイロット。ヤキン・ドゥーエ戦ではホーキンス隊に所属し、多大な戦果を挙げたザフトのエースパイロットで、この時の功績により“FAITH”に任命された。

 新たに始まった地球連合軍との戦いにおいても、オレンジ色に染められたザクファントムで最前線に立ち、連合軍戦艦を数多く撃破している。その後、ギルバート・デュランダルの命令でミネルバに乗り込むこととなり、MS隊を率いていたアスラン・ザラと違って開放的な性格であったことから、ミネルバのパイロットらの意識改革に一役買う。

グフイグナイテッド(ハイネ・ヴェステンフルス専用機)(型式番号:ZGMF-X2000)

 ザフトのトップガン、ハイネ・ヴェステンフルス専用のグフイグナイテッド。ザクウォーリアとの次世代主力機争いに敗れたグフイグナイテッドであったが、高い性能を惜しまれ、先行試作機として少数生産されることとなった。

 本機はハイネらエースパイロットに優先して配備された試作機の1機で、彼のパーソナルカラーであるオレンジで塗装されている。ハイネの乗機として新鋭艦ミネルバに配備され、ダーダネルス海峡での戦闘で地球連合軍と交戦した。

スティング・オークレー(声優:諏訪部順一)

「そらぁッ! 見せてみろよ! お前らの力を!!」

 地球連合軍の特殊部隊“ファントムペイン”に所属するパイロット。地球連合軍によって人為的な強化が施された兵士“エクステンデッド”の一人である。好戦的ではあるが、高い理性と冷静な判断力を有しており、同じくエクステンデッドであるアウル・ニーダとステラ・ルーシェのリーダー的存在となっている。

 仲間らとともにアーモリーワンの軍事工廠へと潜入してカオスガンダムを奪取し、以降はそのパイロットとして追撃してきたザフトの戦艦ミネルバと戦闘を繰り広げた。その後は仲間を失う度に記憶を操作されたことで情緒が不安定になり、MSを運用するための生体CPUとして戦闘意欲のみで戦い続ける。

カオスガンダム(型式番号:ZGMF-X24S)

 ユニウス条約締結後にザフトが開発した新規格MS群“セカンドステージシリーズ”の1機。“ZGMF-Xシリーズ(ファーストステージシリーズ)”の性能を受け継ぎつつも、“フェイズシフト装甲”の改良型となる“ヴァリアブルフェイズシフト装甲”を搭載するなど、新たな技術が導入されている。

 また、条約で禁じられた核エンジンの代わりに、外部からの指向性ビームを受信して充電を行う“デュートリオンビーム送電システム”を採用しており、母艦が存在する限り、ほぼ無制限の稼働時間を得ることができる。

 本機は宇宙空間での戦闘能力を重視して開発された機体で、各部に設置されたスラスターによって優れた機動力を獲得し、さらにその機動性能をより高めることのできる“航空宇宙型MA形態”への変形機構も備えている。武装面では多数の強力な火器を複数装備し、ドラグーンシステム搭載兵器“機動兵装ポッド”を用いたオールレンジ攻撃も可能であるなど、高い攻撃能力を有している。

アウル・ニーダ(声優:森田成一)

「お前はここで死ねよ! サヨナラってな!」

 地球連合軍の特殊部隊“ファントムペイン”に所属するパイロット。地球連合軍によって人為的な強化が施された兵士“エクステンデッド”の一人である。性格は無邪気でいて負けず嫌い。感情の起伏が激しく、やや暴走しがちな人物である。

 スティング・オークレー、ステラ・ルーシェとともにアーモリーワンの軍事工廠へと潜入してアビスガンダムを奪取し、以降はそのパイロットとして追撃してきたザフトの戦艦ミネルバと戦闘を繰り広げた。

アビスガンダム(型式番号:ZGMF-X31S)

 ユニウス条約締結後にザフトが開発した新規格MS群“セカンドステージシリーズ”の1機。“ZGMF-Xシリーズ(ファーストステージシリーズ)”の性能を受け継ぎつつも、“フェイズシフト装甲”の改良型となる“ヴァリアブルフェイズシフト装甲”を搭載するなど、新たな技術が導入されている。

 また、条約で禁じられた核エンジンの代わりに、外部からの指向性ビームを受信して充電を行う“デュートリオンビーム送電システム”を採用しており、母艦が存在する限り、ほぼ無制限の稼働時間を得ることができる。

 本機は特に水中での戦闘能力を重視して開発された機体である。“水中特化型MA形態”への変形機構を持ち、シールドで全身を覆うことで水の抵抗を最小限に抑え、水中においても優れた機動性能を発揮する。

 武装面では、大出力を誇る“カリドゥス複相ビーム砲”や、肩部のシールドに内蔵された“連装ビーム砲”など強力な射撃兵器を装備。また、MA形態時でも魚雷やビーム砲による攻撃が可能で、水中戦においても高い攻撃力を維持している。

ステラ・ルーシェ(声優:桑島法子)

「ステラ………焼きつくす! すべてを!!」

 地球連合軍の特殊部隊“ファントムペイン”に所属するパイロット。地球連合軍によって人為的な強化が施された兵士“エクステンデッド”の一人である。言動にややおぼつかない部分があり、大人しい性格だが、MS戦となれば恐るべき能力を発揮する。

 スティング・オークレー、アウル・ニーダとともにアーモリーワンの軍事工廠へと潜入してガイアガンダムを奪取し、以降はそのパイロットとして追撃してきたザフトの戦艦ミネルバとの戦闘を繰り広げた。そんな中、ディオキアでの休暇中に誤って海に転落した所をシン・アスカに助けられ、以後親交を深めていく。

デストロイガンダム(型式番号:GFAS-X1)

 地球連合軍の戦略装脚兵装要塞。ザフト殲滅の切り札として地球連合軍が軍産複合体“ロゴス”の支援を受けて開発した大型機動兵器である。先に開発されたザムザザーやゲルズゲーの流れを汲む機体で、“陽電子リフレクター”を用いた高い防御力と、機体各所に搭載された多数の射撃兵器によって、単機においても容易に拠点制圧を可能とする圧倒的な戦闘力を誇る。

 中でも腕部の無線操作型ビーム砲“シュトゥルムファウスト”はマニピュレーター先端の“スプリットビームガン”と併用することで、オールレンジ攻撃を行うことができる。また、運動性能は低下するものの、要塞形態と呼ばれるMA形態へ変形することで、機体の持つ火力を最大限に引き出すことが可能となる。

 なお、本機の装備を有効的に使用するには、優れた空間認識能力が必須なため、エクステンデッドの専用機として運用されている。

カガリ・ユラ・アスハ(声優:進藤尚美)

「強すぎる力はまた争いを呼ぶッ!」

 オーブの代表首長。前大戦後、父ウズミの跡を継いてオーブの代表となり、国の復興のために尽力するが、経験不足からうまくリーダーシップを取れずにいる。プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルとの会談のためにアーモリーワンを訪れるが、不運にも“ファントムペイン”による新型ガンダム強奪作戦に遭遇し、一時ミネルバに身を寄せる。

 その後、地球連合とプラントは開戦し、カガリは不本意ながらも、宰相のウナト・エマ・セイランらに押し切られ、大西洋連邦との同盟を結んだ。さらに国情安定のためにユウナ・ロマ・セイランとの結婚を強いられそうになるが、キラ・ヤマトにアークエンジェルへと連れ去られた。仲間たちの中で本来の自分を取り戻した彼女は、改めて戦争終結への道を模索していく。

【初参戦】ストライクルージュ(オオトリ)(型式番号:MBF-02+EW454F)

 ストライクルージュの換装形態の1つ。多目的ストライカーパック“オオトリ”を装着した形態である。オオトリはストライクルージュ専用のストライカーパックで、技術的な問題で実戦への投入が見送られた“I.W.S.P.”をベースに、モルゲンレーテ社が独自の技術を投入して完成させた。

 大気圏内での飛行能力に加え、多数の強力な火砲と“大型対艦刀”を装備し、変化する戦況の中にあってもストライカーパックの交換なしに対応できるようになっている。

ロウ・ギュール(声優:小野坂昌也)

「ジャンク屋の戦い方ってのを見せてやるぜ!」

 ジャンク屋組合に所属する青年。仕事仲間とともに破棄されたMSやそのパーツなどを回収、再生することで生計を立てるジャンク屋である。メカを一見しただけでその特性や故障箇所を見抜く天才的な感性と技術を備えており、またジャンク屋という職業に強い誇りを持っている。

 性格は大雑把で、深く考えずに無謀な行動を取ることも多いが、情に厚い熱血漢である。地球連合軍とザフトの戦闘によって崩壊した直後のコロニー“ヘリオポリス”に、ジャンクパーツの回収を目的に訪れており、その際偶然にもオーブが極秘開発していた試作MS“ガンダムアストレイシリーズ”を回収した。

 それをきっかけに以後さまざまな事件に巻き込まれるが、持ち前の根性と柔軟な発想力、そしてジャンク屋仲間とのチームワークで窮地を乗り越えていく。

【初参戦】ガンダムアストレイ レッドフレーム改(型式番号:MBF-P02KAI)

登場作品:『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』

 ガンダムアストレイレッドフレームの改修機。“ライブラリアン”を名乗る謎の組織による襲撃に対応するため、戦闘で破損したレッドフレームを、ロウ・ギュールが大改修した機体である。

 ロウのジャンク屋稼業の集大成とも言えるMSであり、彼が今まで手掛けてきた数多くのMSの技術が惜しみなく投入されている。背中に装備された“タクティカルアームズIIL”は、飛行形態となる“フライトフォーム”や、巨大な実体剣となる“ソードフォーム”など、形を変えることでさまざまな機能を発揮することができる。

 また、ターンデルタのパーツを組み込んだことで、特殊推進システム“ヴォワチュール・リュミエール”の運用も可能となった。さらに、ロストテクノロジーによって作られた“ガーベラ・ストレート”と“タイガー・ピアス”の2振りの実体剣を装備している。

『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY』

アグニス・ブラーエ(声優:福山潤)

「人々の、心の扉を開く………俺達はその手伝いをしていく者だ!」

 火星から地球へ派遣されたマーシャンの使節団のリーダー。高い戦闘能力やリーダーの資質を与えられて産まれてきたコーディネイターである。

 MSの操縦技術にも優れ、デルタアストレイのパイロットを務めている。自分の能力に自信と誇りを持ち、任務に対してはつねに冷静に対応しようとするが、短気な性格から感情を爆発させることも多い。

【初参戦】デルタアストレイ(型式番号:GSF-YAM01)

 火星で初めて作られたMS。火星移住者“マーシャン”が、ジャンク屋のロウ・ギュールの持ち込んだ技術と、深宇宙探査開発機構“DSSD”の技術を組み込んで完成させた機体である。

 動力源として核エンジンを使用し、また地球圏での運用も考慮して“ニュートロンジャマーキャンセラー”を搭載している。さらに推進システムとして“ヴォワチュール・リュミエール”が導入されており、極めて高い加速能力と機動性能を獲得している。

『機動戦士ガンダム00』

刹那・F・セイエイ(声優:宮野真守)

「俺は戦う! 争いを生む元凶を破壊する為に!」

 ソレスタルビーイングのガンダムマイスター。過去の国連軍との戦いで消息不明となるが、その後も独自に行動を継続していた。しかし、未だ変わることのない世界に再び歪みを感じ取ると、新生ソレスタルビーイングへと合流を果たし、独立治安維持部隊アロウズに対して武力介入を開始する。

 そっけない態度は以前と変わらずであるが、仲間を信じ、より強固な目的を持って戦いに挑むなど精神的な成長を見せ、さらには戦いのみに生きる自身を変えたいという意志を抱き始めている。

ガンダムエクシアリペア(型式番号:GN-001RE)

 GNフラッグとの戦闘で損傷したガンダムエクシアを、応急修理した機体。戦闘で失った左腕はカバーで隠され、損壊した頭部の右カメラアイは、破棄されたティエレンのモノアイで代用している。武装もほとんどを失っており、残されたGNソードも先端部分が破損している。

 国連軍との最終決戦から4年後、建造中のコロニー“プラウド”において地球連邦の独立治安維持部隊アロウズが、反政府勢力であるカタロンの殲滅作戦を行っていたところに出現。アロウズの新型MSアヘッドと交戦する。

ミスター・ブシドー(声優:中村悠一)

「ええい………! 私は戦いたいのだ! 戦って………“勝ちたい”のだ! ガンダムに!」

 独立治安維持部隊アロウズに所属するパイロット。独自行動の免許を持つ『ライセンサー』としてアロウズへ配属されたワンマンアーミーである。過去のソレスタルビーイングとの戦いで受けた顔の傷を仮面で隠しており、その陣羽織風の独特な制服も相まって、周囲からは“ミスター・ブシドー”と呼ばれるようになった。

 “ガンダム”に対し異常なまでの執着を示し、特に刹那・F・セイエイと彼が搭乗するガンダムとの因縁を宿命だと感じており、その決着をつけるためだけに戦場に身を置いている。それ故にガンダムと直接対峙しない作戦には参加せず、さらにガンダムとの戦いであっても相手が万全でない場合は決着を見送るなど独自の行動を取る。

マスラオ(型式番号:GNX-U02X)

 元ユニオンの技術陣が連邦の次期主力機として開発したテスト機。当初はアヘッドをベースに開発が行われていたが、アロウズのミスター・ブシドーの専用機になることが決定した段階で、ベース機をユニオンフラッグとするなど大幅な設計変更の末に完成した。

 本機の性質にはパイロットの要望が強く反映されており、高機動な上、格闘戦に特化した機体となっている。また、擬似太陽炉搭載機では初めて“トランザムシステム”が組み込まれた。

 主武装として極めて高い破壊力を有する大小二振りのGNビームサーベルを装備。さらに頭部にはリング状の粒子ビームを放つ“ビームチャクラム”を搭載している。

ヒリング・ケア(声優:川庄美雪)

「イノベイターの力、今日こそた~っぷり見せてあげるわ!」

 独立治安維持部隊アロウズに所属するイノベイター。その実体は、人類の進化した姿であるイノベイターを模して作り出されたイノベイドである。イノベイターという自身の存在に誇りを持ち、同系列の遺伝子パターンを持つリボンズ・アルマークの影響か、人間の内面や感情的な行動を蔑んでいる。

 戦闘中は無邪気で好戦的になり、主にリヴァイヴ・リバイバルと、作戦行動をともにすることが多い。独自行動の免許を持つ“ライセンサー”としてアロウズへと配属され、メメントモリでの戦闘ではガデッサに搭乗して多数の敵艦隊を撃破し、その後も乗機をガラッゾに換えながら、ソレスタルビーイングと幾度となく交戦した。

【初参戦】スペルビアジンクス(型式番号:GNX-612T/AA)

