『エンライトライブ』イベントレポート。階級の異なる3グループが協力! そして新発表も…?

電撃オンライン
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 本格ロック×キャラクタープロジェクトとして始動した、コンテンツシードによる新コンテンツ『ENLIGHTRIBE(エンライトライブ)』。

 CDリリース記念として、5月16日にイベントが行われました。朗読劇も行われた、第一部のレポートをお届けします。

CDリリース記念イベント・キャスト(敬称略)

FAM(ファム)

山口智広(狗巻徒十)
汐谷文康(鹿喰驚)
住谷哲栄(稲代鐡葉)
深町寿成(久慈獅子雄)

ESMERALDA(エスメラルダ)

寺島惇太(双葉城瑛利)
濱健人(鳳凰碧瑠)
永野由祐(加賀美比江呂)
小松昌平(砦螺藻)

SHIFTYz(シフティーズ)

土岐隼一(志津維墨)
田丸篤志(志津阿墨)

オープニング

 キャスト全員で集まるのは初めてになるという当イベント。ファミリー感を押し出してお届けしたいというFAM(ファム)や、兄弟のほのぼのさが伝わってくるSHIFTYz(シフティーズ)、慌てず常に冷静さを保つESMERALDA(エスメラルダ)の面々など、開始早々、本作の魅力を全力で伝えようとする姿が見られました。

  • ▲“SHIFTYz(シフティーズ)”の志津阿墨こと田丸さんが「お兄ちゃんだよ~」とゆるく挨拶する場面も。
  • ▲ESMERALDA(エスメラルダ)の面々。マイクトラブルがあっても「上級は慌てない」と一言。
  • ▲出自ゆえに、家族のようなグループであるFAM(ファム)。キャストのやりとりからもそれが感じ取れます。

 イベントをTwitterでも盛り上げたいため、ハッシュタグを考えることに。最終的に“#エンリベ”に決定しましたが、響きが似ている「エリンギとかじゃないよ~」と土岐さんが補足する場面もありました。

収録エピソードや、各グループの見所が語られたトークコーナー

FAM(ファム)

 ファムの“ファ”は“ファミリーのファ”と言われるほど、家族のような集まりであるFAM。下級階層の生まれでありながらも懸命にバンド活動に励む四人の魅力を、山口さん、汐谷さん、住谷さん、深町さんが引き出していました。

 ドラマCDの収録は一人の場合と二人の場合があったようですが、多めだったアドリブ収録も一人の時があったとのこと。特に「難しい!」と感じたのは、食事をするところだったそうです。

SHIFTYz(シフティーズ)

 正真正銘の家族である、維墨と阿墨。血が繋がっているからこそ出せるラフな雰囲気や、お互いに想っているところを意識して収録されたようです。

 こちらも収録は別のことが多かったものの「(別の仕事も一緒にしてきたので)田丸さんが合わせてくれるかな、と思って自由に演じた」土岐さんと、「甘えを受け止めて演技した」という田丸さん。距離感が維墨と阿墨の二人にも反映されているのだと感じられました。

ESMERALDA(エスメラルダ)

 上流階級の人物が集まったものの、並ぶと意外と和気あいあいとしているというESMERALDA。それゆえか混沌としており、ツッコミ役が不在であるというコメントも印象的でした。

 何人かは一緒に収録する機会もあり、キャラクターの成長、変わっていく過程や門を開いていくところを横で実感することもあったとのことです。

一番好きな曲へは三億票を投票? 質問コーナー

 ここで視聴者からの質問コーナーへ。

 「田丸さんのおかげでプロジェクトを知りました。リリースされた曲の中で一番好きな曲は何ですか?」

 キャスト陣の回答へ。FAMの中では、希望の詰まった曲こと“果てしない空”が一番……と思いきや、“エンプティ​ネス”も好きだという住谷さん。ファミリーを裏切るのか……? という圧力がかけられてしまう流れに(そういう“ファミリー”ではない……はず!)。

 SHIFTYzの二人は“ダイヤモンドボイス”を選択。キャラクターが意識できた、と理由を述べたのは土岐さんでした。一方田丸さんは自由に「5票入れます」とのこと。その流れからか、ESMERALDAのほうでも“Gleam”を挙げる中で「3億3票入れます」という言葉が出てきてしまい、最終的に「全部良い曲なので決められません!」という結論に。

キャスト陣の知識が試される! 上級格付けバトル

 進行が小松さんから土岐さんへ変わり、格付けバトルのコーナーへ。土岐さんが進行を担うため、濱さんがSHIFTYzへお助け出張することに。

 最初の出題は「SHIFTYzの二人に共通する“墨”という漢字。墨書で書かれた日本最古の字は“田”と“世”のどちらか」というもの。これに対し、田丸さんは「田丸の田だから選んだ」とのことでしたが、見事正解。三重県で出土した2世紀のものに“田”の字があると聞き「書いた記憶がある」と一言。

 その後も「鳳凰と砦、どちらが苗字として存在するか」という問いに「鳳凰碧瑠が答えだよ」と濱さんが回答して正解したりと名(迷?)場面が。他には3万円台のギターと121万円のギターの聞き比べ、10万円と500円のエメラルドの見比べなどの勝負が行われました(筆者はすべて外してしまいました。難しかったです)。

 その結果、3票を獲得したFAMとSHIFTYzに対して、ESMERALDAは2票で最下位に。罰ゲームとして“恥ずかしい台詞”を言うこととなってしまいましたが、「俺と真剣に付き合ってくれないか」「君も鳳凰家の一員になってくれないか?」などといった、恥ずかしいというより、ファンサービスたっぷりの台詞が飛び出しました(ファンサという意味では、負けたほうがいいのでは⁉ という声も)。

朗読劇へ。3グループ合同の説明会

 朗読劇の内容は“グループ合同のオンライン説明会”ということで、最初に接続に四苦八苦するFAMの面々が見られました。





 鐡葉がジャンクの山から拾い集めて作ったというパソコンで参加すべく、鍋の蓋を差し込んで支えたりと、あれこれ試していました。仲良さそうな様子に、微笑ましい気持ちにさせられます。



 一方、SHIFTYzの二人。維墨は服装に迷ったり、前髪が上手くいかないことを気にしていましたが「画面越しだし誰も気にしないよ」と阿墨が一言。

 それを受けて「自分が気にする」と維墨が返しますが、阿墨はそんな弟へ「今日もかわいいよ」と告げます。互いに唯一の存在、大事な兄弟であることがひしひしと伝わってくる一場面です。





 ESMERALDAはさすが上流階級と言うべきか、シアタールームのようなところから説明会に参加する模様。ばらばらに見えてまとまりのある彼らに、IDを付与されていないFAMの四人は、下級層であることを悟られないようにしなければなりませんでした。また、碧瑠の執事が阿墨だったということも触れられます(維墨の、碧瑠に対する辛らつな態度も納得がいきました)。

 説明会が始まると、スタッフが登場。螺藻と兼ね役で、小松さんが進行を務めるスタッフを演じます。意気込みを語るところでは、バンド活動に懸ける想いと熱さが伝わるFAM、美しい兄弟愛を感じさせてくれたSHIFTYz、格式の高さを見せてくれたESMERALDAと、それぞれのグループの個性を強く受け取ることができました。

 また、階級が異なるグループが集ったことで価値観の違いが出て、FAMが危うく下級層出身だと知られそうになったりしたものの、どうにか無事に説明会が終わるところで朗読劇は幕を閉じます。

エンディング、そして発表も……?

 『ENLIGHTRIBE(エンライトライブ)』はスタート地点に立ったばかりで、これから色々なことをして盛り上げていきたいというキャスト陣。

 そんな中、新たな発表がいくつかありました。

ENLIGHTRIBE 第2弾CDリリース決定!

 第2弾の発売が決定したことが発表されました!

 FAM、ESMERALDA、SHIFTYzの順でリリースされます。

【発売日】
Side FAM:2021年8月27日
Side ESMERALDA:2021年9月10日
Side SHIFTYz:2021年9月24日

 1st Anniversary Liveの優先申込抽選券が封入されるとのことです。16日の20時より、各サイトにて予約受付が開始されています。

ENLIGHTRIBE 1st Anniversary Live開催!

 始動1周年を記念したライブが行われるとのことです。開催予定は2021年の冬とのことなので、続報が待ち遠しいですね!

(C) project ENLIGHTRIBE

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