『ポケモンGO』岩手、宮城、福島の各県100店舗にポケストップやジムが登場

電撃オンライン
公開日時

 Niantic, Inc.とポケモンより配信中のiOS/Android用アプリ『ポケモンGO』で、岩手県、宮城県、福島県の各県100店舗のオーナーの方々に、6ヶ月間無料で“Niantic 東北の思い出・お店再発見プログラム”が順次提供されます。

 この“Niantic 東北の思い出・お店再発見プログラム”はNianticの地域経済活性化をサポートする取り組みのひとつです。『ポケモンGO』のゲーム内にスポンサーの“ポケストップ”または“ジム”として登場する、という機会を提供することで、足を運ぶ機会を作るといったものです。

 公式のお知らせでは、各地域の地元のプレイヤーの方々から紹介された、おすすめの“ポケストップ”や“ジム”がいくつか紹介されています。

 以下、公式のお知らせ原文です。

東日本大震災:10年目にあたって

 Nianticは、人々が一緒に冒険するきっかけを提供することをミッションにしています。この数年の間、『Ingress』や『Pokemon GO』のゲームを通し、東北を訪れるきっかけを提供してきました。

 東日本大震災から10年目の節目となった今、現地の皆さんのビジネスをサポートできる機会を増やせるよう、岩手県、宮城県、福島県の各県100店舗のオーナーの方々に、6ヶ月間無料で“Niantic 東北の思い出・お店再発見プログラム”を順次提供します。各地方自治体などのお力を借り、取り組みを進めてまいります。

 この“Niantic 東北の思い出・お店再発見プログラム”はNianticの地域経済活性化をサポートする取り組みのひとつです。『Pokemon GO』のゲーム内にスポンサーの“ポケストップ”または“ジム”として登場する、という機会をご提供します。地元の方々にお店を知っていただき、足を運ぶ機会を作れるよう、このプログラムが活用されること、そしてビジネスのサポートにつながることを願っています。

 震災で被害を受けた岩手県(陸前高田市)、宮城県(石巻市)、福島県(南相馬市)にも多くの“ポケストップ”や“ジム”が存在しています。ほんの一部ですが、各地域の地元のプレイヤーの方々からご紹介いただいた、おすすめの“ポケストップ”や“ジム”をいくつかご紹介いたします。地域にお住まいの皆さんはもちろん、遠くにいらっしゃる皆さんも、現在の状況が落ち着いたらまた足を運んではいかがでしょう?

岩手県 陸前高田市

箱根山展望台

 箱根山の3施設『箱根山テラス』『杉の家』『気仙大工左官伝承館』のさらに上にある展望台。広田湾を一望でき、お隣の岩手県大船渡市や宮城県気仙沼市も見渡せます。

 天気が良く霞んでいない日には、遠い宮城県石巻市の金華山まで見えることもあります。陸前高田にお越しの際は、ぜひ訪れてください。

宮城県 石巻市

日和山公園

 2014年、石巻で初めてIngressでのアノマリーイベントがこの場所から始まりました。この街と見えない世界が繋がった瞬間です。

 当時とはここから見える風景も大きく変わりました。この場所から、あるいはこの場所を目指して自分なりのルートを見つけながら今の石巻を探索してみませんか?

石巻南浜津波復興祈念公園

 3月に復興のシンボルとなる祈念公園が開園します。(3月11日除幕、28日一般公開予定)中には震災を伝承するための展示施設もあり、様々な石巻の場面を見ることができます。

 これまでの記憶があり、これからの起点となるこの場所へぜひ足を運んでください。

福島県 南相馬市

真野交流センター

 海から近い距離にある真野小学校は、東日本大震災で津波の被災をしました。当時、授業を受けていた児童は、教師や保護者とともに少し離れた高台に避難し、全員が無事でした。

 その後、学区が隣接する鹿島小学校の校舎で授業を再開しましたが、平成26年に閉校となりました。現在、校舎は解体されましたが、体育館は改築され、真野交流センターとなり、多目的室や体育館、グラウンドなどが利用可能な施設として活躍しています。

南相馬市立福浦小学校跡

 東日本大震災で福浦小学校は敷地の境界まで津波が押し寄せました。その後の福島第一原子力発電所の事故により避難を余儀なくされ、市内の仮設校舎で再開、避難指示解除にともなって小高小学校に校舎を移して再開しましたが、統合にともない廃校となりました。震災以来、児童が戻ることがなかった校舎は、震災時のまま現存しています。

 2014年には石巻市で“Ingress Meetup”、2015年は仙台市で“アノマリー:ペルセポリス”を開催し、数千人の『Ingress』エージェントの方々と一緒に各都市を訪れました。『Ingress』は公式の大がかりなイベント以外に、有志のエージェントの皆さんによるイベントも開催されています。

 また、2016年には岩手県、宮城県、福島県などと、各県の観光復興のお手伝いをするため、人々が訪れる機会をご提供できるよう取り組みを行いました。各自治体およびトレーナーの方々とともに、避難指示が解除された浪江町や福島県浜通り地域の4村町、宮城県の3市町などに『Pokemon GO』の“ポケストップ”や“ジム”を増やしました。

 宮城県の“Explore Miyagi”など、東北3県で『Pokemon GO』のイベントを行い、福島県では地域を歩く機会になるよう『Pokemon GO』を使用した“ふくしまDEぶらり観光MAP”も作られました。

 2019年には多くの方が東北を訪れるきっかけを提供できるよう、岩手県と三陸鉄道リアス線の開通を記念した“ポケモン GO in さんりく”を開催し、『Pokemon GO』のゲーム内でイシツブテやいわタイプのポケモンが出現するイベント、“GOスナップショット”を使ったコンテストを開催しました。

 福島県で開催された“ふくしま&ラッキー桃まつり”では、“GOスナップショット”を撮影するとラッキーが登場するイベントや“GOスナップショット”のコンテストを開催しました。

 また、宮城県では“ラプラス+宮城巡り”を機に『Pokemon GO』でラプラスが出現するイベントを開催しました。

 Nianticはこれからも提供しているサービスを通して東北を支援してまいります。皆さんとまた一緒に歩いて冒険を楽しめる日が1日も早く戻ってきますように。







※画像は公式サイトのものです。
※ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
(C)2020 Niantic, Inc. (C)2020 Pokémon. (C)1995-2020 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら