ヴァニラウェア新作『十三機兵防衛圏』のゲームシステムが判明。キャラ情報も到着

電撃オンライン
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 アトラスは、11月28日に発売するPS4用ソフト『十三機兵防衛圏』のゲーム情報を公開しました。

 『十三機兵防衛圏』は、『オーディンスフィア』のディレクターを担当した神谷盛治さんが挑むドラマチックアドベンチャーゲームです。本作では、これまでファンタジー作品を中心に描いてきたヴァニラウェアが、現代日本を舞台に世界観を構築しています。

 『オーディンスフィア』や『ドラゴンズクラウン』など、個性的なファンタジー世界を生み出してきたアトラス×ヴァニラウェアのタッグが新たに挑むのは、現代世界をモチーフに13人もの少年少女が主人公となるSFジュブナイル作品です。彼らは避けられぬ破滅の運命に抗うべく、“機兵”と呼ばれるロボットに乗り込みます。





ストーリー

「緊急速報をお伝えしています。隕石のように飛来してきた大型の未確認物体は建物を壊しつつ、現在も……」TVキャスターが日常の終焉を告げる。

 逃げ惑う人々の中、押し寄せる絶望に立ち向う少年少女の姿があった。彼らは“機兵”と呼ばれる巨大なロボットに乗り込み、人類の存亡をかけた最後の戦いに身を投じる。



主人公“13人全員がプレイヤー”

 物語は“13人の主人公”それぞれの視点で展開されます。全員の物語を追うことで、“破滅の運命”の真相に迫っていきます。

鞍部十郎(声優:下野紘)

「……時々ふっと感じちゃうんだ。不思議な違和感……学校も生活も何かが違うような」

 咲良高等学校に通う16歳の男子高校生。映画好きで毎日何かしらの映画をビデオで観ている。日々の生活にどこか違和感を感じていたが、ある日意図せず巨大な謎のロボットを出現させてしまう。

薬師寺恵(声優:内田真礼)

「もしも…本当に…十郎が救えるなら悪魔とだって契約してもいい……」

 真面目で感情をあまり表に出さないが、強引に鞍部家の居候になるなど、鞍部には強い愛情を示す。料理が得意で、毎日のように鞍部や三浦のためにお弁当や夕ご飯などを作っている。

関ヶ原瑛(声優:浪川大輔)

「ここはどこだ……なぜこんな場所に……何も思い出せない」

 目を覚ますと傍らには見ず知らずの女性の死体があり、黒服の男たちに執拗に追われる身となっていた。過去の自分からのメッセージで「この世界から脱出しろ」と言われる。

冬坂五百里(声優:種﨑敦美)

「彼のことを考えるとドキドキする……一目惚れしちゃったなんて……笑われないかな…」

 どこか憎めない普通の明るい女子高生。成績は平均すれば普通、教科ごとの出来不出来が激しい。最近は変な夢に悩まされ不眠が続いている。関ケ原に恋心を抱いている。

三浦慶太郎(声優:石川界人)

「日本がまだ戦えるのを奴らに教えてやる。この日のために訓練して来た機兵ならあんなもの……」

 妹思いで思慮深く、生真面目。額の傷を帽子で隠している。比治山とは同郷の先輩後輩にあたる。祖国を想う気持ちが非常に強い。

南奈津乃(声優:佐倉薫)

「大丈夫、私はあなたのトモダチ。地球の言葉ワカル? ワタシとあなたトモダチ」

 元気で素直な陸上部員。純粋に宇宙人との交流を夢見るオカルトマニアでもある。両親と弟の4人家族。お隣の玉緒おばあちゃん(鞍部十郎の祖母)と仲がいい。

網口愁(声優:鈴木達央)

「廃墟にロボット謎の美人先生か…まるでアニメにはまった子どものみる夢だ…」

 家が金持ちでスポーツ万能のプレイボーイ。軽薄だが人当たりがいいため男女ともに人気がある。本心では世の中に退屈している一面をもつ。最近よく見る不思議な夢とTVから話しかけてくる謎の少女の件で悩んでいる。

鷹宮由貴(声優:小清水亜美)

「今日も学校に来てなかった……どうしたんだろう……なっちゃん」

 他校にも名が知れるほど腕の立つスケバン少女。仲間想いで正義感が強くケンカっ早い。南奈津乃は幼なじみの親友で唯一気兼ねなく話せる相手。

比治山隆俊(声優:石井隆之)

「半年も探していた。言いたいことは山ほどあるんだ」

 実直で男らしい性格。女装姿に惚れた弱みから沖野という少年に振り回されるがまんざらでもない。

如月兎美(声優:M・A・O)

「悪かったなリーゼント。私は如月兎美。変な呼び方すんな」

 遠慮のない言動で生意気に見られやすいが頭がよく回り逆境を乗り越える心の強さを持つ。ニックネームはウサミ。

緒方稔二(声優:関智一)

