『東京2020オリンピック』で体験できる14競技をレビュー! ミライトワで遊べるゲームの魅力や特徴を紹介

ユート
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 セガゲームスから7月24日に発売されるPS4/Nintendo Switch用ソフト『東京2020オリンピック The Official Video Game』。本作のレビューをお届けします。

 本作は、“誰でも東京2020オリンピックに参加・体験できる”というコンセプトのオリンピック公式スポーツゲーム。世界的に人気の高いオリンピック競技、16種目が収録されています。競技に加えて、実際に競技が行われる会場も再現しているのが特徴です。

 以下で本作の特徴や競技内容について、紹介していきます。

 なお、画像、ボタン操作はPS4版のもの。

自分の作ったアバターで参加

 オリンピックを題材にしていますが、実在の選手が登場するわけではなく、競技には自分で作成したアバターで参加します。そのため、すべての競技が外見上は男女混合で行われるという、少しめずらしい絵が見られるのは本作ならではの特徴となります。

 アバターのエディット項目には“スタイル”や“体格”、“顔の輪郭”、“髪形”など多数の項目が存在。

 プリセットから選択できる“おてがるエディット”に加えて、すべての項目を自分で選択できる“こだわりエディット”が用意されており、オリジナリティあふれるアバターの作成が可能です。

 キャラエディットが得意な人であれば、自分や実在の選手に似たアバターを作ることもできるんじゃないでしょうか。“野球”などで一緒に競技を行うチームメンバーのエディットも可能なので、実在の野球選手に似せたアバターを作ってドリームチームを結成する、なんて遊びもできます。

 本作のアバターは性別ではなく“スタイル”で男女の体型を選択。男性の体型にしつつ顔や髪形、ボイスを女性らしいものにすることができます。

 また、アバターが着用するウェア(“衣装/マスコット”と“帽子/マスク”)は競技ごとに好きなものを選択可能。陸上競技を水着で、卓球をボクシングウェアで行うなど、競技によるウェアの制限はまったくありません。

 さらに、競技を行って得たポイントで解除すると使えるようになるウェアがあります。その中には“東京2020オリンピック”公式マスコットのミライトワもあります!

 ミライトワが走ったり泳いだりする光景のインパクト、これはすごいですよ! ネタ的に思われそうですが、本作を遊んでいて一番笑ったのは、ここな気がします。

 個人的にアバターをいじるのが好きなので、見た目で楽しむ部分が多く用意されていたのは好印象。気分転換だけでなく、「いろいろなウェアをアンロックしたい」というモチベーションにもつながります。

  • ▲パワータイプ、スピードタイプなど“能力タイプ”の選択が可能。より上の記録を目指すならば、競技に応じて“能力タイプ”を変えるといいかもしれません。

ライトなゲーム性&シンプル操作で誰でも競技を楽しめる

 本作に初期収録されているのは16種の競技。

 “オリンピックゲームス”では、予選、準決勝、決勝(準決勝で負けた場合は3位決定戦)と進み、早いものは1試合1分前後、長くても10分ほどで終わるため、サクサクと遊べます。

 それでは各競技の概要を紹介します。

100m

 ×ボタン連打で加速し、1位を目指す陸上競技。スタート直後から加速できる“スーパーベストスタート”が用意されています。

 シンプルながら連打力が試されるので、なかなか疲労する競技となっています。

110mハードル

 “100m”同様に×ボタン連打で加速しつつ、左スティックを倒してハードルをジャンプして進んでいく陸上競技。ジャストタイミングで左スティックを倒してハードルを素早く越えるなど、反射神経もカギになっています。

ハンマー投

 右スティックを回転させてハンマーをまわし、より遠くまで投げるのが目標。右スティックを回すスピードはもちろん、投げるタイミングも重要で、意外と難しい種目です。

走幅跳

 ×ボタン連打で加速して、左スティックを倒してジャンプ。この種目のおもしろいところは、左スティックの倒し方がジャンプの角度に影響するところ。さらに踏み切りを行う場所の見極めも重要になります。

100m自由形

 左スティックと右スティックをタイミングよく倒すと加速する、リズムゲームのようなゲーム性。“スパート”をどのタイミングでかけるかという見極めも、カギになっています。

200m個人メドレー

 バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールを各50mずつ行う複合型の競技。

 バタフライはスティックを内側に回転させる、背泳ぎはスティックをタイミングよく下に倒すなど、それぞれで加速させるための操作が異なります。加速に応じて体力を消費していくため、ペース配分も勝敗に大きく影響します。

BMX

 マウンテンバイクを用いたレース。×ボタン連打で速く走るだけでなく、位置取りやカーブ前の減速、ジャンプなど複数の要素がかかわってくる、ややテクニカルな競技です。

野球

 3イニング制で進行します。バッティングコース、コースを決めて、×ボタンで打つ、投げるといった操作でプレイします。守備や走塁はマニュアル、オートの両方が用意されているので、野球ゲーム初心者でも安心。