 強襲揚陸戦用の特殊ジンクス。海からの奇襲を目的として開発された機体で、ジンクスIIIの発展機に分類されているが、イノベイドの最新技術が盛り込まれ、同時期に開発されていた次世代機ジンクスIVに近い機体とされる。

 水中を移動する際は、センサーユニット、ウエポンユニット、ホバーユニットからなる強襲揚陸ユニットを装備し、上陸時にパージする。両腕に設置された“GNクナイ”は“GNバルカン”と一体化した実体剣で、さらに奇襲用の“GNビームニードル”も内蔵している。

 本機はアロウズの主導で行われた特殊任務に使用されたことから、パイロットもアロウズ所属兵、もしくは独自行動の免許を持つ“ライセンサー”などに限られた。

刹那・F・セイエイ(声優:宮野真守)

「そうだ………! 俺が………! 俺たちが、ガンダムだッ!!」

 ソレスタルビーイングのガンダムマイスター。プトレマイオスを母艦とするガンダムエクシアのマイスターで、自らを『ガンダム』と名乗り、戦争根絶のために戦う少年。年齢の割には冷めた思考を持ち、他者との触れ合いを嫌う傾向にあるが、アザディスタンの皇女マリナ・イスマイールとの出会いや、他のガンダムマイスターと行動をともにする中で大きく成長していく。

【初参戦】ガンダム アヴァランチエクシアダッシュ(型式番号:GN-001/hs-A01D)

登場作品:『機動戦士ガンダム00V戦記』

 ガンダムアヴァランチエクシアの宇宙戦仕様。高機動用ユニット“アヴァランチ”を装着したエクシアに、さらに“ダッシュユニット”を追加した形態である。脚部に装着するダッシュユニットは、アヴァランチエクシアを宇宙空間での運用に対応させるもので、足の裏にGNバーニアを配置する高機動モードに変形することで、格闘戦における運動性能を向上させることができる。

 また、ユニットの先端には“GNビームサーベル”を内蔵した“GNクロー”装備しており、武装面での強化も図られている。

『機動戦士ガンダム00F』

ハナヨ(声優:花澤香菜)

「ガンダム・アルテミー。私のガンダム………!」

 ハロと同型の独立AIの中にいる少女。その正体はデータとしてのみ存在するイノベイドで、かつては『ガンダムマイスター874』としてガンダムサダルスードのマイスターを務めていたが、現在はハロに封印されており、必要に応じて立体映像として姿を現す。

 ソレスタルビーイングのサポート組織“フェレシュテ”に所属し、“ヴェーダ”とのコンタクトや、フォン・スパークの手錠の管理など、多岐にわたる作業を行う。また、フォンが出撃する際はMSに同乗し、彼のサポートと監視の役目を担っている。

【初参戦】ガンダムアルテミー(型式番号:GNY-0042-874)

登場作品:『機動戦士ガンダム00P』

 ソレスタルビーイングが開発した第3世代ガンダムの1機。“ヴェーダ”とリンクする機体をすべて制御下に置く“トライアルシステム”の運用試験のために設計された機体である。武装は“GNビームスプレーガン”に加え、遠隔操作が可能な“GNビット”を背部に4基装備するなど、高い攻撃力を有している。

 開発途中で計画が一時凍結されていたが、後にガンダムマイスターのハナヨの依頼で組み上げられ、反乱を起こしたビサイド・ペインとの戦闘に参加した。その後、本機は新生ソレスタルビーイングのGNアーチャーに改造され、再び実戦に投入されている。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』

三日月・オーガス(声優:河西健吾)

「おい………バルバトス………! いいから寄越せ………お前の全部………!」

 火星の民間警備会社CGSの参番組に所属する少年。小柄ながら強靭な肉体と精神力を備え、危険な阿頼耶識システムの手術を3度耐え抜いた。あまり細かいことを気にせず、多くのことに無関心に見えるが、仲間を思う気持ちは誰よりも強い。

 一方で敵に対しては冷酷で、戦場では容赦なく命を奪う。幼少期から生死をともにしてきたオルガ・イツカとは強い絆で結ばれており、彼の頼みならばどんな仕事でも引き受ける。阿頼耶識システムによる高い空間認識能力を持ち、MSの操縦技術にも優れていたことから、ギャラルホルンのCGS襲撃の際にガンダム・バルバトスで出撃した。鉄華団結成後も、オルガや仲間のためにガンダム・バルバトスの専属パイロットとして戦い続ける。

【初参戦】ガンダム・バルバトスルプスレクス(型式番号:ASW-G-08)

 ガンダム・バルバトスルプスの改修機。MAハシュマルとの死闘で深刻なダメージを負ったバルバトスルプスを、歳星のMS工房で大規模改修した機体である。阿頼耶識システムを通して機体との同調が進んだ三日月・オーガスの戦闘データに合わせ、機体の反応速度を限界まで高めている。

 損傷した内部フレームも調整が行われ、格闘戦を得意とする三日月に合わせて前腕部が巨大化し、指先には希少金属を用いた鋭い爪を装備。また、背部に移植されたハシュマルのテイルパーツは、“テイルブレード”として変幻自在の刺突攻撃を繰り出すことができる。さらに対艦戦闘も視野に入れて開発された“超大型メイス”を主兵装として装備する。

