本田翼が語る『にょろっこ』製作総指揮としての苦労とは?

電撃オンライン
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 ゲームアプリ『にょろっこ』のタイトル発表会に、製作総指揮の本田翼さん、そして開発をサポートする川口智基さん(フォワードワークス)、米倉規通さん(日本マイクロソフト)が登壇し、PRを行いました。

 本記事では、オフィシャルレポートが到着したので紹介します。なお、以下はリリース原文を掲載いたします。

本田翼製作総指揮!6ヵ月限定のゲームアプリ! 「緊張して昨日は眠れなかった」企画開発2年、無料ゲームアプリ『にょろっこ』2021年初夏リリース決定!

 『にょろっこ』は「ビジター(天使)」と「キーパーズ(人間)」チームに分かれて8人で戦う、非対称型対戦のサバイバルアクションゲーム。6人が「キーパーズ(人間)」で、2人が「ビジター(天使)」を操作し、10分間で各チームの勝利条件達成を目指します。

 また、本タイトルは6ヶ月間の期間限定サービスとなり、期間中には様々なイベントやキャンペーンが楽しめる「にょろっこ祭」が随時開催されます。

 2019年6月に始動した本プロジェクトは、“いつかゲームを作ってみたい”という本田さんの夢をかなえる形で、ゲーム開発を日本マイクロソフトが支援することに。

 開発中の苦労について本田さんは「方向性が決まらない時期が6か月ほどあったのですが、コンセプトが決まってからは、ゼロからキャラクターを自分で描きました」と語ると、米倉氏は「キャラクターや世界観感の原案がしっかりしていたので、すぐに“これでいいじゃん!”となった」と感心したことを明かしました。

 また、米倉氏は「(本田さんは)社会人になってみたいという夢があったので、本田さんにはマイクロソフトに出社していただこうと思っていました。残念ながら出社することはできませんでしたが、オンライン会議を通してゲーム開発以外のことにも挑戦することができました」という。

 パブリッシャーとしてゲーム運営を務めるフォワードワークス社は、本田さん自ら説得して口説き落としたとのことで、川口氏は「ユーザー体験として、実現させたいという気持ちのこもったプレゼンテーションでした」と本田さんの熱意に自然と賛同できたと話す一方、開発中はクリエイターとしての思い入れが徐々に強くなっていたという本田さんは「ゲームを作るならば、ゲームを楽しんでもらう人に還元したかったのですが、作りたいものと予算のバランス調整や運営について考えなければならないことも多くあり、大変でした」と、製作総指揮ならではの悩みも絶えなかったと開発中の苦悩を振り返りました。

 ノスタルジックなゲームの世界観について、「私が団地育ちだったので、自分が住んでいた町のイメージを作りました。子どものころ遊んでいたものや公園を再現しました」と話し、続けてお気に入りのキャラクターについては、「“蚊”というキャラクター。書いたときにこれだ!って思うくらい、蚊をちゃんと描けました」とユーモア溢れる会話で場を和ませました。

 最後に、ゲーム開発を担当した米倉氏は「人の夢を叶えるお付き合いをしていく中で、本田さんの夢のお手伝いをサポートできたことを大変嬉しく思っています。サポーターとして、ファンとして『にょろっこ』がより多くのお客様に遊んでいただくことを楽しみにしています」

 パブリッシャーを担当する川口氏は「パブリッシャーとしてできるだけ早くリリースできる準備をしっかり進めていきたいと思っています。ユーザーのみなさん、本田さん、日本マイクロソフトさんと一緒に盛り上げていきたいと思っています」

 本田さんは「まず、ゲーム開発の機会を経験させていただいたことに感謝しています。オンラインで手軽に無料で出来るゲームなので、いままでゲームに触れる機会がなかった方や幅広い世代の方に届いたらいいなと思っています」と語りました。

 本発表会を前に緊張して“昨夜は眠れなかった”ことを明かしましたが、最後はリラックスした表情で発表会を終えました。

(C)Honda Co., Ltd. Published by ForwardWorks

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