 おもしろいのは、同じ変化球を投げられるのは1打者につき1回までというところ。例えばカーブを1回投げると、次の打者までカーブは投げられません。

 全体的に野球をゲームよりにライトにしていますが、配球を考えるという要素は本作ならではの楽しさがあります。

バスケットボール

 左スティックで移動しつつ、□/〇ボタンでシュートやリバウンド、×ボタンでパスやスティールなどといった操作で遊びます。

 ドリブルでの移動やパスつなぎはもちろん、シュートの強さやリバウンドのタイミングをはかるのもポイントに。ターンドリブルなどの上級操作も多くあり、奥深さがあります。

サッカー

 左スティックで移動しつつ□/〇ボタンでシュートやスライディング、×ボタンでパスやスティールなど、“バスケットボール”と似た感覚で操作します。

 各種ファウルや、多数の上級操作が存在。サッカーゲームのように複雑な操作はないので、遊びやすいかと。

ビーチバレーボール

 2対2の形式でビーチバレーを行います。1人で遊んでいる場合は、NPCがチームメイトを務めます。

 レシーブやトスなどのタイミングは多少ずれていても補整してくれるので、気楽にプレイ可能。ブロックで相手のスパイクを止めた時の“してやったり感”は格別です。

卓球(シングルス/ダブルス)

 左スティックで移動、右スティックで球を打つという、基本的には両スティックだけで操作できるカンタン操作の競技。

 スティック操作ということで、ラケットを振っている感を味わえる競技となっています。

テニス(シングルス/ダブルス)

 左スティックで移動し、□/〇ボタンのアクションと、×ボタンのアクションでプレイ。ショットを使い分けつつ、相手を左右に揺さぶったり、前に出て打ったりといった、テニスならではの戦略が勝利のカギになるかと。

ボクシング

 移動はなく、左スティックで左腕での攻撃、右スティックで右腕での攻撃を繰り出して戦います。ジャブからフックやストレートなど、コンボをつなげる気持ちよさに特化した競技となっています。

 以上の14競技があるわけですが、操作方法などを見てもわかるように、どれもシンプルな操作でプレイでき、ゲーム性もライトなものが多いです。例えば加速はボタン連打というように、全体的に似た操作になっていることもあって、少し遊べばすぐに慣れるのはポイントといえるでしょう。

 “100m自由形”であれば、どこでスパートをかけるか、“サッカー”であれば上級操作を使いこなせるかなど、ところどころにテクニカルな要素はあるものの、メインターゲットは、普段あまりゲームをプレイしない人やライトなユーザーになると思われます。

 オリンピック公式のゲームということだけあり、老若男女問わず幅広い層が遊べるゲーム性、操作性になっていると感じたので、家族や友だちとワイワイ遊ぶには持ってこいのタイトルです。

 そのうえで、オンライン対戦や全世界のプレイヤーと記録を競う“ランクゲームス”といったモードが用意されているので、スポーツゲーム好きのガチゲーマーも楽しめる面はあります。普通に遊んでいても、決勝の相手はすごく強かったですしね。

 あとは、演出面もポイント!

 “走幅跳”だと手拍子を起こせたり、“ハンマー投”だとおたけびをあげられたりと、実際のオリンピックで見られるような光景が各競技内に落とし込まれています。表彰台に上がるシーンも作りこまれています。


 再現された会場とあわせて、演出に注目してみることで本作をより楽しめると思います。

東京でオリンピックが開催された記念タイトルとしても楽しめる

 本作を簡潔に表現すると、“ミニゲーム+アバター遊びができるスポーツゲーム”になります。気楽にゆるくスポーツゲームを楽しみたい時に適しているという印象を受けました。連打、リズムゲーム風、ライトな野球ゲームなど、ジャンルのバラエティも豊かです。

 少し変わった見方をすると、東京でオリンピックが開催された記念品として手元に置いておくのもありなのかなと。「そういえば東京でオリンピックがあったな」や「この会場で競技が行われたんだっけ」、「ミライトワっていうマスコットがいたね」といった感じで、2020年の東京オリンピックをゲーマーとして思い出すアイテムとしてもいいのかなと(笑)。

 前述のとおり、普段ゲームを遊ばない人や、以前にゲームを遊んでいた人でもすんなりと入り込める作品になっているので、興味がある人すべてにオススメの本作。

 2019年9月には“ラクビー”、11月には“柔道”など、今後追加されていく競技もあるとのこと。2020年の東京オリンピック開催まで、そして開催後もきっと楽しめるので、よければゲーム内で競技を体験してみてください。

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東京2020オリンピック The Official Video Game

  • メーカー: セガゲームス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: スポーツ
  • 発売日: 2019年7月24日
  • 希望小売価格: 4,990円+税

東京2020オリンピック The Official Video Game(ダウンロード版)

  • メーカー: セガゲームス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: スポーツ
  • 配信日: 2019年7月24日
  • 価格: 4,990円+税

東京2020オリンピック The Official Video Game

  • メーカー: セガゲームス
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: スポーツ
  • 発売日: 2019年7月24日
  • 希望小売価格: 4,990円+税

東京2020オリンピック The Official Video Game(ダウンロード版)

  • メーカー: セガゲームス
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: スポーツ
  • 配信日: 2019年7月24日
  • 価格: 4,990円+税