ラフタ・フランクランド(声優:日笠陽子)

「絶対ダーリンの役に立ってみせる!」

 タービンズに所属するMSパイロット。名瀬・タービンの恋人の一人で、彼のことを“だーりん”と呼ぶ。性格は快活で自由奔放。MSの操縦技術に優れ、高機動MS百里を自在に操る。

 鉄華団がテイワズの傘下になってからは彼らと親交を深め、昭弘・アルトランドらの訓練にも付き合わされている。名瀬の指示で地球に降下した鉄華団にも同行し、彼らの戦闘を支援した。

【初参戦】百里(型式番号:STH-14s)

 テイワズおよび、その下部組織で運用されている高機動MS。圏外圏を拠点とするテイワズが、デブリ帯などの障害物の多い航路を哨戒するために開発した機体である。

 大型ブースターを備えたバックパックは、エイハブ・ウェーブを感知するセンサーを内蔵し、さらにウェポンコンテナとしての役目も果たす。また腕を収納し、巡航形態へ変形することで長距離の移動も可能となっている。

アミダ・アルカ(声優:田中敦子)

「アタシを甘くみるんじゃないよ! お利口さん達ッ!!」

 名瀬・タービンの第一夫人。かつて傭兵をしていた時代に名瀬と出会い、それ以来、大事なパートナーとして彼を支え続けている。シングルナンバーの百錬を操る凄腕のパイロットであり、戦闘となれば自ら出撃してMS隊の指揮を執る。

 気が強く男勝りな性格だが、同時に深い母性にあふれる女性で、タービンズのメンバーからは“姐さん”と慕われている。

【初参戦】百錬(アミダ機)(型式番号:STH-05/AC)

 タービンズに所属するアミダ・アルカの専用機。稼働している百錬の中でも、シングルナンバーと呼ばれる初期に製造された9機のうちの1機。シングルナンバーは部品の一部に高純度の金属が使用されており、最高出力と反応速度において、通常型を上回る性能を発揮する。

 9機はテイワズ代表のマクマード・バリストンより9つの下部組織へと贈られ、タービンズに配備された機体は、アミダ・アルカの専用機として運用されている。

ヴィダール(声優:松風雅也)

「さあ………お前の待ち望んでいた戦場だ」

 月外縁軌道統合艦隊アリアンロッドに所属するMSパイロット。顔を仮面で隠し、その経歴も明らかにされていない謎の人物。戦闘では卓越した操縦技術を発揮し、自分と同じ名前を持つガンダム・ヴィダールを愛機としている。

 また、マクギリス・ファリドとは浅からぬ因縁があるらしく、指揮官のラスタル・エリオンに対して、彼の動向についての助言をたびたび行っている。口数も少なく、その素性から同僚のジュリエッタ・ジュリスには当初不審の目で見られていたが、ともに戦う中で次第に交流を深めていく。

【初参戦】ガンダム・ヴィダール(型式番号:ASW-G-XX)

 月外縁軌道統合艦隊アリアンロッドに所属するガンダム・フレームのMS。ギャラルホルン内でも存在が極秘扱いとされていた謎の機体。その正体はエドモントンの戦いで損傷したガンダム・キマリスで、ラスタル・エリオンの指示によって回収され、修復と偽装が施された。

 バックパックには3基目となるエイハブ・リアクターが搭載されているが、これはリアクターの固有周波数を特定されないための偽装用である。また、コックピットには“阿頼耶識TypeE”と呼ばれる擬似阿頼耶識システムが搭載された。

 これはグレイズ・アインに搭載されていた阿頼耶識システムをアイン・ダルトンの脳ごと移設したもので、パイロットにかかる負荷を彼の脳が肩代わりすることで、機体性能を最大限に引き出すことが可能となる。主兵装として、相手を刺突後に刀身を切り離し、爆発させることが可能な“バーストサーベル”を装備。

石動・カミーチェ(声優:前野智昭)

「准将の機体………使いこなしてみせる!」

 地球外縁軌道統制統合艦隊の司令に就任したマクギリス・ファリドの副官。マクギリスとは監査局時代から面識のある腹心の部下で、口数は少なく、非常に冷静な人物。コロニー出身者のため、さまざまな差別を受けてきたことから、マクギリスが目指すギャラルホルンの改革を支持している。

 MSの操縦能力に優れ、シュヴァルベ・グレイズやヘルムヴィーゲ・リンカーといった扱いの難しい機体も乗りこなす。圏外圏の事情に精通していることから、“夜明けの地平線団”討伐の際には火星圏に派遣され、鉄華団と共闘した。

【初参戦】シュヴァルベ・グレイズ(石動機)(型式番号:EB-05s)

 グレイズと同型フレームのカスタム機。グレイズの試作機をベースに、より高出力、高機動をコンセプトに改修された機体で、肩部や脚部にスラスターを追加し、背部には大型フライトユニットを装備している。

