TVアニメ『アクダマドライブ』の魅力とは? 小松崎類さん描き下ろしの美麗イラストが公開!

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 TVアニメ『アクダマドライブ』のBlu-ray&DVD初回限定版 全6巻購入特典である“キャラクター原案・小松崎類描き下ろし全巻収納BOX”のイラストが公開されました。

 『アクダマドライブ』は、2020年10月~12月にかけて放送されたオリジナルTVアニメ。フジテレビ公式動画配信サービス・FODにて、見放題独占配信中です。

 Blu-ray&DVDは現在4巻まで発売されており、第5巻が4月28日、第6巻が5月28日に発売予定。全巻収納BOXに使用されているビジュアルは、『アクダマドライブ』主要キャラクターが一堂に会した圧巻の超豪華イラストとなっています。

Blu-ray&DVD情報

Blu-ray[初回限定版]価格:8,580円(税込)
DVD[初回限定版]価格:7,480円(税込)

第1巻/発売中

第2巻/発売中

第3巻/発売中

第4巻/発売中

第5巻/4月28日発売

第6巻/5月28日発売

 なお、第6巻には最終話#12「アクダマドライブ」のディレクターズカット版が収録! 放送時間の都合上、カットせざるを得なかった約8分の未公開シーンが追加された“完全版”となっています。

 警察署前の処刑課弟子と処刑課後輩、そしてボスのドラマが大幅に追加。師匠の思いを受け継いだ弟子が、師匠との約束に決着を付けます。処刑課とは何か、アクダマとは何かは、このディレクターズカット版でしか見ることができません。

 放送とはまったく違う印象になったディレクターズカット版で、『アクダマドライブ』は真の完結となります!

【主な追加シーン】

・シンカンセン襲撃時の弟子と後輩の会話。シンカンセンに対する価値観の相違。
・運び屋との戦闘後、弟子と後輩のシーン。立ちすくむ後輩を見て弟子が思うことは……。
・後輩のシーン。自分の意思をしっかりと示す。
・運び屋と兄、妹のシーン。妹が垣間見せる覚悟。
・処刑課のあるべき姿を問う弟子のシーン。師匠のビーム十手を握りしめて思うことは……。
・ビーム十手を握るボスのシーン。処刑課のボスと運び屋の一騎打ちとなるのか!?
・ボスと弟子の対峙。お互いのプライドがぶつかり合う。
・銃を向ける女の子。その女の子を包み込む後輩。
・未来を見据えて語る弟子のシーン。そこには強い信念がある。
・師匠と弟子の関係性を象徴するシーン。そこにはあの名言も!!
・颯爽とバイクに乗る運び屋。その後ろには兄と妹の姿が。最後の逃走劇!

 さらに、『アクダマドライブ』を見たことがないという人に向けて、登場キャラクターの紹介と全12話のあらすじ&場面カットを一挙紹介!

 本作の奥深い世界観と美麗なビジュアル、そしてスリル満点なクライムアクションストーリーをチェックしてください。そして気になった人は、ぜひBlu-ray&DVDでアニメを視聴してみましょう!

『アクダマドライブ』とは?

 『アクダマドライブ』は、『おそ松さん』や『東京喰種トーキョーグール』シリーズを制作したstudioぴえろが贈るオリジナルアニメです。

 物語の舞台は、戦争により世界が分裂し、カントウの属国となってしまったカンサイ。独自の進化を遂げたカンサイですが、治安は悪く犯罪が横行しています。

 本作は、そんな高度に発達しながらも歪んだ社会で生きる、「アクダマ」と呼ばれる犯罪者たちの姿を描いた作品です。己の美学を貫く“アクダマ”たちの物語が、スタイリッシュな映像とともに描かれます。

 監督は、『ペルソナ 4 ザ・ゴールデン』などを手がけた田口智久さん。ストーリー原案とキャラクター原案は、TooKyoGamesの代表にしてシナリオライターの小高和剛さんとキャラクターデザイナーの小松崎類さんが手がけています。

 また、個性豊かなキャラクターのボイスも、黒沢ともよさん、梅原裕一郎さん、緒方恵美さん、櫻井孝宏さん、大塚明夫さんといった豪華声優陣が担当します。

登場キャラクター

一般人(声優:黒沢ともよ)

 普通の家に生まれ、普通に就職し、普通に人生を歩んでいた、ごく普通の女性。不幸が重なり、アクダマの犯罪に巻き込まれてしまう。変に落ち込まず、何があっても前向きに突き進む性格。

運び屋(声優:梅原裕一郎)

 天才的なドライビングセンスを持ち、武器でもなんでも取り扱う。幼い頃から大人にいろんなものを運ばされてきた。自分の仕事に絶対的な自信を持つが、ややワーカホリック気味。口数は少ないが、的確なひと言を放つ。

