『地球防衛軍6』新たな侵略者が住み着いた地球…EDFはどうなった!?

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 ディースリー・パブリッシャーは、2021年末発売予定の『地球防衛軍6』について新情報を公開しました。

 世界観や時代設定、物語のほか、異星生命体(エイリアン)や新キャラクター、新アクションに関する情報も公開されています。

 以下、リリース原文を掲載します。

ナンバリング最新作『地球防衛軍6』新情報公開!

 2017年、新たな世界観の下、未知なる異星生命体の侵略と対峙する人類を描いた『地球防衛軍5』は、「人類よ、運命に抗え」をキャッチコピーに、日本国内50万本を超えるシリーズ最高のヒット作となった。

 そして4年後となる2021年、ナンバリングシリーズ最新作『地球防衛軍6』が、いよいよそのベールを脱ぐ(予定)。

 最高の絶望感と興奮で贈る『地球防衛軍6』は、前作『5』の結末から数年後の世界を描いた続編となる。

しかし……

 『地球防衛軍5』の物語の結末は、希望なき未来を予期させるのに十分であった。

 2022年に突如襲来した未知の侵略者を、約2年もの戦いの末、辛くも退けた人類。そして残されたのは、総人口の9割を失い、社会システムはおろか文明も崩壊寸前という厳しい現実であった。

 EDFと人類は、確かに運命に抗い勝利した。しかし、その先に待つ未来は決して復興という名の希望に満ちあふれた世界ではなかったのだ。

 人類は、再び絶望を乗り越え、運命に抗うことができるのか?

STORY:EDF6の世界観と時代設定、物語を紹介。

勝利から3年、瀕死の地球。

 2024年、前々年より続く未知の侵略者との戦いに人類は勝利した。

 プライマーは去り、地球に静寂が戻った。しかし、人口は一割まで減少。文明は崩壊の危機に直面していた。生き残った人々は、懸命に復興の努力を続ける。

 それから3年の月日が流れた2027年。人々は大きな壁に直面していた。

 プライマーは使役していたとされる多くのエイリアン(コロニスト)を地球に置き去りにした。彼らは生き延びるために集団を作って街を占拠。地球に住みついたのである。

 人類とエイリアンは頻繁に衝突。小競り合いが繰り返され、その度、双方に被害を出していた。地球に住む2つの種族は、互いに疲弊していくばかりであった。

そして、残された脅威。

 さらに深刻な問題があった。

 それは、侵略生物が地球で繁殖を続けていることだった。地底や廃墟に巣を作り、増え続ける侵略生物。その数はすでに人類を圧倒しつつある。

 侵略生物が地球の支配者とならぬよう、人類は戦い続けねばならなかった。社会の再構築、文明復興は遅々として進まず、その日を生きるだけで精いっぱいの日々。

 人類は残された脅威と戦い続けていた。

残された脅威の数々

 プライマーが去った地球には、置き去りにされたエイリアンをはじめ、繁殖し続ける侵略生物が、今なお人類の脅威となって存在する。

住み着いた異星生命体(エイリアン)

エイリアン(コロニスト)

 プライマーに送り込まれ、使役されていたとされるヒューマノイド型エイリアン。

 先の戦争後、地球に置き去りにされ、世界各地で街を占拠するなどコロニーを形成している。巨大であることを除けば、人類に酷似した姿、能力を持った生命体。

 地球の大気で呼吸が可能など、環境への適応力も高い。人類と同等の知性を持ち、言語らしきものを使い、統率の
取れた組織的な行動をするなど、人類との酷似点は様々である。

 先の大戦で人類が初めて遭遇した異星人がコロニストである。その実、後に遭遇したもう一種の異星人であるプライマーに操られていたという説もある。

 プライマーは撤退したが、使役されていたとされる彼らは地球に置き去りにされたのも、その信ぴょう性を高めている。

 以前はその身体に埋め込まれていた機械のようなもの(プライマーが彼らを操るための装置という説アリ)は見受けられないが、変わらず組織的な戦闘を行うところを見ると、これこそが本来の姿なのかもしれない。

 彼らもこの見知らぬ地で生き残るために必死なのだろう。

コロニストの再生能力

 エイリアンたちとの戦闘では、敵が倒れたからと言って安全ではない。彼ら(彼女ら?)は手足を失った際に機動力こそ落ちるものの、攻撃を続行することが可能だ。

 さらに恐ろしいことに、驚異的な回復能力までも併せ持つ。数秒で失った手足を再生し、何事もなかったかのように本来の戦闘能力を復活することができる。


  • ▲腕の再生(先の戦争(EDF5)での記録映像より)

