『デジボク地球防衛軍(略)』はカワイらしさと硬派な『地球防衛軍』らしさが同居する名作【2021GW特集】
- 文
- うま
- 公開日時
2021年のゴールデンウィーク特別企画として、電撃オンラインがユーザーにオススメしたいタイトルをプッシュ!
この記事で紹介するのはディースリー・パブリッシャーのPS4/Nintendo Switch用ソフト『ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE:WORLD BROTHERS』。その特徴や魅力を熱く語ります!
ま~るい地球が四角くなっても、『地球防衛軍』は『地球防衛軍』!
『地球防衛軍』シリーズのスピンアウト作品として登場した本作は、今までの作品同様に宇宙からの侵略者から地球を救う物語が楽しめる3Dアクションシューティングゲームです。
画面いっぱいになるほど大量の虫型の巨大生物やロボットなど、宇宙からの侵略者が送り込んでくる敵を倒していく、爽快感あふれるゲームです。
そんな本作の舞台は、すべてがデジタル&ボクセル(立方体)で描かれたパラレル世界となっています。そのため、登場するEDF隊員はもちろん、敵として襲ってくる虫型の巨大生物や機械兵器もすべてが立方体で描かれているのが特徴です。
これまでの作品では、出現する敵が非常にリアルに描かれていました。しかし本作ではボクセルになっているので、それらの巨大生物すらカワイイとさえ思えてきます。これには、今までは虫が苦手でちょっと怖かったという人も、安心してプレイできるかと!
見た目がカワイらしくなったぶん、「攻撃もゆるい感じになるのでは?」と思った歴戦の隊員の皆さんもいるかもしれません。しかしご安心ください。ちゃんといつもどおりに難易度が選択可能で、HARDEST以上の難易度ともなると苛烈な攻撃を繰り出してきます。
これらを後退しながら攻撃していくと、いつもの“地球防衛軍らしさ”を感じるはずです。
さらに、ダウンロードコンテンツではエリート隊員向けの上級ミッションと、最高難易度のINFERNOをさらに上回る難易度の“ARMAGEDDON”が展開します。
敵も味方もオールスター! 歴代の兵科でチームを作って戦える!
今までのシリーズではプレイヤーは名もなき1兵士を操り、兵科のなかから1つを選択し、さまざまな武器を駆使して戦ってきました。しかし本作では、世界各地で戦っている“ブラザー”と呼ばれる隊員を集めて、4人1組のチームを作って戦うことになります。
このブラザーには、今までの歴代作品に登場した兵科が“レジェンド隊員”として登場! ナンバリングタイトルだけではなく、スピンオフタイトルに登場した兵科も使えるので、これまでのシリーズをプレイしてきた隊員にはたまりません。
さらに、本作オリジナルの隊員として、“ご当地EDF隊員”と呼ばれるブラザーが登場。その総数はパラメータ違いも含めると100種類以上という、驚異的な数が用意されています。彼らは世界各国の特徴を持っていて、その名前と見た目は必見! クセの強さに思わず笑ってしまいますが、実力はレジェンド隊員にヒケをとりません。
ミッション中は、チームメンバーの1人を操作して戦うのですが、残りの3人も一緒に戦ってくれるので心強いです。このチームメンバーとは、対応するボタンを1回押すだけですぐに交代可能。どれだけ離れたところにいようが一瞬で交代できるうえ、再交代までの時間制限もないので、テンポよく交代できます。
ブラザーは武器による攻撃に加えて、特殊アクションの“アビリティ”や、SPゲージを貯めて放つ“スペシャル”といった特殊能力を持っています。その能力は攻撃だけではなく、防御や支援の効果を持つものもあるので、これらの能力をうまく生かしてチームを編成するのも楽しいです。
状況に合わせて能力が異なるブラザーに瞬時に交代して戦うアクションは、今までのシリーズにない気持ちよさがあります。
そして彼らが戦う侵略者たちの巨大兵器も、なんと歴代のシリーズに登場した強敵ばかり。見覚えのある強敵との戦いに、熱くなること間違いなしです。
ベテラン隊員はもちろん、新規隊員も楽しめる名作!
本作では見た目が違うだけではなく、一部のゲームシステムが非常にシンプルなものに変更されています。戦闘中に出現するコンテナは、体力やSPゲージを回復させるもののみと、わかりやすくなっています。
過去に発売されたシリーズもプレイしている隊員はもちろん、これまでシリーズをプレイしたことがない人にも強くオススメできる作品です。
ミッションの総数もかなり多いですし、オンラインマルチプレイも可能なので、連休にあわせて地球を防衛してみてはいかがですか?
©2003-2020 D3 PUBLISHER
©2003-2017 SANDLOT
©2019-2020 YUKE’S
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります