『文アル』と東京都・新宿区のタイアップスタンプラリーをレポート! 2つの記念館を巡って特典を手に入れよう

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 DMM GAMESがおくる、近代の文豪をキャラクター化したシミュレーションゲーム『文豪とアルケミスト』。夏目漱石をはじめ数多くの文豪ともゆかりの深い新宿区とタイアップし、2019年7月30日~9月8日まで「新宿区立漱石山房記念館」「新宿区立新宿歴史博物館」でのコラボレーション企画が開催中です。

 今回のイベントでは、漱石山房記念館に夏目漱石&芥川龍之介&久米正雄の描き下ろしイラストパネルが登場。夏目漱石の門下生である2人が、晩年を過ごした書斎を訪れている……そんな風景を切り取ったようなイラストが楽しめますよ。


 漱石山房記念館には夏目漱石・芥川龍之介・正岡子規・久米正雄・泉鏡花、新宿歴史博物館では坪内逍遥・永井荷風・島崎藤村・尾崎紅葉・小泉八雲の等身大パネルも。ゲームのキャラクターはもちろん、文豪のあゆみや関係性を紹介した解説パネルも掲示されます。

 それぞれの施設を巡り、スタンプを集めると今回のための描き下ろしイラストをデザインしたクリアファイルがプレゼントされます(※それぞれ一般300円、小・中学生100円の観覧料が必要)。また、スタンプラリーの台紙とセットになったアンケートに答えるとオリジナル缶バッジももらえるので、この夏休みの機会にぜひ参加してみてくださいね。


夏目漱石の書斎を再現している漱石山房記念館

 漱石山房記念館は生誕150周年にあたる2017年に開館した、夏目漱石初の本格的な記念館です。新宿でどのように過ごしたのかという生涯や人物像をはじめ、新宿区が所蔵する草稿や書簡、初版本など貴重な資料が多数展示されています。作品の一節が飾られている壁面もあり、ここから「これは一体どんな作品なんだろう?」と興味をもつ人も多いとか。


 とくに目玉となるのは、夏目漱石が晩年の9年間を暮らした「漱石山房」の一部を再現した展示。この書斎で再現した複製品などは、県立神奈川近代文学館の協力のもと、同館が所蔵する原資料をもとに製作しました。書棚に納められた洋書は、東北大学附属図書館の協力のもと、同館の「漱石文庫」の蔵書の背表紙を撮影し、製作されたものです。




 漱石を取り巻く人々についての紹介コーナーには、ゲームにも登場するたくさんの文豪たちが名を連ねていました。こちらもじっくり見てみると、色々な発見がありそうですよ。ちょうどタイアップの期間である9月8日までは「そうせきさんってどんな顔?」という企画展示が行われていて、ビジュアルがメインの分かりやすい内容となっています。展示の最後に夏目漱石デザインのスタンプコーナーがあるので、こちらもお忘れなく。


 こちらには夏目漱石&芥川龍之介&久米正雄の描き下ろしイラストパネルと、夏目漱石・芥川龍之介・正岡子規・久米正雄・泉鏡花の紹介パネル・等身大パネルが飾られています。紹介文は、主に新宿でどのように過ごしたのかが解説されています。例えば居住はどのあたりか、どの学校に通ったのか、当時の場所が現在のどの辺りかというのも分かります。こうした歴史に触れると、よりゲームのキャラクターへの理解も深まりそうですね。とくに夏目漱石にとってどのような存在だったのか、どんな交流が行われていたのか紹介するパネルは必見ですよ!






 ちなみに、館内には「吾輩は猫である」にちなんで猫がよく目につきますが、外の道路にも可愛らしい猫の案内があるので探してみてくださいね。

新宿歴史博物館で、新宿の歴史を体感!

 夏目漱石や小泉八雲など、近代文学の発展に大きく貢献した文豪が愛し、執筆活動を行った場としても知られる新宿。新宿歴史博物館では、そんな文豪たちの活躍も紹介しています。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と親交があったエリザベス・ビスランドへの書簡など、今回のタイアップで訪れたファンならより楽しめる展示もありますよ。


 こちらには坪内逍遥・永井荷風・島崎藤村・尾崎紅葉・小泉八雲の紹介パネルと、等身大パネルが飾られています。ゲームのキャラクターの紹介よりも、もともとの人物像がメインになっているので、改めて文豪たちの人生に思いを馳せたくなりますよ。





 このほか旧石器時代から江戸時代、昭和初期~平成まで、人々の生活や文化もじっくりと学ぶことができます。基本的に撮影は禁止ですが、江戸時代の内藤新宿の様子や商家などいくつかフォトスポットも用意されているので、こちらを思い出に残しましょう♪




 キャラクターのパネルなどは、地下1Fにあります。芥川龍之介デザインのスタンプは常設展示を抜けた先にあるので、忘れずに押してくださいね。


 そして、それぞれの記念館は文豪を深く知るうえで欠かせない作品や関連図書を多数取り揃えています。貸し出しは行っていませんが館内では読めるので、今回のコラボに限らず足を運んでみてくださいね。

 漱石山房記念館は、東京メトロ東西線の早稲田駅や神楽坂駅、都営バス(白61)の牛込保健センター前などが最寄り。新宿歴史博物館はJR・東京メトロ丸ノ内線・南北線の四ツ谷駅や四谷三丁目駅、都営地下鉄新宿線の曙橋駅が最寄りとなります。
 場所によっては10分前後歩きますので、比較的涼しい早めの時間帯に訪れたほうがよさそうです。記念館同士の移動にもバスを利用するのがベストなので、あらかじめ時刻表をチェックしておくとよりスムーズに移動できます。暑さへの対策も十分に行って、楽しいイベントにしてくださいね♪

©DMM GAMES

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『文豪とアルケミスト』

  • メーカー:DMM GAMES
  • 対応機種:iOS/Android/PCブラウザ
  • ジャンル:女性向け文豪転生シミュレーションゲーム
  • 配信日: 配信中
  • 価格:基本無料(アイテム課金方式)

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