【電撃清アター】夏といえばサメ!? 清水彩香がオススメする、みんな大好きサメ映画レビュー

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 皆さんこんにちは! 声優の清水彩香です。

 夏真っ盛りですね! 皆さんは夏といえばなにを思い浮かべますか? お祭り、プール、花火、ビアガーデン、その他にもたくさんありますよね。

 でもなんといっても夏といえば海! じゃないでしょうか?

 ここでいきなりですが、私は海が苦手です。というか正直怖い。腰より上くらいの深さになるとなんともいえない居心地の悪さを感じるのです。足に何かが触れるだけでびくっとなってしまう。もしかしたら真下にはアイツが口を開いていまかいまかと待ち構えているのかもしれない。そう思えてならないのです。そう、その恐怖の正体は小さいころに植え付けられたアイツの存在……。

 海面から覗く三角がこちらに迫ってくる! 奴が……サメがやってくる!

夏だ! 海だ!! サメ映画だーーーーーっっ!!!

 ということで今回はPlayStation Videoで配信中の作品を中心にサメ映画をご紹介しちゃいますよ! 奴らの迫力に飲み込まれちゃってください!

サメ映画の原点にして頂点!
『JAWS/ジョーズ』(1975年/米)

 「デーデン、デーデン、デッデデッデデッデ♪」あの恐ろしい曲が聞こえてきた! すべてのサメ映画はここから始まったといっても過言ではないでしょう! 監督スティーブン・スピルバーグの名を一躍世界に知らしめた本作。そして私に海には怪物がいるんだとトラウマを植え付けた作品でもあります……!

 海辺の田舎町・アミティの浜辺に女性の遺体が打ち上げられたことから物語は始まります。サメに襲われたことが死因と断定し、海岸を閉鎖して遊泳禁止にしようをする警察署長でしたが、町の観光による収入の減少を危惧した市長たちはそれを拒否。そうこうしている内に海で泳いでいた少年がまたしても犠牲となってしまうのです。

 この映画の凄いところはその演出! 実はこの映画、後半までサメの姿はほとんどでてこないんです。襲われた瞬間も血の色に染まる海でその悲惨さを表現しています。わからない、見えないからこその計り知れない恐怖……そこに鳴り響く有名すぎるほど有名なあのテーマソング! 想像力を掻き立てられます!

 人間ドラマも見どころのひとつ。それぞれの方向に尖ったキャラクターたちの絶妙なやり取りが面白い! 真面目で正義感が強いカナヅチな警察署長に『フレンチ・コネクション』のロイ・シャイダー、優男で一見頼りなさそうに見えるけど大胆な決断もしちゃうサメ博士にオスカー俳優のリチャード・ドレイファス、そして荒くれ者の「俺が奴を倒してやるぜ!」な豪快な漁師は『007 ロシアより愛をこめて』のロバート・ショウが演じます。おじ様たちがカッコいいんです!

 本来『ジョーズ』いうのは顎という意味なのですが、いまやジョーズ=サメを表す言葉になっていますよね。この作品の影響力の大きさがうかがえます。

 「ジョーズは知っているけど、映画は観たことないかも」って方、じつは多いんじゃないかな? この機会にぜひ!

このサメ、とんでもなくデカすぎる!
『MEG ザ・モンスター』(2018年/米)

 200万年前に絶滅したはずのでかすぎるサメ“メガロドン”が襲いかかってきたーーー!

 海洋研究所“マナ・ワン”は地球で最も深い海とされるマリアナ海溝の探査を行っている最中、海底とされていた地点よりさらに深く未知の領域に到達します。その時、謎の巨大生物に襲われ探査艇が破損。乗組員を助けるため、深海レスキューのテイラーが助けに向かうと、そこに現れたのは超巨大ザメだった!
 
 このメガロドンとんでもなくでかい! 全長23メートル、体重20トン! もうサメっていうか怪獣並! しかもメガロドン実在したっていうんだから恐ろしい……(実際のメガロドンは12m前後だった模様。それでも十分大きいけど)

 この巨大ザメMEGの前に立ちはだかるのがジェイソン・ステイサム! 『トランスポーター』や『ワイルド・スピード』で有名なアクション界の大スターでございます! 巨大ザメVSジェイソン・ステイサムとかもうこれだけでもうワクワクがとまらない……! ステイサムが超人過ぎて気持ちいい!

 海の中という人間にとって圧倒的アウェーな場所でどう戦うのか、MEGの圧倒的な力の前に人間は成すすべもないのか…!? 家族でも楽しめるドキドキハラハラな海洋パニックムービーです!

人間VSサメの頭脳戦!
『ロスト・バケーション』(2016年/米)

 大人気海外ドラマ『ゴシップガール』で一躍人気になったブレイク・ライヴリーがサメに立ち向かう!
 
