自分の失敗を笑って話せるようになる頃には、白銀が失ってしまったものも、また見つかっているはずよ(神宮司まりも)【マブラヴ オルタ キャラ別お気に入りセリフ】
- 文
- カワチ
- 公開日時
10月よりTVアニメが放送開始の『マブラヴ オルタネイティヴ』。その原作となるゲームより、筆者のお気に入りのセリフを紹介します。
※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
今回は横浜基地衛士訓練学校の教官である神宮司まりもを紹介します。まりもちゃんは原作を知っている人なら、いちばんインパクトが残っているキャラクターであることは間違いないでしょう(笑)。自分も当時は例のシーンに衝撃を受けました………。
EXTRA編ではクラス担任として登場するまりも。しっかりした性格をしていますが、主人公の武からは“まりもちゃん”の愛称で呼ばれています。
また、物理教師の香月夕呼とは昔からの付き合いですが、彼女には弱みを握られており、無茶振りされることもしばしば。
そのため、ゲーム内では困り顔や泣き顔のグラフィックを見ることが多く、年上キャラながらかわいらしく感じる部分も多いです。
一方、UNLIMITED編では厳しい教官として登場。クセで彼女を「まりもちゃん」と呼んでしまう武を叱責します。なお、彼女が訓練兵に厳しく接するのは、教え子たちが戦いの中で死んでしまう姿を何度も見てきたから。彼女なりの優しさだったわけですね。
『オルタネイティヴ』の中盤で、まりもの教え子であるキャラクターのひとりから彼女の厳しさと、その心の奥に秘められていた葛藤を教えてもらえるシーンがありましたが、そんな壮絶な過去があったのか………と驚きました。
なお、『マブラヴ photonflowers*』には、まりもの訓練兵時代を描いた“贖罪”が収録されています。こちらを読むと、より彼女のことが理解できるので、チェックしてみることをオススメします。
自分の失敗を笑って話せるようになる頃には、白銀が失ってしまったものも、また見つかっているはずよ(神宮司まりも)
すべての訓練課程を終えて、1人前の衛士になった武。彼は先輩の衛士たちとともに模擬戦を行うことになります。
しかし、その模擬戦の途中で最悪の事態が発生。人類の敵である地球外起源種“BETA”が出現します。
初陣での生存時間は平均で8分と言われる“BETA”との戦い。圧倒的な戦力差を前に動けなくなった武は興奮剤を注入されますが、我を失ってしまい殺傷能力を持たないペイント弾でBETAと交戦してしまいます。
結果として、この武の行動が時間稼ぎになり、ほかの衛士が武器を用意できたおかげでBETAの撃退には成功します。しかし、戦術機も破壊され、BETAと戦う覚悟が全く足りていなかったことを思い知った武は深く落ち込んでしまいます。
そんな武を励ましてくれたのがまりも。彼女は「臆病でも構わない。勇敢だと言われなくてもいい。それでも何十年でも生き残って、ひとりでも多くの人を守って欲しい……」「自分の失敗を笑って話せるようになる頃には、白銀が失ってしまったものも、また見つかっているはずよ」と彼を励まします。誰よりも命の重さを知っている彼女ならではの言葉ですね。
自分は恐怖で取り乱し漏らしてしまったと語る武に自分も初陣では漏らしてしまったとこっそり教えるまりもに彼女なりの優しさを感じました。
そんな、まりもの励ましによって立ち直ることができた武。彼がまりものほうを振り向くと………? ここから先はぜひ、ゲームをプレイするか、アニメの放送を楽しみに待ってほしいですね。
いやぁ、このシーンは本当に当時は衝撃的でした………。アニメではどのように描かれるのか、そして初見の人たちの反応はどういったものになるのか。今からワクワクです。また、いろいろな人にトラウマを生むことになりそうだなぁ………(笑)。
©Muv-Luv: The Answer
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります