アクションエディターでゲームを作りたい人へのアドバイスも。『ブルーフェンサー・リザレクション』インタビュー【電撃インディー#20】
- 文
- 電撃オンライン
- 公開日時
- 最終更新
電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回はゲームシナリオライター・礼門Z(礼門屋)氏より、Steamで配信中の横スクロールアクション『Blue Fencer Resurrection(ブルーフェンサー・リザレクション)』の開発者にインタビューをお届けします。
レトロな雰囲気を持ちつつも、絶妙なバランスのアクションが楽しめる本作。プレイヤーはアクションエディターのヒーロー『ヤシーユ』を操作し、打倒・魔王サンタを目指して突き進むこととなります。そんな本作の気になるところを、開発者の礼門Z(礼門屋)氏にうかがいました。
なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
開発者インタビュー:礼門Z(礼門屋)氏
――『Blue Fencer Resurrection』の注目点を教えてください。
古典的なアクションに近い見た目ですが、メインステージの難易度は抑えめですので、気軽に楽しめるゲームになっていると思います。
――開発で苦労していたところを教えてください。
最初にフリー版からボリュームを増やしてみたら難しく大味なゲームになってしまったので、全体的にキャラの挙動を抑えるなどの調整をしました。
――開発をするうえで、特に気を付けている点などを教えてください。
私はグラフィックの技術やセンスがないので、その分レベルデザインやゲームバランスなどに配慮しています。
――ゲームタイトルにこめた想いを教えてください。
近年は古典的な2Dアクションゲームの人気が復活していると思います。もっと復活するといいですね。
――今後、実現したい野望などありますでしょうか?
もっとマニアックなゲームを作っていきたいと考えています。「なんだこれは……」となってしまうような、奇妙なゲームの面白さを伝えていきたいです。
――ゲームの開発に携わることになったきっかけについて教えてください。
思い出深いゲーム制作ツールは『デザエモン』と『ユウキノベル』です。このふたつが私のゲーム開発の原点かもしれません。
――ここ数年でもっとも感銘を受けた、おすすめのインディーゲームについて教えてください。(インディーゲームでなくても構いません)
『Mecha Ritz』と『コスモドリーマー』は古典的なシューティングゲームを踏襲しながらも独自の魅力があってすばらしいです。Steamで検索すると見つかると思います。
アクションエディター製では『モンスターリップ』『伝説の棍術師』を推します。ふりーむで検索すると見つかると思います。
――フリーゲーム版『ブルーフェンサー』から、進化させた本作をSteamで配信するに至った経緯を教えてください。
もともとフリー版は1年ぐらい放置していたのですが、公開してみたら意外と好評だったので、そこから自分なりに納得のいくゲームに仕上げました。
Steamでアクションエディターの主人公『ヤシーユ』のゲームを出したいというのもありましたね。
――アクションエディターでゲームを製作されたきっかけやツールの感想を教えていただけますか。
とてもわかりやすく作りやすいツールで、ステージクリア型アクションゲームの基本を学ぶのにも良いと思います。
――アクションエディターでゲームを作りたい人に向けたアドバイスをお願いします。
ゲームを作る動機って、自分の好きキャラクターを動かしたいというのが大きいと思います。主人公にいろんなアクションをさせて好きなキャラクターにしていくといいかもしれません。アクションエディターはそういう作り方が手軽にできると思います。
――最後にユーザーに一言お願いします。
昔懐かしい2Dアクションゲームを気軽に楽しんで欲しいです。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
『Blue Fencer Resurrection』のSteamページはこちら
Blue Fencer Resurrection
- メーカー:Leimonya(礼門屋)
- 対応端末:PC
- ジャンル:アクション
- 配信日:2020年10月16日
- 価格:310円