『スーパーボンバーマン R オンライン』では64人で迫力のボンバーマンを楽しめる! プレイレポートを掲載

滑川けいと
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 KONAMIが5月27日に配信を開始した『スーパーボンバーマン R オンライン』のプレイレポートをお届けします。

 本作は、最大64人でのオンライン対戦ができる『ボンバーマン』シリーズ最新作。基本プレイ無料で、Nintendo Switch、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X/S、Steamのクロスプラットフォームに対応しています。

 本作の先行プレイに参加してきたので、プレイを通して得られたポイントを紹介していきます。

64人の白熱バトルで“ボンバーワン”を目指せ!

 まずは『ボンバーマン』を知らない方に、少しだけ説明をしていきます。

 『ボンバーマン』は、キャラクターを操作して同じエリアにいる相手を倒すアクションゲームです。攻撃方法は配置後一定時間経過で爆発する“ボム”。爆風で相手を倒したり、周囲のブロックを破壊したりしながらエリア内を歩き回り、最後に生き残ったプレイヤーが勝利となります。

 ブロックを破壊することで、同時に配置できるボムの数が増える“ボムアップ”や、爆風の範囲が広がる“ファイアアップ”といったアイテムが出るのもポイントです。

 個人的に好きなのは、ボムを前方に蹴り出せる“ボムキック”ですね。蹴ったあと、好きな位置で止められるので、うまくいけば逃げている相手を爆風に巻き込めます。豊富に用意されたアイテムを獲得して力を蓄えつつ、相手を倒していきましょう!

 他にはブロックを爆風が貫通する“貫通ボム”も魅力的。火力を上げて配置すれば、相手の虚を突いて倒せます。

 そんな『ボンバーマン』シリーズの最新作がこのたびマルチプラットフォームでリリースされました。それが本作『スーパーボンバーマン R オンライン』です。生き残りを競うおなじみのバトルができる“スタンダードモード”やチーム対戦ができる“グランプリモード”などを楽しめるのですが、今回先行プレイで体験できたのは……

 “最大64人でのオンライン対戦”ができる“バトル64”!

 64人でのバトルは言っても、“爆風に当たるとやられる”や“最後の1人まで残れば勝利”といった基本のルールは変わりません。プレイ自体は分かりやすいですし、これまでシリーズを遊んだことのある人はもちろん、はじめて『ボンバーマン』に触れる人でも気軽にプレイできます。

 なお、メインメニューでは、クイックマッチ以外にも仲間同士で集まって遊べる“ルームマッチ”の存在も確認できました。

 “バトル64”ではクイックマッチを選ぶとすぐにマッチングを開始するのですが、マッチング中もメニュー内の項目を操作できます。後述するキャラクターのカスタマイズ(着せ替え)をしていたら、あっという間にゲームがスタートしました。

 マッチングが完了すると、キャラクターの選択画面に移行します。制限時間内に操作するキャラクターを選び、決定すればあとはバトル開始を待つだけ!

 バトル64では64人もキャラクターがいるわけですが、とてつもない広大なひとつのエリアでバトルを開始するというわけではありません。エリアが16個存在しており、バトル開始時点では各エリアに4人のプレイヤーが配置されます。見た目的には4人対戦の状態でバトルがスタートするわけです。

 大勢とのバトルが展開するので、バトル64ではライフが2の状態からスタート。一度やられても大丈夫なためか、気持ち的にも積極的にバトルに参加できました。

 ブロックを壊しながら、周囲の相手に爆破を当てられるよう動きます。

 バトル開始から一定時間が経過するとアラームがなりひびくのですが、ここからがバトル64の醍醐味と言えるでしょう。バトル64では“バトルフェイズ”と“移動フェイズ”があり、移動フェイズは他のエリアに移動することが可能となります。エリアによっては完全封鎖されるところもあるため、移動フェイズを使って安全なエリアまで移動する必要があるのです。

 エリア同士は上下左右でつながっています。移動フェイズの時間内であればどのエリアに行くことも可能です。

 移動フェイズは他のプレイヤーもどんどん移動していることもあり、アラームの演出と相まってドタバタ感はかなりのもの。移動フェイズが終了すると再びバトルフェイズがスタートし、同じエリア内にいるプレイヤーたちと戦いを繰り広げることになります。

 移動フェイズをはさむことで、その後のバトル人数が3人になったり、5人、6人になったりするのです。

 これにより、あえて少ない人数になりそうなエリアに進んで生存率を上げようとしたり、人数の多いエリアに入って一気に人数を減らそうと画策したりといった戦略性が生まれるんですよ。ひとつのエリアを使ったバトルとは、またひと味違った遊びを体験できました。

 移動フェイズが終わると、安全なエリアではブロックが上空から降ってきて、再びバトルフェイズが始まります。この時ブロック落下位置にいるとやられてしまうので注意が必要です。

 仮にやられてしまった場合、そのまま観戦するか離脱するのかを選べます。観戦で上手なプレイの人から動きを学ぶもよし、離脱してすぐに次のバトルを開始するもよしです。

 本作はオンライン対戦となるわけですが、64人がごちゃまぜで戦うこともあり、オンラインゲームとしてはそこまでハードルは高くない印象です。プラットフォームも豊富ですし、気軽にプレイできるので、まだオンラインゲームに触れたことがないという方は本作がおすすめですよ。

 最後まで生き残ってボンバーワンを目指しましょう!

性能の異なるボンバーマンをカスタマイズ!

 バトル64で使用することになるキャラクター“ボンバーマン”ですが、基本的にはボンバーマン8兄弟の中から自由に選択可能。各ボンバーマンは外見が違うだけでなく、初期状態のボム火力やボムの数、アイテム取得で増加させられる最大値など、それぞれ性能が異なっているのが特徴です。

 初期状態の性能は低いけれど将来性のある白ボン、アイテムで性能はこれ以上高くはならないけれど初期状態から比較的性能の高いピンクボンなど、性能はさまざま。自分のプレイスタイルに合ったボンバーマンを見つけましょう。

 シリーズ初期作をプレイしたことのある人は、白ボンがクセがなくなじみやすいかもしれません。

 ピンクボンはアイテムを取らなくても、高い性能を持っています。攻撃だけに専念したい方や本作でシリーズにはじめて触れる方におすすめです。

 性能は低いものの、最初からボムキックなどの能力が使える緑ボン。使いこなすには、修練が必要そうです。

 また、ボンバーマンにはコスチュームやアクセサリー、ボムの装飾などの着せ替えもできます。ゲームをプレイするとたまる“ボンバーパス”のランクを上げていくと報酬として得られる他、まだ中身は確認できませんでしたが“ショップ”でも購入できるようになるかもしれません。ボンバーマンを自分色に染め上げていきましょう!

 コスチュームに加えて、決めポーズもカスタマイズできます。

 ちなみに、プレミアムパック(税込1,100円)を購入すると、同社のタイトルにまつわる特別な衣装に身を包んだボンバーマンを14体追加で選べるようになります。

 彼らはボンバーマン8兄弟とは異なり、特殊能力を使用できるのが最大の特徴。煙になってボムや爆風を通り抜けられるようになったり、足は遅いけれど触れた相手を倒せるようになったりと、いずれも個性豊かなものがそろっています。

  • ▲アルカードボンバー
  • ▲雷電ボンバー
  • ▲ピラミッドヘッドボンバー

 特殊能力使用後は、クールタイムになり一定時間特殊能力が使えなくなります。ここぞというときに使っていきましょう。

 最大64人でのオンライン対戦を楽しめる『スーパーボンバーマン R オンライン』。シリーズが好きな方はもちろん、気軽にアクションゲームを楽しみたいという人も、ぜひ注目してもらいたいタイトルです。

 複数のプラットフォームに対応しているうえ、基本無料でプレイできるので、まずは遊んでみてください!

©Konami Digital Entertainment

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