喧嘩屋(声優:武内駿輔)

 “力こそすべて”という脳筋思考を地で行く戦闘バカ。強い者と戦えるならば、自分の命すら惜しまない。行動原理は単純だが、それゆえ純粋で真っ直ぐな性格をしている。

ハッカー(声優:堀江瞬)

 卓越したハッキング能力を持つサイバーテロリスト。攻略不可能なものであればあるほど燃え上がるタイプ。その一方で興味がないものには無関心を貫く。

医者(声優:緒方恵美)

 快楽のために命を弄ぶマッドサイエンティスト。薬品の取り扱いに長け、白衣の下には注射器や催眠ガスが隠されている。落ち着いた物腰で達観した物言いをする。

チンピラ(声優:木村昴)

 アコギな犯罪に手を染める金の亡者。自分を大きく見せがちな小心者で、長いものに巻かれるタイプ。臆病であるがゆえに、仲間を気遣えるところも。

殺人鬼(声優:櫻井孝宏)

 殺人が趣味。その常軌を逸した残虐性とは裏腹に、普段の振る舞いは子どものように無邪気。ある条件により殺人衝動が抑えられなくなる。

処刑課師匠(声優:大塚明夫)

 カンサイ警察処刑課のベテラン。正義感にあふれているが、現場では常に冷静沈着。仕事に対し燃える若い弟子に、昔の自分の姿を重ね合わせている。

処刑課弟子(声優:花守ゆみり)

 カンサイ警察処刑課の若手。アクダマ排除に燃えているが、気持ちが先行して実力が追いついていない部分も。師匠を心から慕っている。

処刑課後輩(声優:上遠野太洸)

 処刑課弟子とバディを組むカンサイ警察処刑課の新人。正義感にあふれるが、アクダマに恐れも抱く好青年。臆病であるがゆえに慎重なタイプ。

ボス(声優:榊原良子)

 カンサイ警察処刑課のトップ。アクダマを社会の害悪と断じ、徹底排除を至上命題としている。毅然とした女性で、部下にも厳しい。

兄(声優:内田真礼)

 アクダマたちに指示を下す謎の少年。子どもらしからぬ大胆不敵な物言いで、アクダマたちを手玉に取る。

妹(声優:市ノ瀬加那)

 謎の少女。おとなしく自己主張の少ないタイプで、兄の背後に隠れがち。

ウサギ(声優:間宮くるみ)&サメ(声優:チョー)

 カンサイで放送されている、カンサイの成り立ちや社会の仕組みを紹介する教育番組のマスコットキャラクター。

『アクダマドライブ』#01~#12 あらすじ

#01「SE7EN」

 “アクダマ”と呼ばれる犯罪者が跋扈するカンサイ。ごく普通の社会人生活を送っていた“一般人”は、ある日、不幸な誤解から警察に逮捕されてしまう。

 そんな中、一部のアクダマのもとへ、莫大な報酬を約束する謎の“依頼”が舞い込んでくる。依頼の内容は、カンサイ警察署に囚われた“ある人物”を救出すること。

 それぞれの理由で依頼を請け負ったアクダマたちは、こぞって警察署を襲撃。大混乱に巻き込まれた“一般人”は……。

#02「RESERVOIR DOGS」

 襲撃事件に巻き込まれ、なし崩し的にアクダマのチームに加えられた“一般人”。首の爆弾のせいで逃げ出すこともできない。

 やむなく依頼者の計画に従うのだが、次なる計画の標的は、カントウへ繋がる唯一の方法にして、カンサイの人にとっても神聖な存在である“シンカンセン”。

 警察署から脱出し、依頼者のアジトへ向かうアクダマたちだが、一方、事態を重く見た警察でも、アクダマの排除を専門とする“処刑課”が動き出していた。

#03「MISSION:IMPOSSIBLE」

 処刑課の急襲から逃れたアクダマたちは、ついに“黒猫”のアジトに辿り着く。

 改めて聞かされる、シンカンセン襲撃作戦の内容。それは、カンサイステーションの厳重なセキュリティを突破し、限られた時間内にシンカンセンを襲撃するというものだった。

 命を落とすおそれもある危険な作戦の上、いよいよ自分が本物の“アクダマ”になってしまう現実に直面し、うなだれる“一般人”。しかも、彼女に与えられた任務はあまりに重く……。

