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いきなりエルンスト戦!? スマホ新作『イース6』は物語もシステムも完全オリジナル【イース6オンライン日記#1】

ライオン松本
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 Restar Gamesから2021年春に配信予定のiOS/Android用アプリ『イース6 オンライン~ナピシュテムの匣~』(以下、イース6)。そのプレイ日記をお届けします。

 本作は、アクションRPG創世期の金字塔と呼ばれるほどの超名作『イース』シリーズの第6作目である『イース6 ―ナピシュテムの匣―』がスマホ用オンラインゲームとなって復活したものです。

 2003年の発売から10年以上経ったにもかかわらず、根強いファンを得続けたシリーズの最新作を最速で体験させてもらえたので、その魅力を伝えていきます。

 第1回目となる今回は、進化したグラフィックやキャラクターたちなど最速で体験した内容をレポートしていきます!


※記事の内容は2021年3月5日に行われた先行体験版によるもので、正式版とは異なる場合があります。

『イース6』が令和に蘇る

 2003年に発売され、『イース』シリーズの中でも根強い人気を持つ『イース6』が10年以上の時を超えてオンラインゲームとしてスマホに復活! あの絶海の孤島を舞台にアドルが帰ってきました!

 そもそも『イース』とはなんぞや? という方に簡単に説明すると広大なエレシア大陸という異世界で主人公“アドル・クリスティン”の冒険を描いた王道のアクションRPG作品で、今から30年以上前から続く日本ファルコムの代表作の1つです。

 そして『イース6』では、エレシア大陸の遥か西、世界の最果てにあるカナンの大渦に囲まれたカナン諸島という島々を舞台にレダ族という亞人たちとの交流やRPG定番の平原や洞窟、古代遺跡の探索を楽しむことができる作品でした。

 個人的にも昔から遊んできたファルコム作品の中でも、かなり思い出深く残る良質なゲーム作品という記憶が刻まれています。

 詳しい物語については、イースポータルサイトで小説風のものが読めるのでぜひチェックしてみてください。

 また、長く続く『イース』作品の歴史と物語を振り返ることができる記事を、電撃オンラインで掲載しているのでぜひ覗いてみてくださいね。

グラフィック進化し過ぎ……! ついにスマホ版『イース6』が遊べる!

 今回はそんな多くの思い出が詰まった『イース6』のリメイクとも言える本作をプレイさせてもらいました。

 初めはアルマさまから職業を決めるための質問が行われる形でした。やはりオンライン形式なので、自分のオリジナルキャラを操作するようですね。

  • ▲初めはアルマさまからいくつかの質問をされます。ここでの回答で、おすすめの職業が決まるようでした。

 初期職業は、戦士、魔導士、レンジャー、アサシンの4種となっています。今回は個人的にアドルへの憧れから戦士を選択してみました。

  • ▲この写真の右下にある通り、転職のシステムもあるようです!

初期職業

戦士

魔導士

レンジャー

アサシン

 職業を選択し、プレイヤーネームを入力するといよいよゲームが始まります。

早速、プロローグの映像が流れ始めるのですが、まず感動したのがグラフィックの進化です。

  • ▲原作をプレイ済みの方ならわかると思いますが、月の渚です。オルハの笛の音色が切ない……好き……。

 もちろん古いゲームを最新のものへとビルドしているのですから、当然なんですが……思い出が蘇りながらより綺麗なものを見ることができるという感動はプライスレスです。

 そして、“オルハ”“イーシャ”もめちゃめちゃ可愛くなってます! 立ち絵イラストの時代から好きなデザインでしたが、3Dモデルでは髪が揺れる動作や尻尾のふさふさ具合の表現などモデリングの出来がかなり良くできていて素晴らしいです。

  • ▲笑顔が素敵なオルハねぇさま。10年以上の月日がたって現代版へ進化したことを感じるポイントです。

 さて、気になるのはここからです。原作(PCやPS2、PSP版など)では、ここにアドルが流れ着くのですが……。まさかのプレイヤーも共に流れ着いていました!

 どうやら序盤から結構違う感じのシナリオのようですね。

  • ▲オルハが遭難者を発見、村の人を呼びに行くまでは同じようです。

 ここからレダの集落にある部屋で目覚める……と思いきや、何やら女神さまが未来を見せてくれました。その内容はなんと赤髪の冒険者(アドル)と共に黒き力の後継者を倒せというもの。

 そして操作チュートリアルは、(筆者の勘違いでなければ)最終決戦の玉座の間付近! 早速、アドルと共に基本操作を学びます。

  • ▲夢と前置きされていても最終決戦前の状況に一瞬混乱しました(笑)。

 操作方法はシンプルに左手はパッドの移動操作。右手はジャンプやスキルといった感じでした。感覚としてはPS2のコントローラーやPSPのような感覚です。

 そして敵を倒して前に進むと、個人的に若干トラウマなBGMが流れ始めました……。原作プレイ済みの方ならすぐに気づいたと思いますが、まさかのチュートリアルボスに“エルンスト”が登場です。

  • ▲ラスボスと言っても過言でない相手がまさかチュートリアルに出てくるとは……。

 しかもすでに神の力を入手済みの模様。もしかしてこれ難易度ナイトメアですか? そんなことを思いつつ会話イベントを進めれば戦うようです。

 いざ戦い始めると案外ダメージ自体は通るようですが、思ったより硬いです。さらに(嫌な意味で)身に覚えのある技もいくつか放ってきました(笑)。

  • ▲戦闘画面のエルンストをよく見るとレベル1のようですね。でも1レベでも1回の被ダメでゴリっとHPが削れるあたりさすがという感じですね……。

 原作時代のエルンスト戦を思い出し、なんとか攻撃から逃げつつちょこちょこ攻撃して戦っていましたが、やっぱり敗北してしまいました。

 そして、また暗転した画面で掲示されたのは遠くない未来に再びエルンストと戦うということ。そのために力をつけろとのことでした。

 ここまでが基本の操作方法についてでした。ここからついに匣をめぐる新しい『イース6』の世界が始まります!

 ということで『イース6 オンライン~ナピシュテムの匣~』のグラフィックやキャラクターたちなど、最速で体験した模様をお送りしました。

 キャラクターの3Dモデル、デザインに力が入れられているのはもちろん、耳に覚えのある名BGMがアレンジされ、それを聴きながらまたカナン諸島を巡れるというのが非常に嬉しい限りです。

 ぜひみなさんもこの『イース』の世界へ一歩足を踏み入れてみませんか?






※記事の内容は2021年3月5日に行われた先行体験版によるもので、正式版とは異なる場合があります。
※画像は一部、公式Twitterのものです。
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