『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』開発陣にインタビュー。環境や様々な生物は脅威にして物語の重要なキー

hororo
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 バンダイナムコエンターテインメントから2021年5月14日(金)に発売予定のPS5/PS4/Nintendo Switch用ソフト『サブノーティカ: ビロウ ゼロ(Subnautica: Below Zero)』。本作の制作を手掛けた開発スタッフ陣にメールインタビューを実施しました。

 『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』は、2018年の発売以来、広大なオープンワールドと高い没入感でプレイヤーに好評を博し、数々の受賞歴に輝いた『サブノ―ティカ』の続編となる作品です。氷のように凍える謎に満ちた世界・惑星4546Bを舞台に、まったく新しいストーリーで展開していく探索型オープンワールドサバイバルゲームです。

 惑星4546Bの氷の下にある危険な水域へ飛び込み、異質で不思議な海の世界での冒険を存分に楽しむことができます。

 そんな本作について気になるところを聞いてみましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。


――今回の舞台は極寒の海のようですが、“寒さ”に関するシステムなどはあるのでしょうか?

 はい。『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』には、過酷な環境に関連するシステムがかなりあります。このゲームの大きな特徴は、プレイヤーが特定の食べ物や道具、衣服で体温を上げたり下げたりして、体温を管理しなければならないことです。

 『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』では、HUDに温度ゲージが追加され、探索中に現在の温度が表示されるようになっています。

――惑星4546Bの環境が違うのは、単純にゲームの舞台となっている場所が違うからですか? それとも何かしらの事件があったのでしょうか?

 『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』は、惑星4546Bの新天地“セクター・ゼロ”を舞台にしています。セクター・ゼロは極寒の地であるため、気温も低くなります。

――システムやアイテムなどで、新たに増えているものはありますか? また、それらの導入に至った理由をお聞かせください。

 新しいシステムやアイテムが大量に追加されています。寒さや暖を取るための新しいシステムがゲームの大部分を占めることはすでに説明しましたが、それに加えて、プレイヤーが見つけて作ることのできる設計図もたくさん用意されています。

 最も注目すべき新ツールは“シートラック”でしょう。これはモジュール式の潜水艦で、プレイヤーは様々なアタッチメントを使ってカスタマイズし、外出先でも様々な機能を発揮することができます。

 また、ゲームを進めていくと、異星人と人間が作り上げたような様々なハイブリッド技術がアンロックされ、異星人のアーティファクトをスキャンできます。例えば、有り得ないほどの長距離間でもアイテムを共有することが可能な“Quantum Locker”などがあります。

――本作のお話では、環境だけでなく人間も注意すべき対象となるのでしょうか?

 『サブノーティカ』や『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』での体験の多くは、探索して物事を明らかにしていくことなので、ストーリーについてはあまり多くを語りたくありません。言えることは、人間と戦うことはなく、環境や様々な生物が最大の脅威となるということです。しかし、環境や生物から学んだことは、より深く探索し、ストーリーを知るための最大の材料となります。

――前作との物語的なつながりはどの程度ありますか? 今作から始める人でも充分にお話を楽しめるでしょうか?

 『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』は、前作から1年後の世界を舞台に、プレイヤーを謎に満ちた物語へと誘います。前作とのつながりは随所に見られます。イースターエッグのような楽しみもありますが、本作ではまったく新しいキャラクター、ロビン・アユが、アルテラの科学者である行方不明の妹を探しに行くというストーリーになっています。

――地面を走るスピーダーのようなものがありますが、本作では海中だけでなく地上もそれなりに大きい探索地として用意されているのですか?

 そのスピーダーとは“スノーフォックス”のことで、地上を移動するためのまったく新しい乗り物です。『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』では、水上で探索できる場所が大幅に増えており、“スノーフォックス”は地上での移動をサポートするツールのひとつです。

 陸上にはいくつかの異なるバイオームがあり、プレイヤーは大部分の時間を水面下で過ごすことになりますが、ユニークな資源や動物相、手がかりを求めて地上の広い範囲を探索することができます。

――本作では、人を雇って基地内のメンテナンスをさせたりできるのでしょうか?

 プレイヤーは、4546B惑星の謎を解き明かしながら、トレーラーに登場するキャラクターの詳細を知ることになりますが、プレイヤーは1人で行動することになるでしょう。

――最後に、日本のユーザーに伝えたいこと、おススメしたい本作のポイントがありましたら、自由にコメントをいただけますと幸いです。

 私たちが楽しんで作ったように、お客様にも楽しんでいただけることを願っています。5月14日の発売日に皆様がこのタイトルを手に取っていただき、『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』でどのように生き残るかを見ることを楽しみにしています。

商品情報

製品名:サブノーティカ: ビロウ ゼロ
発売時期:2021年5月14日(金)
希望小売価格:
PlayStation5/PlayStation4用パッケージ版:3,200円+税
Nintendo Switch用パッケージ版:5,980円+税
(※『サブノーティカ(Subnautica)』+『サブノーティカ: ビロウ ゼロ(Subnautica: Below Zero)』の2作を収録)
開発:Unknown Worlds Entertainment
ジャンル:オープンワールドサバイバル
対応機種:PlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch
CERO:A
プレイ人数:1人

※PlayStation4パッケージ版をご購入された方は、追加費用無くPlayStation5版へのアップグレードが可能 です。
※画面は開発中のものです。
※インフォメーション情報は、配信日現在のものです。発表後、予告なしに内容が変更されるこ とがあります。あらかじめご了承ください。
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