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ネットイース新作SRPG『トリニティ・ギアーズ』インタビュー。注目ポイントやCBTの実施予定は?

紅葉つかさ
公開日時

 NetEase Gamesから配信予定のiOS/Androidアプリ『トリニティ・ギアーズ』

 本作は、機械軍団“ペリメーター”に侵略された世界を舞台にそれらに抗う少女たちの姿が描かれるシミュレーションRPGです。

 この記事では、ディレクターのMr.K氏に行ったインタビューをお届けします。

こういう時代だからこそイラストには平和をイメージ

――本作の注目してほしいポイントを教えていただけますでしょうか。

Mr.K:一番のポイントはやはりメカデザインです。それ以外に我々は全力でゲームシステムやストーリーにもポイントを置くつもりです。

 ほかには、世界各地からのイラストレーターさんによるキャラデザインや、名声優の出演なども期待できると思います。

――何かを擬人化した作品は多くありますが、それらと本作で差別化されている点を教えていただけますでしょうか。

Mr.K:厳密に言うと、本作は擬人化ではありません。ゲームにおけるコンセプトモデルは、アナイアレイションを通じて無から装甲をつくりだせる女の子たちという感じで、みんなそれぞれ、自分の本名を持っています。

 我々が作り出そうとしているのは、生産された兵器ではなく、あくまでも普通の人間というようなキャラクターです。ほかの作品との違いといえば、やはりメカデザインのところでしょうか。

――本作のストーリーや世界観を教えていただけますでしょうか。

Mr.K:本作はとある平行世界の物語で、人類は共通の認識を得て、戦争をやめ、ともに未来のために協力しあう話です。

 世界は破壊されていませんが、危険は徐々に広がっていきます。人々はテクノロジーや資源を共有し、世界各地から力を合わせ、侵略に抵抗して、運命と希望を自分の手で掴むというものになっています。

――本作は兵器をモデルにした作品とのことですが、具体的にはどのような兵器をモデルにしているのでしょうか。

Mr.K:海・陸・空三軍の連携作戦を重視しています。戦車・戦闘機・戦艦をコンセプトにしたメカ“戦術装甲”をメインにしています。

 具体的に言うと戦車には駆逐戦車・自走砲・自走式対空砲、戦闘機には攻撃機や爆撃機などがあります。

――戦闘では、ターン制ストラテジーを採用しているようですが、具体的にはどのようなものになっているか教えていただけますでしょうか。

Mr.K:システム上は陸・空や海・空の連携を重視していて、同時にそれぞれ各自のステージもあります。伝統的なSRPGとの違いは、ペースがかなり早い、遠距離単位の数が多い、職業は実在の兵器に基づいてるといったところでしょうか。

――戦闘以外に経営シミュレーション要素も楽しめるとのことですが、どのようなものになっているのでしょうか。

Mr.K:プレイヤーは自分の基地を建設することができ、それぞれの部署で違う機能を担当し、素材の生産や人員の配分などを楽しめます。

――本作では戦闘や経営シミュレーション以外にどのようなことができるのでしょうか。

Mr.K:いろいろな兵種を育成するのもひとつの重要な部分ですね。

――作中のイラストには、“ラブ・アンド・ピース”が表現されているとのことですが、これはどのような意図があるのでしょうか。

Mr.K:戦争に対する反省を通じて、偏見を捨て、平和を築くことが文明の発展の正しい道というイデオロギーを表現したいという思いからです。

Mr.K:このご時世において、我々はこういう争いのない架空世界を作り、人々は団結の力でどんどん上を目指し、どんな困難に会っても、ともに向き合えば、未来を手にいれることができるという信念を貫くつもりです。

――また、本作のイラストはたくさんのイラストレーターが創作されているそうですが、どのような方々が参加しているのでしょうか。

Mr.K:中国、日本、韓国、タイ、ベトナム、インドネシア、シンガポール、ニュージーランド、ドイツ、フィンランド、オーストリア、アメリカ、カナダなどの国と地域から80名以上のイラストレーターさんにキャラデザインの協力をいただきました。

――2022年リリース予定の本作ですが、ベータテストなど事前に本作を体験できる機会を用意することは予定されていたりするのでしょうか。

Mr.K:今年中にCBTを展開する予定です。

――最後に本作を楽しみにしている皆様へ一言お願いします。

Mr.K:注目してくれていただき、誠にありがとうございます。これからの応援もどうぞよろしくお願いいたします!

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