『シャニマス』これまでとこれからを感じた2ndライブ。新アイドルも発表されたDAY2の模様をレポ

　3月21日に幕張メッセにて開催された“THE IDOLM@STER SHINY COLORS 2ndLIVE STEP INTO THE SUNSET SKY”DAY2の模様をレポートします。

　本ライブはオンライン配信もされており、現地に行けていない方も一緒にライブを楽しめる形にて実施されました。

“THE IDOLM@STER SHINY COLORS 2ndLIVE STEP INTO THE SUNSET SKY”DAY2 出演者一覧（敬称略）

イルミネーションスターズ

関根瞳（櫻木真乃役）/峯田茉優（八宮めぐる役）

アンティーカ

礒部花凜（月岡恋鐘役）/菅沼千紗（田中摩美々役）/八巻アンナ（白瀬咲耶役）/成海瑠奈（三峰結華役）/結名美月（幽谷霧子役）

放課後クライマックスガールズ

河野ひより（小宮果穂役）/永井真里子（西城樹里役）/白石晴香（園田智代子役）/丸岡和佳奈（杜野凛世役）/涼本あきほ（有栖川夏葉役）

アルストロメリア

黒木ほの香（大崎甘奈役）/前川涼子（大崎甜花役）/芝崎典子（桑山千雪役）

ストレイライト

田中有紀（芹沢あさひ役）/幸村恵理（黛冬優子役）/北原沙弥香（和泉愛依役）

ノクチル

和久井優（浅倉透役）/土屋李央（樋口円香役）/田嶌紗蘭（福丸小糸役）/岡咲美保（市川雛菜役）

リリースされて間もないチームソングも披露！

　会場が霧に包まれからしばらくすると、誰も居なかったステージには総勢22人のキャスト陣が現れます。ライブは参加キャスト陣全員による『Ambitious Eve』から幕を開けます。

　今回の会場形式はステージを客席がぐるりと囲むような配置になっており、その特徴を活かした円形の綺麗なフォーメーションが多く見られました。ホールケーキのような形で飛び出すひな弾も用意されており、さまざまな角度でキャスト陣を見られる仕組みが設けられていました。

　立て続けに2曲目の『シャイノグラフィ』が歌われると、ここで最初のトークタイム。ノクチルから順番に、各キャストからの挨拶が行われました。

　全員歌唱が終わると、続いては各ユニットの歌唱タイムに。まずノクチルが『いつだって僕らは』を歌い上げます。

　4人は先ほどまで来ていた全体用の衣装から、白と水色を基調とした彼女たちのユニット衣装に変更済。あっという間の早着替えは流石と言ったところでしょうか。

　楽曲後のトークでは、翌日がノクチルのでデビュー1周年記念であることも触れられました。その感謝を伝えるかのように『あの花のように』を歌い、ステージを後にします。

　続いては、ピンク色の光と共にアルストロメリアの3人が登場。『Bloomy!』を息のあった振り付けと共に歌い上げ、会場に一足早い春を届けました。

　その後のトークでは、初の円形のステージということで、フォーメーションがこれまでと違ったことに触れながら、3人で過去のライブの振り返るような会話を交わします。

　その後は、2曲目の『ダブル・イフェクト』も披露。アルストロメリアの持つ温かさで、会場のボルテージを少しずつ優しく、それでも確実に高めていきます。

　3人が退場した後、一瞬の暗転から一気に会場の雰囲気が変わり、放課後クライマックスガールズの『ビーチブレイバー』がスタート。思わず体がうずくアップテンポの曲調に加えて、アイドルを間近で見られるトロッコによる演出も行われ、客席のテンションも最高潮に近づいているのが伝わってきます。

　5人はそのまま畳みかけるように『五ツ座流星群』を歌唱。まだまだライブは序盤にも関わらず、クライマックスばりの疾走感で会場をさらに盛り上げます。

　その後のリハーサル中の裏話や、Day1とDay2の違いに触れつつ、次のメンバーにバトンタッチします。

　続いては、ユニット混合の『プラニスフィア -planisphere-ア』『リフレクトサイン』『SOLAR WAY』が披露されます。こちらは、ユニットをの枠を超えた3つのチームによる楽曲で、ここ数カ月でリリースされたばかりの楽曲です。

　統一されていない各々のユニット衣装で集合したキャスト陣の姿は、普段の統一感のあるユニット歌唱とはまた違った味わい深さがあり、ユニットごとの雰囲気の違いを感じられるライブならではの視覚的なパフォーマンスでした。