繁殖する侵略生物

侵略生物α

 先の侵略戦争で、プライマーによって持ち込まれた地球外生物。在来生物への高い攻撃性が確認されていることから「侵略性外来生物α」(短縮呼称「侵略生物α」)と呼称された。

 全長約11メートル。象のような巨体にもかかわらず驚くほど俊敏で、垂直の壁を登ることが可能。しかもその際に速度をおとすことがない。

 攻撃の際には大きな牙が武器となるが、さらに恐ろしいのは強酸を放出する能力である。酸は100メートルほどの距離まで放出され、金属を数秒で融解する。

 侵略生物αと戦闘、そして絶望の卵も。

侵略生物β

 侵略生物αと同じくプライマーによって持ち込まれた。

 正式名称は「侵略性外来生物β」(短縮呼称「侵略生物β」)。α型に比べ俊敏さにこそ劣るが、高い跳躍力を持つ。

 強い酸を含んだ糸を吐きだすという、恐ろしい攻撃能力を有し、その射程距離は非常に長い。多数に囲まれると大変危険で、複数の糸にあたると移動もままならなくなる。

飛行型侵略生物

 飛行能力を持つ侵略生物で、その脅威はα型、β型の侵略生物をはるかに上回る。

 巨体でありながら飛行速度は速く、戦闘能力も非常に高い。滞空状態のまま針のような組織を射出して攻撃する。その針は装甲戦闘車両の装甲を貫くほどの威力を有する。

 飛行型の脅威は戦闘能力だけではない。飛行能力を持つということは遠くへ移動できるだけでなく、広範囲で繁殖が可能うということにつながる。

 廃墟となった建物にハイブ(巣)を作り出し、駆除が追い付かないほど繁殖してしまうことこそが最大の脅威かも知れない。

  • ▲飛行型を駆除するレンジャー
  • ▲廃墟となった住宅街のマンションにハイブ(巣)を作り繁殖する飛行型。これを見る限り人類は勝利したものの、侵略生物の繁殖拡大を食い止めることはできなかったようだ。世界各地がこのような状況なのだろうか?

侵略生物α 赤色種

 侵略生物αの亜種であると考えられる生物。α型に比べて体長が大きく、硬い甲殻に包まれている。

 銃弾すらはじくことがあるため、駆除するには高い火力が必要であるとされる。酸を射出する能力はないが、巨大な顎で人類を捕食する危険な生物である。

  • ▲赤アリは数の暴力すごいからな(ワクワク)って誰これ?

全地球防衛機構軍 EDF

 かつて人類の盾となり侵略者に勝利したEDF。荒廃した地球で、我らがEDFはどんな状況になっているのだろうか?

戦い続ける戦士の姿が……

 プライマーという宇宙からの侵略者に対して、人類と地球を守りぬいたEDF。

 しかし、先の大戦(EDF5)の最終局面で、EDFの組織はすでに崩壊寸前であった。EDF総司令をはじめ、多数の兵士たちが散っていった。

 既にあのストームチームは存在しない。混乱の最中である、「かの者」との戦いか、その後
であるかについては不明だが、ストーム2(軍曹の部隊)、ストーム3(グリムリーパー)、ス
トーム4(スプリガン)と呼ばれたあの兵士たちはすでにこの世にいない。

 しかし、今も戦い続ける一人の兵士がいる。かつてストーム1と呼ばれた、あの英雄なのだろうか……?

 2027年の世界においても、繁殖する侵略生物や住み着いたエイリアンとの戦闘状態が継続していることは確認されたが、EDFという組織自体の状況や、残された戦力がどの程度であるかは不明だ。

 今回公開されたスクリーンショットを見る限り、かつての特戦歩兵レンジャーのような兵士が見受けられるが、その姿は薄汚れていて以前のような精彩さに欠ける。

 また軍隊といえるような組織だった友軍の姿も確認できない。はたして『地球防衛軍6』の世界で、EDFはどのような存在になっているのだろうか……?

  • ▲2022年開戦当初(EDF5の時代)の特戦歩兵レンジャー。
  • ▲今回公開された戦うストーム1と思しき兵士の姿。装備は薄汚れており、首に巻いた布など、ゲリラ兵のようにも見える。かつてのレンジャーと比べて精彩さがなく、文明が崩壊寸前の世界でEDFの組織がどうなっているのか気になるところだ。

251基地の悲哀

EDF第251駐屯基地

 EDF第251駐屯基地は極東エリア51番目の基地で、先の大戦「地球防衛軍5」において登場した第228駐屯基地の百キロ圏内に作られている。

 228基地と同様に、この基地にも巨大な地下格納庫が作られ、多量の武器弾薬が蓄えられていた。この基地の司
令官である大尉とEDFの兵士たちはそれらを使い、かつての文明が崩壊しつつある現在も侵略者と戦いを続けている。

