弓兵1、盾兵4になった時の絶望感…はさておき『弓矢バトルオンライン』が面白い。新兵種、はよ!【電撃インディー#29】
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電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回はゲームクリエイターのPop氏が制作したiOS/Android用アプリ『弓矢バトルオンライン』のレビューをお届けします。
本作は、10人のプレイヤーで弓矢を撃ち合って、相手のチーム全員を倒すのが目的となる対戦ゲームです。
なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
シンプルだけど奥が深い対戦ゲーム
本作の対戦で使用できるキャラクターとして弓兵と盾兵が使用でき、マッチングの時点で、10人は1チーム5人に分かれた状態で始まります。
この戦闘でできることといえば、矢を撃って敵を倒すか、盾を使って自身や味方を守るかの2択ですが、弓兵で始めると盾が使えず、盾兵で始めると弓矢が使えません。戦闘中に切り替えることもできないので、どの兵種で始めるか重要になってきます。
ただ、盾兵はまったく攻撃できないわけではなく、移動しているとたまる必殺技パワーを最大までためることで、盾を投げて攻撃できます。通常状態で盾は矢を弾けるのは必殺技でも変わらず、投げた盾に当たった矢を弾きながら攻撃できるというわけです。
必殺技なだけあってかなり強力な効果ですが、ゲージがたまるまで攻撃できないのでやっぱり盾兵は味方や仲間を守るサポートがメインの兵種ですね。
弓兵の必殺技は同時に複数の矢を放てるというもので、盾兵に比べるとシンプルなものですが、敵チームを倒すのが目的となる以上、効率的に攻撃ができます。
とはいうものの、通常のマッチングでは兵種に関係なくランダムでチームが決まります。一度、弓兵1、盾兵4のチームになった時に、弓兵を守り切れず、開始早々やられてしまった時は、どうすればいいのかものすごい思考しましたね……。
このような感じで戦闘はシンプルですが、チームの組み合わせや時間によって狭くなるフィールドなど状況に応じて戦う必要があるなど、やってみると奥深いことがわかりました。
操作も端末の左半分をタップすると左に移動、右半分だと右に移動。そして弓兵なら両方をタップして離すと矢を撃ち、盾兵は止まれば自動で盾を構えます。戦闘も操作もシンプルだからこそ、何度でもやりたくなってしまう中毒性もありますね。
見た目で他のプレイヤーとの差をつけよう
上記で本作のメイン要素である戦闘について紹介してきました。そんなキャラクターですが、初期は裸一貫の矢が飛び交う戦場に似つかわしくないものとなっています。
ですが、本作にはキャラクターの見た目を変えられるアバター機能があります。アバターは戦闘や広告動画を見ることでもらえるコインを集めてガチャを引くことで入手できるのですが、用意されている数が尋常ではありません。ちなみに現在、なんと体、髪、アクセサリのアバターが全643種類実装されています。
一度入手すればなくなることもないので、いろいろなアバターに着せ替えて戦闘を楽しみたいですね。
それだけではなく、戦闘中はキャラクターの頭上に名前が表示されるので一目でわかるのですが、フィールドが狭くなるとキャラクターが一か所に集まって一瞬どれが自分か見失ってしまうこともあるので、見た目でも差別化しておきたいですね。
ただ、アバターはなくならないと書きましたが、一部例外があります。それがカブトです。通常は矢に当たった瞬間、やられてしまいますが、カブトを装着していればそんな矢での攻撃から身を守ることができます。
矢が当たるとカブトは役目をはたして、なくなってしまいますが、カブトを装着した戦闘で矢に当たっていなかった場合、つぎの戦闘以降もなくならず装着したまま。まさに兵種に関係なくキャラクターを守ってくれる身代わりの盾となってくれるわけです。カブトですが……。
他のなくならないアバターと同じく、カブトはキャラクターの見た目にも影響するのでおしゃれ的に使うのもありですね。
シンプルだけど、やってみると奥が深い本作『弓矢バトルオンライン』。アバターも豊富で着せ替えて個性を出して戦闘できるのも楽しいですね。
今はまだ、弓兵と盾兵の2種類しか兵種がありませんが、ダウンロード数が増えて新しい兵種が追加されたらさらに戦闘が奥深くなって楽しめそう! 現在でも十分楽しめるので、ぜひ一度ダウンロードして、遊んでみてください。
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