Switchで遊んでる? いやいや、親子でタイピングの勉強中ですよ!

そみん
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 どうも、子供の頃に「『ポパイの英語遊び』で英語の勉強ができるから、ファミコン買ってよ!」と親にねだった、そみんです。

 先日、息子のたつまる(もうすぐ小3)から「『タイピングクエスト』でブラインドタッチの勉強ができるから、Switchのゲーム買ってよ!」とねだられました。デジャヴ。

 さておき、「これなら買ってもらえる!」と勝機を見出した息子から受けた、「これは遊びじゃなくて勉強だから!」という決死のプレゼン内容をお届けします。

そもそも『タイピングクエスト』とは?

 『タイピングクエスト』は、セナネットワークスが4月22日に発売するNintendo Switch初となるタイピングソフトです。

 キーボードを使ってタイミングを行う遊びが多数用意されており、楽しく学んでブラインドタッチを習得できるようになっています。

●動画:タイピングクエスト 紹介映像(ロングVer)



  • たつまるプレゼン1:これは遊びじゃなくて、勉強だから!

     まずアピールされたのは、タイピングを学べる勉強ソフトであり、遊びではないということ。

     ……と言いつつ、ファンタジー風のゲーム画面や、タイピングで敵を倒していくというゲーム部分に興味津々なのはまったく隠せていませんでしたが(笑)。

     PVを見て、とにかく楽しそうにしていたのが、タイピングによって敵を倒していくゲーム部分。息子は、見よう見まねで最近キーボードでのタイピングの練習をしていたのですが、こういう目的意識をもってタイピングを行うことは、上達への早道になりそうな気がしました。

     と言いますか、自分もライターになってキーボードタイピングを始めた際は、ゲーム系のタイピングソフトを使って練習したもの。興味をもって練習を続けることで体が慣れていくものですしね。

    たつまるプレゼン2:自転車とタイピングは、とにかく早く始めたほうがいい!

     どこで覚えてきたのが、たつまるが持ち出したタイピングを早めに覚えたほうがよいという例が、自転車理論。

     まあ、僕自身が「自転車は体で覚えるものだから、転んでもいいから早く覚えろ!」と幼稚園に入る前くらいからしつこく言い聞かせた結果かもしれませんが。

     たつまるいわく、一刻も早くタイピングを覚える方がいいから、『タイピングクエスト』を発売日に買えとのこと。うーむ。

     そんな説得を気化されて思い出したのが、『タイピングクエスト』の紹介資料のなかの“開発の背景”。


    開発の背景(資料より転載)

     2020年からプログラミング教育が小学校で必修となり、プログラミング教育市場は大幅に拡大中です。プログラミング教育の市場規模は2019年には約114億円であったものが、2024年には2.3倍となる約257億円になると予想されています。

    • ▲プログラミング教育市場は大幅に拡大中_出典(GMO)

    出典:コエテコ by GMO

     しかし現状のプログラミング教育では、論理的思考を養う方向に重きが置かれていることもあり、タイピングという「パソコンを扱う基礎スキル」が不足しています。小学生がキーボードで打てる文字数は1分間で平均5.9文字、つまり10秒に1文字程度というデータも出ています。

     タイピングは、文字を習う際の「えんぴつの持ち方」。キーボード操作を、前を向いて正確に、意識せずとも操作できることは、黒板に向かいながら意識せずにえんぴつを扱えることと同じです。

    • ▲2020年からプログラミング教育が小学校で必修に

     タブレットやPCは親と兼用という家庭が多く、不適切なサイトに接続しないか、子供から目を離せないと悩む方もいます。そこで家庭用ゲーム機で絶大な人気を誇るNintendo Switch向けにソフトを開発することで、子どもたちのキーボード経験不足を楽しく安全に解消できると考えています。


     なるほど。たしかにプログラミング教育が本格的に始まってくるし、タイピングが“えんぴつの持ち方”というのも納得できるところ。

     確かに自分も、小学校に入る前からたつまるにえんぴつを握らせて、ひらがなやカタカナの書き方を教えてたもんなあ。そう考えると、むしろタイピングを教えるのが遅すぎた……かも?

     自分がブラインドタッチを覚えたのは大学生のころ(中学生のころからMSXのプログラミングはしていましたが、ずっとキーを見ながら打っていました)。なので、歳をとってからでも習得はできるのは実体験済みですが、学習能力が高そうな小学生のころのほうが、ブラインドタッチを覚えやすい気もしますしね。

    たつまるプレゼン3:対戦で一緒に遊ぼう……いや、勉強しようよ!

     ゲーム好きな自分にとって、息子から一緒にゲームを遊ぼうと誘われるのには弱い……。

     まあ、いろいろなゲームで一緒に遊んでいますが、特に対戦を挑まれると心が揺らぎがちでして。まあ、遊ぶというより、あくまで勉強と言い張るのはいじらしいところですが(笑)。

     パソコンどころか、ワープロ時代から(富士通オアシス。フロッピーディスクが懐かしい…)ライターとして何十年とタイピングの仕事をしてきた親に戦いを挑むとは……笑止千万!

     オフラインのローカル対戦だけでなく、オンラインでの対戦も用意されているので、むしろ自分の方がランカー目指して頑張っちゃうかもしれませんが。

     何はともあれ、対戦で負けた悔しさをバネにして頑張るというのもよくあることですし、息子と対戦で遊ぶ……もとい、勉強するのもいいことかなと。

    まとめ:進級祝い&GWの勉強用に買ってあげようかな

     1本でも多くゲームソフトを買ってほしいという息子の必至さはともあれ、進級祝いとして買ってあげてもいいかなと思う今日このごろ。

     4月22日発売ということで、ゴールデンウィークの勉強用にもちょうどいいんじゃないかと思っています。

     さて、ソフトだけ買うのもよいのですが、うちの場合は親子対戦を前提としていますし、息子用のキーボードも新調したいので、スターターセットを購入予定。

    • ▲スターターセットのパッケージ画像

     こちら、ゲームソフトに加えて、株式会社ホリのコンパクトキーボード for Nintendo Switchとテーブルモード専用ポータブル USB ハブスタンド 2ポート for Nintendo Switch がセットになったもの。対戦するためには別途でもうひとつUSBキーボードが必要ですが、このセットを買えば2人プレイをしやすくなります。便利!

     すでにキーボードを持っていて、1人でプレイする予定の場合は、ゲームソフトだけ買えば大丈夫です。ランキング機能もありますし、じっくりと1人プレイでタイピングの道を極めるのも遊び方の1つかと!

    ■タイピングクエスト

  • ※本ソフトを遊ぶには、市販のUSBキーボードが必要です。
    (C)2021 SENA Networks.Inc

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