 汎用性に優れたグレイズと異なり、低出力時は機体の安定度が低いためにパイロットの技量を要求されるが、高出力時には大気圏内であっても非常に高い機動力を発揮することができた。

 兵装などはグレイズと共通であるが、搭乗者が固定されていることが多く、パイロットに応じたカスタマイズが施されている。本機はマクギリス・ファリドの専用機であったが、彼がグレイズリッターに搭乗することになったために、部下の石動・カミーチェが譲り受け、宇宙海賊“夜明けの地平線団”討伐の際に使用した。

ジュリエッタ・ジュリス(声優:M・A・O)

「ラスタル様の剣として、貴方を倒す!」

 月外縁軌道統合艦隊アリアンロッドに所属するMSパイロット。平民出身で身寄りのない少女だが、非常に優れたMSの操縦技術をラスタル・エリオンに見込まれ、アリアンロッド所属となった。

 拾ってくれたラスタルには忠誠を誓っているが、裏表がない性格で、セブンスターズのイオク・クジャンに対しては容赦なく“バカ”呼ばわりをする。また、かつてガラン・モッサのもとで戦闘訓練を受けており、彼のことを“ひげのおじさま”と慕っている。新型機のレギンレイズやレギンレイズ・ジュリアを乗機とし、再起動したハシュマルや鉄華団を相手に激闘を繰り広げた。

【初参戦】レギンレイズ(ジュリエッタ機)(型式番号:EB-08s)

 ジュリエッタ・ジュリス専用のレギンレイズ。月外縁軌道統合艦隊アリアンロッドに配備された、新型機レギンレイズの初期生産分18機のうちの1機である。本機はパイロットであるジュリエッタの意向で近接格闘戦を重視したカスタマイズが施され、さらなる高出力化と機動性の向上が図られている。

 専用武装として、有線式アンカーを内蔵した打突兵器“ツインパイル”を装備する。

イオク・クジャン(声優:島﨑信長)

「どんな敵でも全力を尽くすのが、クジャン家の教え!」

 セブンスターズの一家門クジャン家当主。ギャラルホルン月外縁軌道統合艦隊アリアンロッドに所属し、第二艦隊の指揮官を任されている。艦隊司令であるラスタル・エリオンを信奉する一方で、妾の子であるマクギリス・ファリドがセブンスターズに名を連ねることを快く思っていない。

 自信家で思慮が浅く、火星ではMAハシュマルが目覚める一因を作った他、タービンズ殲滅戦では禁止兵器“ダインスレイヴ”を持ち出したことを革命軍に糾弾されるなどの失態を重ねる。それでも、本人の人柄のよさに加え、先代当主の人望も厚かったことから、部下たちには慕われていた。

【初参戦】レギンレイズ(イオク機)(型式番号:EB-08s)

 イオク・クジャン専用のレギンレイズ。月外縁軌道統合艦隊アリアンロッドに配備された、新型機レギンレイズの初期生産分18機のうちの1機である。本機はイオクの専用機を示す黒と黄色のカラーリングが施され、また、彼の身を案じた部下の進言により長距離支援型としてカスタマイズされている。

 専用武装として、試作段階の“長距離レールガン”と“ナイトブレード”を装備する。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』

アルジ・ミラージ(声優:安田陸矢)

「俺を………! アスタロトを、ナメるなぁ!!」

 右腕に機械式の義手を装着している傭兵の少年。5年前、ガンダム・フレームの機体に家族と右腕を奪われており、その仇を討つために傭兵となった。暗殺依頼を受けてテッド・モルガトンのもとを訪れるが、別の刺客が操るトリアイナに襲撃され、テッドの命令でヴォルコ・ウォーレンから託されたガンダム・アスタロトに乗り込んで迎え撃つ。

 その後は自分を庇って命を落としたテッドへの恩返しと、ガンダムに復讐する力を手に入れるためにアスタロトのパイロットとなった。義理堅い性格であるが、無愛想で女性を苦手としている。阿頼耶識システムの手術は受けていないものの、義手とMSを神経接続することで、高い反応速度を生かした操縦を行うことができる。

【初参戦】ガンダム・アスタロトリナシメント(型式番号:ASW-G-29)

 ガンダム・アスタロトの改修機。本来の姿の82%の状態まで復元されたアスタロトであったが、ナナオ・ナロリナに強奪され、木星圏の闇市場で発見された時には大半の装備が失われていた。

 本機はそのアスタロトを、他のMSの装備を用いて再度修復した機体で、左右非対称の歪な姿に戻ってしまっている。また、改修に合わせて火薬式の“ダインスレイヴ”を内蔵する“バスタードチョッパー”を追加し、左腕にシールドを兼ねたサブナックルを装備するなど、武装面の大幅な強化が図られた。

 しかし、アルジ・ミラージの戦闘特性に合わせた重武装と重装甲が施された結果、彼にしか乗りこなすことができないアンバランスな機体に仕上がっている。

サンポ・ハクリ(声優:鈴木崚太)

「待ってろよユハナ………! 俺が必ず学校に入れて、嫁に出して、幸せにしてやる………!」

 妹とともに傭兵稼業を営むヒューマンデブリの少年。性格は冷静で真面目。ヒューマンデブリの身を脱して、妹を学校に行かせることを夢見ている。MS戦ではハクリ・ロディに搭乗して兄妹で息の合った連携を見せ、好戦的なユハナをサポートをする。

 ロザーリオ・レオーネの依頼でリアリナ・モルガトンを襲撃し、アルジ・ミラージの駆るガンダム・アスタロトと交戦した。その後は妹を人質に取ったジャンマルコ・サレルノに命じられ、ロザーリオに狙われているアルジ・ミラージを救援する。

【初参戦】ハクリ・ロディ(サンポ機)(型式番号:UGY-R41/H)

 傭兵のハクリ兄妹が使用するマン・ロディのカスタム機。デブリ帯で破棄されていたマン・ロディをハクリ兄妹が偶然入手し、改修した機体である。

 基本性能はマン・ロディと変わらないが、頭部とコックピットブロックが破壊されていたため、新たなユニットに換装され、阿頼耶識システムは搭載されていない。本機は兄のサンポ・ハクリの搭乗機で、左肩が青で塗装され、ガンダム・グシオンのものと同型の『チョッパー』を専用装備としている。

ユハナ・ハクリ(声優:小松未可子)

「アタシたちはもっともっと稼いで………! その金で、今度こそ“人間に戻る”んだ!!」

 兄とともに傭兵稼業を営むヒューマンデブリの少女。性格は享楽的で豪快。正反対の気質ながら、兄のサンポのことを大事に思っている。MS戦ではハクリ・ロディに搭乗して兄妹で息の合った連携を見せ、好戦的なユハナが前衛を担う。

 ロザーリオ・レオーネの依頼でリアリナ・モルガトンを襲撃し、アルジ・ミラージの駆るガンダム・アスタロトと交戦した。その後はジャンマルコ・サレルノに捕らわれ、サンポを働かせるための人質にされている。

【初参戦】ハクリ・ロディ(ユハナ機)(型式番号:UGY-R41/H)

 傭兵のハクリ兄妹が使用するマン・ロディのカスタム機。デブリ帯で破棄されていたマン・ロディをハクリ兄妹が偶然入手し、改修した機体である。基本性能はマン・ロディと変わらないが、頭部とコックピットブロックが破壊されていたため、新たなユニットに換装され、阿頼耶識システムは搭載されていない。

 本機は妹のユハナ・ハクリの搭乗機で、左肩が黄色で塗装され、ガンダム・グシオンのものと同型の『ロングアックス』を専用装備としている。

『機動戦士ガンダム00』

スメラギ・李・ノリエガ(声優:本名陽子)

「ソレスタル・ビーイングの戦術、見せてあげるわ!」

 兄とともに傭兵稼業を営むヒューマンデブリの少女。性格は享楽的で豪快。正反対の気質ながら、兄のサンポのことを大事に思っている。MS戦ではハクリ・ロディに搭乗して兄妹で息の合った連携を見せ、好戦的なユハナが前衛を担う。

 ロザーリオ・レオーネの依頼でリアリナ・モルガトンを襲撃し、アルジ・ミラージの駆るガンダム・アスタロトと交戦した。その後はジャンマルコ・サレルノに捕らわれ、サンポを働かせるための人質にされている。

プトレマイオス

 ソレスタルビーイングの宇宙輸送艦。ソレスタルビーイングの所有するMS“ガンダム”を運用するために設計された艦で、クルーたちからは“トレミー”の愛称で呼ばれている。最大4基装備するコンテナ内に、それぞれガンダムを格納することが可能で、発進時は艦首に備えられたリニアカタパルトによって射出する。

 しかし、艦の動力源はガンダムの持つ“GNドライヴ”に依存しているため、すべてのガンダムが出撃すると活動時間が制限されてしまう。あくまでもガンダムの輸送と後方支援を目的として建造され、戦艦のような重武装を持っていなかったが、後に収納コンテナを強襲用コンテナに換装することで武装の強化に成功している。

 ソレスタルビーイングが武力介入を開始して以降、ガンダムの拠点としてその活動を支え、国連軍との最終決戦まで数々の戦いを潜り抜けた。

『新機動戦記ガンダムW』

ビルゴ(型式番号:OZ-02MD)

 OZのツバロフ技師長が、ヴァイエイトとメリクリウスを参考にして開発した量産型モビルドール。最初からモビルドールとして設計された機体で、コックピットは持たない。右腕に大口径ビームキャノン、左肩に“プラネイトディフェンサー”を装備し、攻撃と防御の双方に優れた機体となっている。

 プラネイトディフェンサーの死角を補うため、3機1組となって行動することが多い。ロームフェラ財団の主力兵器として大量に生産され、その高性能と集団戦術をもって従来のMSを圧倒した。なお、機体名は乙女座に由来する。

『機動戦士ガンダム00F』

ジンクスIIキャノン(型式番号:GNX-607T/BW)

 ジンクスIIの砲撃戦型バリエーション機。頭部は射撃用カメラを搭載したものに換装されており、右肩のハードポイントに装備された“GNキャノン”と連動することで、高精度の遠距離攻撃を可能とする。

