『スパロボDDコラム』3機の漆黒のゲッターがついに集結! ゲッターノワール3号機、満を持して参戦!!【#42】

電撃オンライン
公開日時
最終更新

 5月20日から開催中のショートシナリオイベント“ゲッターノワール 三つの魂”で、巴武蔵のクローンであるムサシと、その乗機であるゲッターノワール3号機が正式に『スパロボDD』への参戦を果たし、ついにゲッターノワール全機がそろい踏みを果たしました!

 3機のゲットマシンの合体パターンによって3形態に変形するオリジナルのゲッターロボとは異なり、ゲッターノワール各機はそれぞれ大型のゲットマシンが変形したものなので、1~3号機までがともに戦っている姿を見られるのがうれしいですね!!

ゲッターノワール3号機&SSR ギガントミサイルストーム


【ユニットデータ】ゲッターノワール3号機

【ユニットパーツデータ】ギガントミサイルストーム



ゲッターノワール3号機&SSR ギガントミサイルストームの評価(S)

 ゲッターノワール3号機は通常攻撃に射程2の実弾を持つバランスタイプで登場。SSRのギガントミサイルストームは射程4の実弾で、気力の上昇により攻撃力、防御力や、与ダメージの増加、被ダメージ軽減などの効果を発揮します。

 また、「海」の地形にいるときに照準値が上がるという、初の地形による効果も付きました。3号機自体が海Sと、数少ない海を得意とするユニットなので、海が多い地形ではエースになってくれるでしょう。

 その他、必殺スロットに入れた場合の効果も特徴的で、1号機、2号機、3号機それぞれで装備した際の効果が異なるので、出撃する地形に合わせて使っていけば、かなり効果的に能力を生かしていけますね。

 これに伴い追加された新SSR必殺技が“ギガントミサイルストーム”。3機のゲットマシンが合体して誕生した“ゲッターノワールG”が、ヒザから無数の小型ミサイルを内蔵した大型ミサイルを発射し、飛びヒザ蹴りで敵機に肉薄した後、トドメに大型ミサイルを直接ブチ込むという荒業です。

 ゲッターノワールGに合体しての必殺技ということで、先行する“ダブルトマホークダークネス”や“ゲッタービーム”と同じく、ゲッターノワール1~3号機のどれでも使用可能となっています。もはやおなじみとなったゲッターノワールGへの合体デモも流れますよ!

 ゲッター3、ゲッターポセイドン、真ゲッター3と、ミサイルはゲッターロボの第3形態の十八番ですが、今回は名前が“ギガントミサイル”なのが気になるところ。

 『スパロボ』ファンのみなさまはお気づきでしょうが、マジンカイザーの腹部に搭載されたミサイルの名前が“ギガントミサイル(ギガスミサイルのことも)”なんですよね。ただの偶然かもしれませんが、もしかしたら両機に何らかの関係が……? と、妄想が膨らみますね!!

 なお、ゲッターノワール3号機用のSR必殺技“ゲッター地獄おろし”とR必殺技“大砲弾”は、ミッションクリアで手に入るようになっています。

 さらに“ゲッターノワール 三つの魂”では、神隼人の真ゲッター2と、車弁慶の真ゲッター3も獲得可能! 2人ともメインストーリーではかなり以前から活躍していましたが、パイロット&ユニットとしては満を持しての参戦となります。突然の実装に驚いた方も多いのでは?

 どちらの機体もSSR必殺技パーツは未実装ですが、真ゲッター2のSR必殺技“ミラージュドリル”とR必殺技“シザーアーム”、真ゲッター3のSR必殺技“ミサイルストーム”とR必殺技“ゲッターミサイル”は、ミッションをクリアすることで手に入れることができます!

 6月15日(13:59)までは、ムサシ、隼人、弁慶の特殊スキルオーブがもらえる期間限定ミッションも開催中。3機のゲッターの戦闘力を大幅に底上げできるまたとない機会ですので、こちらもぜひチャレンジしてみてくださいね!!


夢のスーパーロボット軍団が力を合わせてメカギルギルガンの脅威に立ち向かう! “ゲッターノワール 三つの魂”

 “ゲッターノワール 三つの魂”には、なんと『スパロボ』ファン懐かしの敵ユニット“メカギルギルガン”も登場!

 真ゲッター3やマジンカイザー、マジンエンペラーGなどに先駆け、1991年発売の『第2次スーパーロボット大戦』に登場した、記念すべき『スパロボ』シリーズ史上初のダイナミック企画オリジナルロボットがこのメカギルギルガンでした。

 ベースとなったギルギルガンは、劇場版「グレートマジンガー対ゲッターロボ」に登場した、謎の宇宙人が送り込んだ宇宙怪獣。

 当初は巨大なトカゲのような姿でしたが、工業地帯の鉄を食べ尽くしたことで、トカゲの背に人型のボディが生えたような第2形態へと成長。さらには完全に人型となった第3形態と変化し、迎え撃つゲッターロボとグレートマジンガーのスーパーロボットコンビを苦しめました。

 そんなギルギルガンは、1990年発売の記念すべき『スパロボ』シリーズ第1作『スーパーロボット大戦』でラスボスに抜てき。“スーパーロボットたちの星”を襲ったギルギルガンは、怪電波によって住人であるスーパーロボットたちを次々と洗脳してしまいますが、わずかに残った不屈の精神を持つ者たちの活躍により討ち果たされることとなりました。

 そして『第2次スーパーロボット大戦』では、DC(ディバイン・クルセイダーズ)のハマーン様がギルギルガンを手駒として引き連れて登場。

 このギルギルガンは“かつてこの星を恐怖で塗りつぶした”存在のクローンということで、初代『スーパーロボット大戦』との関連を暗に匂わせるような設定となっていました。で、このギルギルガン(第3形態)を倒すと、改造された姿で驚異の復活を果たす(しかもしゃべる!)、というのが『第2次』におけるメカギルギルガンの初登場でした。

 その後もメカギルギルガンは長らく『スパロボ』シリーズの常連として登場していたのですが、2002年発売の『スーパーロボット大戦IMPACT』以来、ほとんど姿を見せなくなってしまいましたね。近年では、2014年にリリースされたHDリメイク版『スーパーロボット大戦』の第2部に登場したくらいでしょうか。

 『スパロボDD』でのメカギルギルガンの武器は、通常攻撃が“アイアンクロー”、必殺技が“メガグラビトンウェーブ”で、初出作品の『第2次』とほとんど同じ構成になっています。メガグラビトンウェーブは、グラヴィトンウェーブでしたが。

 閑話休題。“ゲッターノワール 三つの魂”では、ダブルマジンガーにグレンダイザー、真ゲッターロボ、鋼鉄ジーグ(とビッグシューター)、デビルマン、そして3機のゲッターノワールという夢のオールスターズが“スーパーロボット軍団”として、ベガ星連合軍が放ったメカギルギルガンの進撃を阻むという、「グレートマジンガー対ゲッターロボ」をスケールアップしたようなストーリーが展開。

  • ▲早乙女博士は、スーパーロボット軍団打倒のため、あしゅら男爵や邪魔大王国の将軍たちと手を結ぶ。
  • ▲凄まじい再生能力を誇るメカギルギルガン。無敵とも思われる難敵を倒すすべはあるのか!?

 そして、ベガ星連合軍ですら制御不能なメカギルギルガンの脅威を前に、早乙女博士をはじめとする宿敵たちもスーパーロボット軍団に助力します。果たして、正義と愛と友情と、日本の心が生み出したスーパーロボット軍団は、メカギルギルガンを倒し、地球の平和を守ることができるのでしょうか!? その結末は、ぜひご自分の目で確かめてください!!

  • ▲勝利の鍵を握るのは弁慶、そしてムサシ! 時空を超えた絆が、1000分の1秒の壁を突破する!!

ラストスパート突入! イベント“その輝き、厳かたれ”で追加されたSSR必殺技パーツ2種を紹介!!

 ここからは、ラストスパートに突入したイベント“その輝き、厳かたれ”の4ステップアップガシャで追加されたSSR必殺技パーツ2種を紹介! 今回はユニコーンガンダム用の“ビーム・マグナム(MAP)”とダルタニアス用の“ライサンダー”です。

SSR ビーム・マグナム(MAP)

【ユニットパーツデータ】ビーム・マグナム(MAP)



ビーム・マグナム(MAP)の評価(S)

 移動力の増加に加えて、防御力以外のパラメータがバランスよく強化されます。少し置いて行かれ気味だったユニコーンも、久々のパーツ追加で一線級に復帰を果たしました。

 威力はあまり高くはないですが、射程やアクション、回数は優秀なので、通常のバトルはもちろん、迎撃戦での選択肢も増やせるので、1枚は獲得しておきたいパーツですね。

 RX-0 ユニコーンガンダム1号機、2号機バンシィ、3号機フェネクスの専用装備として開発されたビーム・マグナム。1射につきひとつのEパックを使い捨てとすることで高出力ビームの連射を可能としており、通常のビーム・ライフル4~6発分に相当するエネルギーを一度に消費するその威力は、かつて百式などが使ったメガ・バズーカ・ランチャーに匹敵し、高い防御力を誇るモビルアーマーに対しても有効であると言われています。

 ビーム・マグナムには5つのEパックが連結したマガジンが装填されており、1射ごとにEパック1つがパージされる仕組み。リアアーマーに予備マガジン2つ(10発分)を装備可能ですが、それを考慮しても15発までしか撃てないため、絶大な威力を誇る反面、戦闘継続能力にはやや難のある武装とされています。

 原作『機動戦士ガンダムUC』でのユニコーンガンダムでのビーム・マグナム初使用は、バナージ2度目の出撃となった対シナンジュ戦。その砲身から放たれたビームは、シナンジュが隠れた巨大な岩石を貫き粉々にしたり、かすめただけでギラ・ズールを撃破するという凄まじい威力を発揮し、バナージ自身やアンジェロを驚嘆させました。

 今回『スパロボDD』でMAP兵器として採用されたのも、納得できる高威力の武装なのです。それほどまでに強力な武装による連射を、みごとにすべて回避してみせたシナンジュのパイロット、フル・フロンタルの操縦技術にも目をみはるところですが……。

 なおビーム・マグナムは、本来RX-0系列機の専用武装として開発されており、その高出力ゆえに他の機体が使うと動作不良が生じる可能性があるとのこと。実際に、ダカールでのモビルアーマー・シャンブロ戦では、バナージが攻撃をためらったため、リディが乗るデルタプラスがビーム・マグナムをユニコーンガンダムから奪い取り、一撃でシャンブロを沈黙させましたが、その直後デルタプラスの右腕に動作不良が生じ、ビーム・マグナムを取り落しています。

 また『機動戦士ガンダムUC』の続編にあたる『機動戦士ガンダムNT』では、バナージが乗るシルヴァ・バレト・サプレッサーがビーム・マグナムを使用し、主人公ヨナ・バシュタの窮地を救いました。こちらは、あらかじめ交換用の腕(4本)を背面にマウントし、射撃のたびに腕を取り替えるという強引な方法で、ビーム・マグナムを使えるようにしています。

SSR ライサンダー

【ユニットパーツデータ】ライサンダー



ライサンダーの評価(S)

 グランゾートに続き、ダルタニアスにも2つ目の必殺パーツが早くも登場。やはり登場時期が近いためそこまで差はないですが、火力はこちらにやや軍配。

 気力減少効果が必要な場面では火炎十文字斬りを、とにかく火力が必要な場合はライサンダーをメインに、という感じで使い分けていくといいでしょう。

 その他、スキルの反骨心(剣人)は、レベル1でHP5000プラスの効果があります。間違いなく優秀なので、交換所などに追加された際には、優先的に集めていきましょう。

 ライサンダーは、ダルタニアスの右腕から出現する巨大なボウガン。アトラウス、ガンパー、ベラリオスの3機が初めてダルタニアスへの“クロス・イン(合体)”を果たした原作第3話から使われている射撃武器です。

 ボウガンでありながら速射性に優れており、劇中では瞬時に数本の矢が敵ベムボーグに刺さるという描写もありました。命中精度も高いようで、原作第9話ではベムボーグ・ガイガルの両目を狙い撃ち。もがき苦しむところに“火炎剣十文字斬り”でトドメを刺すという連続攻撃が行われています。

 ただし、ライサンダーの耐久力はダルタニアス本体に比べて劣るようで、第11話ではベムボーグ・ガルガンの磁力波によって破壊されていました。

 また『スパロボDD』で、ライサンダーの射出前のけん制として使われている“ジャイロスピンナー”は原作第4話で初使用。原作では『スパロボDD』のようにトゲのついたリングを射出するだけでなく、リングを装着したままの腕で敵を殴りつけて、格闘攻撃の威力をアップさせていました。

 ダルタニアスの必殺技といえば毎回のように敵ベムボーグへのトドメを刺すのに使われていた火炎剣十文字斬りですが、その必殺の一撃を繰り出すまでの過程で用いられたライサンダーやジャイロスピンナーは、縁の下の力持ちのような武器と言えるでしょう。

 イベント“その輝き、厳かたれ”と、“ビーム・マグナム(MAP)”と“ライサンダー”がピックアップ排出される4ステップアップガシャは、5月31日(13:59)までの開催です!!

 ……といったところで、今回の『スパロボDD』コラムはここまで! 筆者の部屋では夏真っ盛りを目前にエアコンが壊れ、地獄の足音が迫りつつあるので、生きていたらまたお会いしましょう!!





©Olympus Knights / Aniplex, Project AZ
©賀東招二・四季童子/ミスリル
©カラー
©サンライズ
©サンライズ・R
© SUNRISE/VVV Committee
©SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design ©2006 CLAMP・ST
© サンライズ・プロジェクトゼーガ
©サンライズ・プロジェクトゼーガADP
©創通・サンライズ
©創通・サンライズ・MBS
©ダイナミック企画・東映アニメーション
©東映
©永井豪/ダイナミック企画
©Production I.G/1998 NADESICO製作委員会
©1989 永井豪/ダイナミック企画・サンライズ
©1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
©2001永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所
©永井豪・石川賢/ダイナミック企画
©SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design ©2006-2008 CLAMP・ST
©SUNRISE/PROJECT G-AKITO Character Design ©2006-2011 CLAMP・ST

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

関連する記事一覧はこちら