#04「SPEED」

 アクダマたちが侵入したシンカンセンがカンサイステーションを出発。予期せぬ事態だが、黒猫は金庫を奪えば作戦は成功だという。

 しかし、制限時間はわずか10分。それを過ぎると、“絶対隔離領域”なる死の領域に入ってしまう。さらに、厄介なことに処刑課の二人もシンカンセンに乗り込んできた。

 処刑課の対応は“喧嘩屋”に任せ、“一般人”たちは金庫のある先頭車両へ向かうのだが、“運び屋”はなぜか足を止めて……。

#05「DEAD MAN WALKING」

 金庫を開けることに成功したアクダマたち。ところが、中に入っていたのは年端もいかない兄妹だった。

 ともあれ、これでミッション・コンプリート。それぞれの日常に戻る……はずだったが、依頼はまだ終わっていなかった。

 本当の依頼は金庫に閉じ込められていた二人を“ある場所”まで送り届けること。その場所はカンサイにあるという。

 そんな中、カンサイには戻らず、絶対隔離領域からカントウを目指したいという者が現れて……。

#06「BROTHER」

 カンサイまであとわずかという時に、アクダマたちのもとへ単身乗り込んできた処刑課師匠。怪我も完治しないまま、己のプライドを賭けてアクダマたちに襲いかかる。

 願ってもない再戦に興奮する“喧嘩屋”。だが、その圧倒的な力を前にアクダマたちは徐々に追い詰められていく。

 “チンピラ”は、一度撤退し態勢を整えるべきだと主張するが、引くことはできないという“喧嘩屋”。矜持と矜持、覚悟と覚悟のぶつかり合いの行方は……。

#07「ロスト・チルドレン」

 “兄妹”が目指す座標へたどり着いた“一般人”たち。“チンピラ”も合流するが、心に大きな傷を負った彼は、その怒りと悲しみを理解してくれないアクダマたちに不信感を募らせる……。

 そして、“兄”に案内されてやってきた場所は、地下にある巨大な遺跡だった。

 戦前の祭典の遺構が眠るこの場所に、一体何があり、“兄妹”は何をしようとしているのか。訝しむアクダマたちに、“兄”はその目的と自身の秘密について語り始める。

#08「BLACK RAIN」

 “医者”の裏切りによって処刑課に包囲されるアクダマたち。

 “兄”は“妹”を守るため自ら拘束され、“一般人”と“妹”を崩壊した月へと逃避させるが……。

 その一方で、他のアクダマたちも各々の思惑で動き出していた。

 不老不死を求め“兄妹”を狙う“医者”。
 身を守るため“医者”と組む“チンピラ”。
 そして、“一般人”の行方を追う“殺人鬼”。

 “一般人”は“妹”を守ろうと決意するが、二人の前に再び大きな危機が訪れる。

#09「THE SHINING」

 “妹”のためにアクダマとなった“一般人”。その覚悟にほだされた“運び屋”は、二人を“兄”のもとへ送り届ける仕事を引き受ける。

 “運び屋”の隠れ家に身を潜めた“一般人”たちは、“兄”を取り戻すため処刑課本部への侵入を画策。“兄”の移送が刻一刻と迫る中、自身の目撃情報を逆手に取った“一般人”の作戦により、三人は処刑課本部への侵入に成功する。

 だが、そこには “一般人”を追ってきた“殺人鬼”の姿が……。

#10「BABEL」

 “殺人鬼”の追跡をかわしたものの、“兄”の奪還は叶わなかった。

 “兄”を乗せたヘリを追って、炎上するカンサイをひた走る“一般人”たち。カンサイの混乱は処刑課の対応を遅らせるが、“一般人”たちの前にも暴徒が立ち塞がる……。

 “妹”の願いを叶えたい“一般人”、アクダマに殺意を燃やす処刑課弟子、そして“喧嘩屋”へ思いを馳せる“チンピラ”。覚悟を決めた者たちが、再びカンサイステーションに集おうとしていた。

#11「WAR GAMES」

 “一般人”たちを乗せたシンカンセンはカントウに消えた。

 カンサイは平和を取り戻すが、その裏側にあったのは容赦のない力の行使。一命を取り留めた処刑課後輩はアクダマ認定された民衆がことごとく処刑された事実を知り、その処置を受け入れられずにいた。

 一方、カントウに向かっていた“一般人”と“運び屋”だが、目の前に広がるのはかつて過ごした日々。二人が見つめる先には、すべての始まりである500イェンがあって……。

#12「アクダマドライブ」

 アクダマの処刑と“兄妹”の確保に躍起となった処刑課は、カンサイへの影響など顧みずシンカンセンを爆撃。なりふり構わないやり方で“一般人”たちを追い詰める。

 かろうじて生き延びたものの、ボロボロの体となった“一般人”と“運び屋”。処刑課の包囲網もすぐそばまで迫っていた。

 “兄妹”を最後の希望「シコク」へ送り届けることは、もはや叶わないのか? 退路を塞がれ、絶体絶命の窮地に陥る中、“一般人”は覚悟を決める。

©ぴえろ・TooKyoGames/アクダマドライブ製作委員会

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