「落ち着いて聞いてくれ。俺このホーム2回目なんだ」

 情に厚い昔気質の不良少年。ケンカが強く度胸が据わっているため、中学時代には周辺の不良たちの間で有名人となっていた。

東雲諒子(声優:早見沙織)

「先生……今まで私こういう気持ち知らなかったの。先生のこと……思うだけで私……」

 戦闘での事故以来、記憶が混濁ぎみ。つねに薬を飲んでいないと激しい頭痛で意識を失ってしまう。

郷登蓮也(声優:福山潤)

「真実を知りたい それだけです」

 頭脳明晰で冷静に機兵操縦者を束ねるリーダー的存在。

時間を超え、複数の時代で展開する壮大な物語

 過去~未来それぞれの時代に生きる13人の少年少女たちが“滅びの日”を避けるため、最後の防衛戦に身を投じます。






ゲームシステム

 本作は“崩壊編”、“追想編”、“究明編”の3つのパートで進行します。

 “機兵”に乗り込み世界を守るバトルパートである“崩壊編”。日常に起こる事件から大いなる謎を探求していくアドベンチャーパートが“追想編”。“究明編”では、イベントアーカイブやミステリーファイルで物語の振り返りや考察を楽しめます。

 “追想編”で物語を味わい、“崩壊編”で戦いに身を投じ、“究明編”で物語の深層に触れます。3つのパートを進めることで、本作の世界を幅広く楽しめます。


“追想編”アドベンチャーパート

 “追想編”アドベンチャーパートでは、13人それぞれが抱える謎を解き明かします。

 キャラクター同士の会話で浮かび上がる“キーワード”を操り、深く交流していくことで、真相に迫っていきます。すべての物語を紐解くことで明らかになる、隠された真実とは……。

物語への没入感を高める新感覚アドベンチャーシステム“クラウドシンク”

 “クラウドシンク”では、会話で集めたキーワードは思考することで異なるキーワードに変化したり、相手に投げかけることで新たなキーワードを入手したりできます。




 従来のコマンド式アドベンチャーゲームのように選択肢を選ぶだけでなく、“会話の中で考え、問いを投げかける”という、より日常に近い流れで直感的に物語と謎解きに没頭できます。

13人の主人公により複雑に絡み合う群像劇

 各主人公には、関係性の深いキャラクターとの専用エピソードがあり、それらの物語を追うことで幾重にも絡んだ複雑な謎を解き、この世界に隠された大いなる秘密を明かせます。

 各主人公によって明かされていく真実の1つ1つが、驚きと興奮に満ちています。



  • ▲冬坂と話す?


  • ▲薬師寺と話す?

“崩壊編”バトルパート

 “崩壊編”バトルパートでは、“機兵”を操り、世界の危機に立ち向かいます。

 “近接型”、“万能型”、“遠距離型”、“飛行型”4種類の“機兵”を編成・駆使して、街を襲う巨大な敵“怪獣”と戦う爽快シミュレーションバトルです。


防衛の拠点“ターミナル”を守りながら敵を殲滅しよう

 新たな兵装を解放し、“機兵”を強化できます。物語を楽しみたい人は、”バトルスタイル”を変えることで楽々プレイできます。



“究明編”アーカイブパート

 “究明編”アーカイブパートでは、明らかになった事実を振り返り、真相を解明します。


 綿密に構築された世界観を網羅できるアーカイブ。一度見た“イベント”シーンをリプレイしたり、謎に満ちた物語を俯瞰で読み返して考察したり、人物・機兵・グルメなどあらゆる用語をビジュアルとともに解説した緻密な設定を堪能できます。

 “崩壊編”バトルでの勝利が“追想編”で新たな物語解放の鍵になったり、獲得したアンロックポイントを使い“究明編”で新たなファイルを獲得できます。


DL豪華版『十三機兵防衛圏』プレミアムエディション

『十三機兵防衛圏』デジタル・シークレットファイル(132ページ)

 ゲーム内の登場キャラクターたちが楽しみにしていた“1980年代雑誌風記事”など、多彩な企画が完全再現された“ヴァニラウェア完全監修”のデジタルブックレットです。

 ゲーム未収録・秘蔵の設定画まで網羅した、読み応えたっぷりの全132ページです。

DLCオリジナルテーマ&アバターセット

 プレミアム版でしか入手できない、プレミアムBOXデザインをモチーフにしたオリジナルテーマ&各主人公・BJ・しっぽの全15種のオリジナルアバターセットです。

(C)ATLUS (C)SEGA All rights reserved.

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十三機兵防衛圏 プレミアムボックス

  • メーカー: アトラス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ADV
  • 発売日: 2019年11月28日
  • 希望小売価格: 14,980円+税

十三機兵防衛圏

  • メーカー: アトラス
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ADV
  • 発売日: 2019年11月28日
  • 希望小売価格: 8,980円+税

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