ゲームのように遊べる文学作品を目指して。良作アドベンチャー『LiDiA』は、なぜ生まれたのか?【電撃インディー#32】
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電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回はラボゲームスタジオより配信中のPC用ゲーム『LiDiA エモーショナルアドベンチャー』の開発者インタビューをお届けします。
ゲームでありながらも文学作品のような、独特の雰囲気を持つ本作。その作風にこめられた想いや、ゲーム開発のきっかけなどを、開発者へうかがいました。
なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
開発者インタビュー:ラボゲームスタジオ
――『LiDiA』の注目点を教えてください。
「ゲームのように遊べる文学作品」を目指しました。
ゲーム嫌いの方にも、「あっ、インディーってこういう作風もあるのね」と、小さなインディーゲームでも出来る可能性を感じてもらえれば……!
――開発で苦労していたところを教えてください。
レトロなドット絵ですが、サウンド面ではGameSynthという最新の効果音作成ツールを活用したりと、実はかなり音周りで気合い入ってます。
ダイビングではふわふわ心地よく、アクションパートではガンガン爽快に、「耳がここちよい!」を目指しました。
――開発をするうえで、特に気を付けている点などを教えてください。
時間も予算もない、ないない尽くしの小さなインディーゲームですが、「尖ったもの、記憶に残るものは作れる」と。
遊んでもらうために、これを考え続けていかなきゃですよね。
――ゲームタイトルにこめた想いを教えてください。
「どんなに科学が進歩しても、心の問題が解決しなければ意味がない」
主人公のはるかさんのように、海の底に眠っている自分の「無意識」に会いにいくような、不思議でぞくぞくする感覚を味わってください。
――今後、実現したい野望などありますでしょうか?
いま開発中の次回作もそうですが、「ゲームだけで終わらないゲーム」を作っていきたいのです。
たとえば「ドラえもん」って、子供向けのマンガでありつつもSF、科学、倫理いろんな学問への興味の入り口が設けられていますよね。
ゲームをプレイした後、ちょっと人生に気づきが生まれたり、周りの人に少しでも優しくなれる、もしこういうゲームが作り出せたら最高ですよね。
――ゲームの開発に携わることになったきっかけについて教えてください。
アルファナッツさんの「天使の微笑」というゲームが、私がゲーム作り人生を歩むことになったきっかけですね。
「えっ個人でこんなの作れるの!?」「ならば自分も!」と、その後の人生大きくねじ曲がっていきました(笑)
――最後にユーザーに一言お願いします。
現在、次回作も制作中です!
ほかにも無料で遊べるゲームほか、サメに襲われたり、神様と戦ったりいろいろあるので公式サイトに遊びにきてください^ ^
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