 また、GNキャノンを両肩に装備することで、砲撃能力をさらに高めることもできる。アフリカのミサイル基地防衛戦において出撃し、反国連軍に参加したガンダムアストレアタイプF2と交戦している。

『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』

【初参戦】シビリアンアストレイ DSSDカスタム(型式番号:UT-1D)

 深宇宙探査開発機構“DSSD”の多目的型MS。オーブ軍のアストレイ系MSをベースに、オーブ技術者やジャンク屋組合の協力を得て開発された機体である。特殊なバイザーに守られた高精度センサーを頭部に装備し、背部には“ヴォワチュール・リュミエール”の先駆型となる電磁推進システムを搭載している。

 武装は取り回しに優れた小型のビームガンと、作業用のものを流用したビームトーチを装備する。DSSDでは宇宙空間での作業および自衛用に用いられ、特殊部隊“ファントムペイン”のホアキン隊によるトロヤステーション襲撃の際は、その迎撃にあたった。

『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R』

リジェネレイトガンダム(型式番号:ZGMF-X11A)

 ザフトの試作型可変MS。ザフトが地球連合軍より奪取したイージスガンダムをベースに開発した機体で、MS形態の他に、強襲用のMA形態とMA巡航形態の3種類に変形する可変機構を持つ。バックパック部分が本体であり、戦闘中にMS部分が破壊されてもパーツ交換によって、何度でも再生し、戦いを継続することができる。

 さらに本機はミーティアに近い運用が想定されていたため、コネクタの存在する機体ならば連合製、ザフト製を問わずに取り付いて、コントロールを奪うことも可能である。また、推進機関には“ライトクラフト・プロバルジョン”と呼ばれるレーザー加速システムが採用されており、ジェネシスαからレーザーを受けることで推進剤を爆発燃焼させ、超加速を得ることができる。

『機動戦士ガンダム00F』

【初参戦】ブラックアストレア(型式番号:GNY-001FB)

 ガンダムアストレアタイプFの複製機。イノベイド陣営が『ヴェーダ』内のデータから再製造したガンダムアストレアタイプFである。性能はオリジナル機と同様であるが、動力源が擬似太陽炉となり、機体色は黒に変更されている。ヴェーダのある月面施設に向かうフォン・スパークの迎撃のため、イノベイドが搭乗して出撃した。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』

【初参戦】プルーマ(型式番号:不明)

 ハシュマルに随伴する小型サブユニット。ハシュマルからマイクロウェーブによるエネルギー供給を受けて活動する無人機で、攻撃以外にも資源の補給や、本体の修復なども担っている。

 資源がある限りハシュマルの内部で自動生産され、1機あたりの戦闘力は低いものの、物量と連携によって敵を制圧する。武装は両腕のクローと尾部のドリル、さらに前面部には“レールガン”を装備する。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』

【初参戦】ガンダム・ダンタリオン(型式番号:ASW-G-71)

 ザルムフォート家が所有するガンダム・フレームのMS。300年前の『厄祭戦』末期に開発された72機のガンダム・フレーム採用機の1機で、エイハブ・リアクターを2基搭載し、これを並列稼働させることで膨大な出力を得ることができる。

 本機はガンダム・フレーム機の中でも最後期に完成した機体で、先行して実戦に投入された同フレーム機の戦闘データを基に、大幅な仕様の変更が繰り返し行われた。その結果、さまざまなオプション兵装を装着することであらゆる戦局に対応可能な機体となり、戦争終結間際に完成したにもかかわらず、非常に高い戦果を挙げたことから、ザルムフォート家の象徴として受け継がれている。

 なお、ネイキッドと呼ばれるこの状態は、重力下やコロニー内での戦闘を想定した軽装甲装備で、機動性、俊敏性に優れ、高い格闘戦能力を発揮することができる。

『ジージェネレーションシリーズ』

フェニックスガンダム(型式番号:GGF-001)

 どの時代に、どのような目的によって開発されたのかが一切不明のMSである。“ガンダム”の名を冠するにふさわしい機体性能を持ち、武装面ではビーム・サーベルとビーム・ライフルの他、バインダー部に連結されたメガ・ビーム・キャノンやオールレンジ攻撃を可能とするフェザー・ファンネルなど充実した火力を持っている。

 また、機体装甲にはナノマシンによって損傷箇所を自己修復する“ナノスキン装甲”を用いているが、機体が発見された時には、修復した際に使用したと思われるナノマシン残骸が機体表面を覆っているのみで、その機能は完全に作動しておらず再生能力は無いに等しい。

 本来ならば、ナノスキン装甲によって内部機器すら自己修復を行う予定であった為か、機体表面にはメンテナンスハッチが存在せず、その他にも高い大気圏内飛行能力を持ちながら、推進剤の補充を必要とせず長時間の行動が可能など、不可解な技術で構成されている。

※画面は開発中のものです。
※情報は、発表日現在のものです。発表後予告なしに内容が変更されることがあります。
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

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  • 対応機種:Steam
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