『モンハンライズ』短期集中コラム第4回。絶妙なバランスに調整されたラージャンが武器のテストに最適
- 文
- 麦茶ん
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カプコンから発売中のNintendo Switch用ソフト『モンスターハンターライズ』のプレイ日記の第4回をお届けします。
こんにちは。『MHRise』でVer2.0のアプデ前にラージャン500頭以上も狩猟するほどラージャンのたくましいボディに惹かれている系ライターの麦茶んです。
今回は、過去イチの良調整がなさているラージャンについて語っていこうと思います。
ちなみにラージャンは『モンスターハンター2(ドス)』で初登場しました。頭から角が生えており、筋骨隆々の肉体で全体図はゴリラのような見た目をしています。
怒り状態になると毛並みが金色に染まり、さらに闘気硬化状態になると前腕が赤くなって硬化するのも特徴ですね。
攻撃パターンはその厳つい見た目とマッチするほど凶悪で、電気をまとったエネルギーを口から放つ他、腕を左右に振りながら前進してきたり(俗称デンプシーロール)、飛び上がった後に空中で回転しながら突進してきたりと、遠近ともにスキがなく、数多くのハンターがトラウマになるレベルでキャンプ送りにされてきたことと思います。
『MHRise』のラージャンで過去のトラウマが払拭される!
先に『モンスターハンターワールド:アイスボーン』の話になるのですが、当時のラージャンは動きがめちゃくちゃ素早くて、腕を破壊して怯むかと思いきやカウンターを仕掛けてきたり、闘気硬化を解除してもダウンしなかったりと「僕の攻撃するターンはいつ回ってくるんだろう……」と思うくらいに、スキがありませんでした。
『MHRise』でもその『アイスボーン』の要素を引き継いでいます……でも安心してください。大丈夫です!
動きが遅くなったり、行動と行動のあいだに少し間がができたりと全体的にスローペースになって、あなたの心に深い傷を負わせたあのモンスターはもういないんです!(いや、やっぱり少しはいるかもしれません)
そして行動のなかでも、特に顕著にスキができたのは“つかみ”と“デンプシーロール”です。“つかみ”は、ハンターめがけて飛びつき、捕縛するとハンターを放り投げて負傷させ、さらに追い打ちしてくる攻撃ですが、捕縛されずに回避すると確定でハンターに対する害はない威嚇を行います。
“デンプシーロール”は追尾性能こそ上がっていますが、同じく攻撃後に威嚇モーションを行います。あえてゲーム的に言うならば、“モンスターの攻撃→ハンターの攻撃→モンスターの攻撃”というように、順番で攻撃する“ターン制を感じられるモンスターになった”というところでしょうか。
この威嚇がポイントで、動きが分かるようになると威嚇に合わせてハンマーの“インパクトクレーター”のような大技を叩き込めます!
今までの恨みを晴らすことができるのです!
また、腕破壊や闘気硬化解除でもダウンするようになり、特定の部位を狙うことのメリットができていることも良調整だと感じる部分ですね。
異なるアクションが可能な武器が14種類もあるので、どれで挑んでも全モンスターが等しい相性で狩猟できるというのは正直、不可能だと思っています。が、少なくとも自分が挑んだ、太刀、双剣、ハンマー、狩猟笛、ガンランス、操虫棍、弓、ライトボウガンに関しては、ラージャンの行動に対する何かしらのアンサーを持っていて、苦手意識を感じませんでした。
『MHRise』のラージャンを狩猟し続けて、改めて自分のなかでの“『MH』シリーズで狩猟が楽しいモンスターの条件とは?”について考えました。結果として、“飛び過ぎない、駆け過ぎない、潜りすぎない”というハンター側が関与できない時間の長さに加えて、ハンターが攻撃するターンが必ずやってくるという条件にたどり着きました。
みなさんの思う“良モンスターの条件”は何でしょうか?
短期連載ということで、コラムはいったん終わりとなりますが、狩猟生活はまだまだ続いていきます。それではまたどこかで!
■モンスターハンターライズ
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モンスターハンターライズ
- メーカー: カプコン
- 対応機種: Switch
- ジャンル: アクション
- 発売日: 2021年3月26日
- 希望小売価格: 7,900円+税
モンスターハンターライズ(ダウンロード版)
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