心拍数、血中酸素レベル、睡眠リズムをモニタリングするスマートウォッチ『OPPO Band Style』を試してみた
- 文
- 澤田真一
- 公開日時
OPPOは4月23日、心拍数や血中酸素レベルを測定できるスマートウォッチ『OPPO Band Style』を発売します。
スタイリッシュなデザインが特徴の『OPPO Band Style』は、普段の生活や運動時だけでなく、睡眠時に着用することにより“眠りの状態”を把握することもできます。そんな『OPPO Band Style』の試供品が筆者の手元に届いたので、早速試してみたいと思います。
早速試してみよう!
この記事の執筆は4月19日。即ち、『OPPO Band Style』の発売4日前です。にもかかわらず、未開封の状態で製品が届いたことには感動すらしてしまいました。
早速開封してみましょう。驚いたことに、ストラップが2種類同封されています。『OPPO Band Style』の本体はストラップから自由に取り外すことができるため、気分や状況に応じてストラップを交換することも可能です。
この製品を作動させるため、筆者のスマホに『HeyTap Health』というアプリをインストールしました。これを使ってスマホと『OPPO Band Style』を同期させます。この際、スマホのBluetoothはONにしておきます。
心拍数の異常を通知
準備が終わったら、予め設定した側の手首(筆者の場合は左手)に『OPPO Band Style』を装着します。これで心拍数、血中酸素レベル、歩いた歩数、消費カロリー等を逐次モニタリングしてくれます。
『OPPO Band Style』は、不整脈を感知してそれを通知する機能も備わっています。幸いなことに筆者は不整脈の経験はありませんが、この機能があれば激しい運動の際に起こり得る不慮の事態にも備えることができるかもしれません。
スマホのカメラのシャッター操作や音楽の再生など、スマートウォッチに必要な連携機能もひと通り備わっています。スマホアプリから文字盤のデザインを変更することも可能です。
実際に『OPPO Band Style』を装着してみると、デザイン面では賛否両論起こるかも……というのが正直な感想です。というのも、175cm92kg(ベンチプレスの自己記録110kg)の筆者の腕にはかなり華奢なデザインというか、ちょっと似合わないような気がしてしまいます。即ち、これはもっと身体の細い人か女性にこそ似合うもの、と筆者は解釈しています。
使い勝手良好のディスプレイ
特段ガジェット好きではないけれど、ちまたでウワサの“便利なもの”は1つ2つ持っておきたいと考える運動好きの女性。このような人は、まさに『OPPO Band Style』と相性が抜群ではないでしょうか。
『OPPO Band Style』は、筆者の目から見たら本当に小さな製品です。重量は約10.3g、ディスプレイサイズはわずか1.1インチで、これは筆者の小指で覆ってしまうことができるほどのサイズです。
ところが、この小さなディスプレイはどういうわけか操作の不便さを感じさせない作りになっています。適度かつ滑らかに反応するタッチパネルは、うっかりすると癖になってしまうほどの心地良い感触です。
実生活に寄り添ったスマートウォッチ
スマートウォッチも、多機能化が著しくなっています。
ですが、多機能化が進めば進むほどデザインがゴツくなっていくと感じているのは筆者だけでしょうか。
たとえば、オンロードだけでなくオフロードでも正確にナビゲーションしてくれるスマートウォッチというものは既に存在します。その製品は心拍数、血中酸素レベル、消費カロリーも測定することができ、最高レベルの防水防塵耐衝撃性能も備えています。この製品にとっての“スポーツ”とは、道なき道をマウンテンバイクで走ったり、急流をカヌーで進むような激しい種目です。
すると当然ながら、デザイン自体も“いかにもアウトドアウォッチ”という具合の無骨なものになっていきます。
一方、『OPPO Band Style』はより実生活に寄り添った製品……と表現すれば適当でしょうか。毎朝のジョギングや週1、2回程度の水泳、ヨガ、多少汗を流す程度のフィットネスが、『OPPO Band Style』にとっての“スポーツ”です。ごく普通の人が、思い立ったらすぐにできるくらいの行動をサポートするスマートウォッチ。それが『OPPO Band Style』と言えるのではないでしょうか。
『OPPO Band Style』は4月23日から順次発売されます。メーカー希望小売価格は4,480円。
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