  • ▲荒廃した市街地にある251基地。基地と言ってもこれは地上の出入り口であり、施設は地下にある。

 2006年、インド山中で宇宙船の残骸が発見され、人類は外敵の存在を知った。

 その翌年、地球規模の軍事組織EDFが設立。巨大軍事組織の誕生に世間は冷ややかであったが 伏せられた真の目的は、外敵の攻撃に備えることであった。

 EDFは世界各地の大都市近隣に数百もの基地を建設。それぞれの外観は小規模で目立たないものであったが、その地下にはシェルターとして機能する広大な格納庫が作られ、過剰とも思える大量の武器弾薬が運び込まれていた。

 戦いを長期化させ、エイリアンの疲弊を待つ。それが圧倒的な科学力を持つ敵と対する戦術の一つであったのだ。

 これらの基地はプライマーとの2年に及ぶ戦いで有効に機能したばかりでなく、文明が崩壊した現在では、蓄えられた物資が兵士たちを支えている。

 EDFという組織は機能不全に陥りつつあるが、兵士たちは基地を拠点とすることで、3年もの間、活動を続けることができたと言えよう。

始まりは251基地から

 EDF6の物語は、荒廃した市街地の地下に存在するEDF251基地から始まる。この基地のテリトリーに侵入するコロニストの撃退や、侵略生物の駆除が主な任務だ。

 食料などの物資も、武器も満足に存在しない世界で、このような戦闘を繰り返していても状況が好転することはない。しかし、この消耗戦をやめれば、あっという間に地上は人類のものではなくなってしまう。

 そして、ある日この人手不足に悩む基地に、新たに配属されたひとりの兵士がいた。それこそがそう、君である。

大尉

 EDF251基地の司令官。元は訓練教官にすぎなかったが、士官のほとんどが死亡したため、現在の階級へと昇進した。

 文明が崩壊してEDF組織が機能不全に陥る中、残された兵士たちを率いて街の治安を守り続けている。街にやってきては治安を乱すコロニストを「不法侵入者」として嫌悪しており、追い立てることに執念を燃やしている。

 少尉以上の士官が死亡して繰り上がったためか、崩壊した文明による影響か、尊敬できる上官(上司)というイメージではなさそうな人物の大尉。

 ステレオタイプの鬼軍曹とも言えるのかも知れないが、ドキュンと来る恐い風貌といい、同じ人類だけど多分いい奴じゃない方のタイプだ。

プロフェッサー

 かつてはEDFの科学者であったプロフェッサー。彼が開発した武器や兵器によって人類が救われたかもしれない優秀な頭脳の持ち主だ。

 戦闘員ではない彼までもが、前線で戦わなくてはならないのは、それほど人手不足なのか? それとも組織として人材を活かす機能が失われているからだろうか? なお、主人公とはどうやら久々の対面のようだ。

 エイリアンと侵略生物の駆除に出撃する251基地の兵士たち。寄せ集めの人員だ。

 限られた戦力で、地球に残された脅威と戦う人類。

 物資が圧倒的に不足しているのだろう。かつて対プライマーとして心強い人型歩行兵器であったコンバットフレームがトラックの荷台に設置されて移動する姿に漂うのは、とてつもない悲哀だ……涙を禁じ得ない。

それでも戦い続ける兵士

レンジャー

 レンジャーは、EDFの主力となる陸戦歩兵部隊の総称。

 先の戦争では火器の扱いに長けた戦闘のエキスパートとして、あらゆる銃火器をつかいこなした。「歩のない将棋は負け将棋」というが、まさに攻守にバランスの良い兵科である。

 ゲリラ的な戦闘を繰り広げるこの世界に於いて、EDFの中核であることは間違いない。251基地の戦闘員もほとんどがいわばレンジャーに類する兵士たちである。

新しいアクションを発見

 レンジャーには、前作EDF5には見られなかったアクションがいくつか発見できる。

 荒廃した街には障害物が多数散見されるが、それらを身軽に飛び越えたり、よじ登ったりするアクションの存在が明らかに。


  • ▲飛び越える!?

  • ▲踏み越える!?

  • ▲よじ登る!?

ウイングダイバー

そして空飛ぶ兵士、健在

 先の大戦でフライトユニットを装備した飛行兵として活躍した特殊部隊。

 弾薬のいらないエネルギーウェポンを装備し、空中を移動しながら戦う女性だけで構成された精鋭である。

 レンジャーに比べ、装甲は簡易的でほぼ存在しないため耐久力には劣るが、それをカバーして余りある機動力と強力な武器を持つ。

©SANDLOT ©D3 PUBLISHER

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