　ライブは再び各ユニットの歌唱に戻ります。ゴシックな衣装で登場したのはアンティーカの5人。可憐さと猛々しさを兼ね備えた『NEO THEORY FANTASY』で、一気に会場を自分たちの空気感に染め上げます。

　その後のトークタイムでは、客席を巻き込んで紫色のライトでウェーブに挑戦。円形＋ブロック形式の客席という、なかなか珍しい形状のウェーブでしたが、熟練のプロデューサーたちは問題なくクリア。これには5人も大満足の様子です。

　続く楽曲は『Black Reverie』。赤い閃光をバックに歌う5人は、先ほどのトークの雰囲気からは想像できないインパクトのある歌唱を披露。そのギャップで会場のボルテージはさらに高まります。

　ライブの勢いは止まりません。畳みかけるかのように、ストレイラトの『Wandering Dream Chaser』が続きます。3人の息の合った激しいパフォーマンスは目を奪われてしまうクオリティの高さで、思わず息を飲んで見入ってしまうほどでした。

　続く『Hide & Attack』では、火柱が上がるダイナミックな演出に加えて、3人のパフォーマンスもさらに激しさを増します。客席も彼女たちの勢いに飲み込まれ、圧倒されてしまっているような空気感が伝わってきました。

　その後のトークでは、イルミネーションスターズも登場し、配信でライブを見ているプロデューサーのコメントに答えていました。配信のコメント欄は、ステージに応援の声を届けようと大盛り上がりを見せていました。

　ユニット楽曲のラストを飾るのはイルミネーションスターズです。残念ながら、風野灯織役の近藤玲奈さんは今回のライブは不参加。そのため、2人で今回のライブ限定のパート分けをした『We can go now！』を披露しました。再びトロッコを使った演出も行われ、客席のテンションもクライマックスに向けてラストスパートの高まりを見せます。

　最後を飾る楽曲は『Twinkle way』。これから先の明るい未来を感じさせるような歌詞は、まさにライブ終盤にピッタリの楽曲です。こちらも2人で歌う特別なパート割り振りながらも、担当箇所の多さを感じさせないパワフルな歌唱を披露。曲の途中では、2人の間のひな壇が灯織のイメージカラーでもある青色に輝くような演出もありました。

アンコールに加えて新アイドルの発表も！

　興奮冷めやらぬ客席からは、早くもアンコールを促す手拍子が起こります。もちろんライブはこれで終わるはずもなく。はずきさんのアナウンスから、まずは、新情報の発表が行われました。

　その中の一部として、七草にちか、緋田美琴のデュオユニット“SHHis”の登場が発表されました。七草にちかは、はずきさんの妹にあたるキャラクターです。

　加えて、何やら283プロを敵対視する新キャラクターも登場する様子。彼女たちを巡って一体どのようなストーリーが展開されるのでしょうか？

　5月に開催される3rdライブツアーの福岡公演には、今回発表されたSHHisも登場するとのこと。どのような楽曲を披露してくれるのか、期待が高まります。

全体曲でライブはフィナーレへ！

　新ユニットの登場の新情報で会場に熱気が戻ったところで、今回のライブに登場した全員が衣装を統一した姿で再登場。『Dye the sky.』を総勢22人で力強く歌いあげました。

　アンコール2曲目は、全員で歌う『いつか Shiny Days』です。まるで、3年間近くに渡るこれまでの軌跡を振り返るようなこの楽曲。この1曲を通して、アイドルがそれぞれ抱えている感謝の想いが声と表情を通して伝わってくるようでした。

　3曲目は『Multicolored Sky』。少し寂しさを感じさせつつも、次のステージに向かって進んでいく想いが込められた楽曲です。その後は、各ユニットごとにプロデューサーに向けてお礼のメッセージが送られました。

　最後を飾る楽曲は、『シャイニーカラーズ』の原点となる『Spread the Wings!!』です。最初は4ユニット16人から始まった283プロダクションが、新アイドルを加えつつ、23人で3周年を迎えてこの歌を歌っているという事実は、感慨深い以外の感情が出てきません。今後もこの曲は歌い続けられていくのでしょう。

　最後は『アイドルマスターシリーズ』ではお決まりの「これからもアイマスですよ！」の言葉で締めくくり、アイドルたちはステージを後にしました。

Day2セットリスト