『専門学校JK』が“やりなおし”の新刊発売! バズって連載復活した問題作の、さらに問題山積みな第1巻

電撃オンライン
公開日時

 2018年秋、Twitterで大きな反響を呼んで連載復活したコミック『専門学校JK』の新シリーズ、『専門学校JK Ctrl+Z(やりなおし)』の第1巻が本日7月26日に発売されました。価格は650円+税。

 『専門学校JK』は、アニメ・エンタメ系専門学校の高校の部で学ぶ女子生徒たちのリアルすぎる実態を赤裸々に描いた、今までにない異色のスクールデイズコミックです。

 電撃PlayStationの付録“デンプレコミック”他で連載されていましたが、単行本の売れ行きが振るわず本連載は2018年4月に終了。2018年6月には単行本の最終2巻が刊行され、完全に“打ち切り完結”していた作品でした。

 そんな本作が再浮上するきっかけとなったのは、2018年9月30日からの著者・ほっけ様(@nukosama)による『専門学校JK』を宣伝する2度のマンガ付きのツイートでした。

 どちらも約22,000件以上のリツイートと約35,000件以上の“いいね!”がされ、約1カ月の間に2度『専門学校JK』がネット上で大きくクローズアップされました。

 そのタイミングで初めて『専門学校JK』を読んだ一般ユーザーの中には、『専門学校JK』の画像を添付したネタ的なツイートをする投稿者も数多く登場しました。

 さまさまな夢を意識高く持っていながらも、努力も少なく考えも甘い。そんな作中の専門学校生たちを表現した、身につまされる語句を切り取ったそれらの画像ツイートは、“(読むと)心や精神がえぐられる……”といった感想ツイートとともに多くの人に拡散されていきました。

 そして、複数のネット系ニュースがこのバズりを取り上げ、さらには打ち切りとなったはずの本作の第1巻がAmazonのコミック売れ筋ランキングで2日間総合第1位をキープするという、驚きの事態に発展しました。

 長年、代々木アニメーション学院でイラスト科講師を務めてきた著者・ほっけ様が本作を描いていることも、多くの読者に再評価される要因となりました。なんとも自由すぎるキャラクターたちを、実在した学生をモデルにし、尽きないおもしろ実話を題材にするなどして、リアルかつ露骨に描写していく作風が多くの共感を呼びました。

 そんなドラマチックな経緯を経て、2018年12月より電撃ツイッターマガジン(@dentsuma)で連載復活となったのが、新シリーズ『専門学校JK Ctrl+Z(やりなおし)』。

 主人公の大宮はるこらは、前シリーズのラストで舞台となる代々木アニメーション学院を卒業していますが、本作ではどのようなかたちで物語が始まるのか?

 新シリーズからは4コマではなく4ページマンガの連作形式になっており、表現はよりダイナミックになり、“心えぐられる度”もさらにパワーアップしています。本作らしく、いろんな意味で“やりなおし”となる衝撃の第1話にも要注目です。




  • ▲前シリーズの4コマから4ページ漫画になった『専門学校JK Ctrl+Z』。こんな誰もがグサグサくるネタが満載です!

『専門学校JK Ctrl+Z』第1巻書店購入特典

  • ▲ゲーマーズ/描き下ろしブロマイド
  • ▲メロンブックス/描き下ろしイラストカード
  • ▲アニメイト/描き下ろし4コマシート

(C)HOKKE-SAMA 2019

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら