『SUPER DRINK BROS.』開発者インタビュー。次の新ファイターは…？【電撃インディー#14】

　電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回はネコゲームティーチャーより、アーリーアクセス中の3D対戦アクション『SUPER DRINK BROS.』の開発者にインタビューを実施しました。

　『SUPER DRINK BROS.』は、手足を持ったムキムキの飲み物たちが“最強”を目指して戦うアクションゲームです。一見すると“バカゲー”ではありますが、ユーモアさにあふれた設定を背負ったキャラクターたちや、シンプルながらも奥深い対戦が好評を得ている作品です。

　そんな異色作とも言える本作の注目点や、今後の新ファイターの情報など、プレイヤーが気になる話を聞くことができました。

　なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます！

開発者インタビュー：ネコゲームティーチャー

――『SUPER DRINK BROS.』の注目点を教えてください。

　なんといっても、手足の生えた様々飲み物ファイター達です。見覚えのある缶から竹水筒といった時代を超えたもの、さらにはカレーといった自ら飲み物と主張してくるものまで幅広く参戦を受け入れておりますので、ぜひご注目ください。

――開発で苦労していたところを教えてください。

　やはり飲み物ファイター達のメンタルケアでしょうか。世界一をかけた戦いに挑む彼らも、たまに調子が悪くなってしまう時もあります。そんな時は開発者として飲み物ファイター達と真摯に向き合い、寄り添うことで再び立ち上がる勇気を与えております。

　（ファイターバランスの調整が、開発をしていて特に難しく感じるポイントです。ユーザーの皆さまの反応や、プレイの様子を見ながらいつもバランス調整を行っております）

――開発をする上で、特に気を付けている点など教えてください。

　飲み物ファイター達の戦いを運営する身として、戦場となる場所の掃除は欠かせないです。埃一つない綺麗な戦場で、ストレスなく彼らが戦えるよう心がけております。

　（ユーザーの皆さまに楽しくプレイしていただけるよう、バグや不具合などは見つかり次第迅速に解決し、パッチを当てることを心がけています）

――ゲームタイトルにこめた想いを教えてください。

　世界一の飲み物――つまりスーパードリンクを目指し、彼ら飲み物ファイター達と共に歩んでくれるユーザーの皆様はまさに彼らにとっての兄弟。ぜひ皆さまも飲み物ファイター達と素敵な絆を育んでいただければ幸いでございます。

――今後、実現したい野望などありますでしょうか。

　手足の生えた缶の着ぐるみを作って、飲み物ファイターに同一化して、世界大会の対戦実況をすることです。

――ゲームの開発に携わることになったきっかけについて教えてください。

　自分がプログラムをしたキャラクターがすぐに動く最近のゲームエンジンの進化に感動し、そのままゲーム作りに没頭してしまうようになりました。

――ここ数年でもっとも感銘をうけた、おすすめのインディーゲームについて教えてください。（インディーゲームでなくとも構いません）

　エレクトロニック・アーツより2020年7月14日リリースされた『ロケットアリーナ』というインディゲームです。

　TPSのゲームで、“弾を撃つ楽しさ”という原点を体現したかのような操作性。厳密なエイム精度を求め過ぎないカジュアル性を持ちながら、競技性もしっかり備わっているところ。

　誰の手にも馴染みやすく、スタイリッシュで楽しい3Dアクションゲームの開発を目指していた僕達にはクリティカルヒットしてしまい、一時期ずっとプレイをしていました。

――今後も参戦する飲み物がいるとのことですが、次の参戦者はもう決まっているのでしょうか？

　皆さまがたくさんプレイしてくださるおかげで、参戦したいという飲み物達もたくさん押し寄せてきております。次の参戦者はせっかくですので、もうすぐやってくる夏や海などを連想させる素敵なファイターを迎え入れようと思っております。

――最後にユーザーに一言お願いします。

　世の中にはたくさんの飲み物が、世界一を目指して戦っております。ユーザーの皆さまにはそんな彼らと絆を育み、ぜひ自分のイチオシな飲み物ファイターを世界一の頂を目指してみてください。

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