 主人公のナンシー(ブレイク・ライヴリー)は亡き母に教えてもらった秘密のビーチを訪れます。日々の悩みから解放され、サーフィンを楽しむ彼女。そんな時、何かに襲われ足を負傷してしまいます。必死に岩場まで泳ぎついたナンシーが見たものは一匹の巨大ザメでした。

 岸はすぐ目の前……なのにその距離がとてつもなく遠い! 干潮の時のみに現れる岩場に避難しているため、満潮になるとその場所は海に沈んでしまいます。それだけではありません。夜になると寒さに体力を奪われ、さらに足を噛まれ出血したために足は壊疽が始まってしまいます。タイムリミットが刻一刻と迫る……!

 そんな中、医学生のナンシーはその頭脳を駆使して難局を乗り越えていきます。身に着けていたペンダントトップを針の代わりに傷口を縫い留め、着ていたダイビングスーツを包帯代わりに怪我の影響を最小限に食い止めます。このシーンが何回観てもこっちまで「ひぃっ!」ってなるんや……。

 しかしサメは諦めるはずはなく! 岩場の周りをぐるぐるを回遊しながらナンシーを食べるチャンスを伺っているのです! ナンシーはどうなってしまうのか!? 助かる道はあるのか!?

 少しの水音すら敏感になってしまう……ハラハラしっぱなしの120分、是非体験してください!

B級密室パニックサメムービー!
『パニック・マーケット』(2012年/豪・星合作)

 サメ映画とB級映画は切っても切り離せない! しかしB級と侮るなかれ! B級だからこその魅力・迫力・笑い・癒しがあるのです!

 突然の大洪水に呑み込まれたスーパーマーケットに閉じ込められてしまった13人。大洪水は水だけではなく、海から巨大な人食いサメまでをも連れてきてしまった! しかも13人の中には殺人鬼まで潜んでいる……彼らを次から次に襲う試練の数々! 果たして浸水したスーパーから脱出し生き残ることはできるのか!?

 なんといってもこの作品序盤からのテンポがいい! すいすいと物語に引き込まれます。サメというアイコンに頼り切ることなく、キャラクターがきちんと立っている。それぞれの過去や確執から葛藤する中、目の前の状況に立ち向かい、乗り越えようとする様が応援したくなるのです! そして真面目なシーンだけではなく、能天気カップルのクスッと笑えちゃう会話が微笑ましい。B級の中でも最上級の作品のひとつだと思います!

 生存者たちを脅かすのはサメだけではないというのもポイントのひとつ。正体がわからない殺人鬼に対する恐怖、水上には高圧電流が垂れ下がっている。これだけでももうパニック必須! それなのに! なんと天井からは人食いガ二まで襲ってきた!? サメ映画なのにカニ!? いいよいいよ……! これでこそB級だよ……!

 もちろんサメとのバトルもばっちり用意されていますよ! 娯楽とパニックとB級とすべてを網羅した今作! ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか?

  • ▲サメの可能性は計り知れないぜ…!

今回の清アター推しアクター

 このコラムでは毎回役者をピックアップしてご紹介しております。今回ご紹介するのは『ロスト・バケーション』で主演を務めた……

【ブレイク・ライヴリー】

 芸能一家の末っ子に生まれた彼女。幼いころから演劇を学び、18歳で映画『サンドマン』でデビュー。その後2007年にスタートした海外ドラマ『ゴシップガール』で注目を浴び、そこからさらに活躍の場を広げていきます。

 彼女といえばなんといっても屈託のない周りを明るく照らす笑顔! とってもチャーミングなんです! ブランドのモデルにも抜擢され、ファッションアイコンとしても活躍。その健康的な肉体美は『ロスト・バケーション』でも披露されています。

 もちろんブレイクの魅力はそれだけではありません。演技力には定評がある彼女、いくつもの話題作に出演しています。『アデライン、100年目の恋』では不老不死の女性を演じました。愛する人を添い遂げられない孤独、臆病になってしまう心、葛藤を見事に表現しています。

 現在は女性の権利向上を目指して映画のプロデュース業にも力を入れています。夫ライアン・レイノルズとの第3子も出産予定! めでたい! 母として、女優として、プロデューサーとして、ますます光り輝いていくブレイクから目が離せません!

 今回の電撃清アターはここまで! 次回の映画もお楽しみにー!

 ※電撃清アターは、隔週火曜日更新予定です。

 清水彩香
 AIR AGENCY所属の女性声優。
 好きなものは猫。趣味は映画鑑賞、麻雀。
 代表作は『スカーレッドライダーゼクス』麻黄アキラ、『ハイスクール・フリート』若狭麗緒、『Tokyo 7th シスターズ』臼田スミレなど。

【告知】
 TVアニメ『戦×恋(ヴァルラヴ)』に早乙女美沙役での出演が決定! 2019年10月にてAT-X、TOKYO MX、サンテレビ、BS11にて放送開始です。
 

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