【男性目線の『アイナナ』レポ】帰ってきたモンジェネおじさんが語る『アイドリッシュセブン』の魅力♪ 第9回

原常樹
公開日時

 みなさん、こんにちは! 自称“モンジェネおじさん”ことフリーライターの原 常樹です。
 すっかり『アイドリッシュセブン』にハマってしまったひとりの男性マネージャーが「アイナナはここが素晴らしい!」ととりとめもなく語りつつ、【男性のマネージャー】、また【男性に布教しようとしているマネージャー】を応援するというのがこの連載のコンセプトです。

 ついに7月6日、7日に『アイドリッシュセブン 2nd LIVE「REUNION」』が開催されましたね。
 いやー、すごかったですよね! 


  • ▲西武池袋線「池袋」駅にて。コンコースが端正なアイドルたちの立ち姿で埋まる光景は圧巻でした。

 実を言うと、僕も一日目だけ現地のメットライフドームに取材でお邪魔しておりました。ただ、こちらに関しては、ガルスタの“モンジェネおじさん”ではなく、声優誌のライター・原 常樹として取材にお呼びいただいたわけなので、ここで詳細なレポートをすることは控えたいと思います。
 あくまでおじさんとして許される範囲の感想を述べるのであれば……うん、ヤバかったです

 えっ、ライターだったら、もうちょっとちゃんと言葉を選べ?
 いやいや……語彙力がなくなってるんで仕方ないじゃないですか!
 取材歴20年近いベテランではありますが、あのパフォーマンスを前に保てる平常心はありませんよ。

 昨年の1stライブで「RESTART POiNTER」のメモをとったときに「尊い」という言葉を何回も書いていたというお話もしましたが、今年メモを見返したときに多かったのは「泣く」、「アガる」、「再現」あたり。メモ書きは一般的なサイズのメモ帳30ページ近くに及ぶので、どう考えても雑誌のレポートには収まりきらないでしょう。なので、折を見てこの連載などにも少しずつにじませていければなと思っています。
 だって名場面の連続なんだもん……。ソロから始まる“あの曲”なんかは釣られて鼻水すすってたし、観客としてテトラルキアの熱狂を味わうという体験なんかは、ちゃんと語らずに終わるのはもったいないので。

 あと、MCで「男子~!」という呼びかけがあったときに、2018年の1stライブのような盛大な反応があったのもグッと来ました。そのあとに女性の方たちから盛大で温かな拍手が巻き起こったのも本当にありがたかったです。“アイナナ自体が男性でも楽しめる”というのはこの連載でもずっと声を大にして叫んできたことでもありますし、多くの男性が僕と同じ気持ちで楽しんでくれているというのはやはりうれしい。
 ただ、比率としてはどうしても女子の方が多くはなりますし、こういったライブやイベントだと少数派の立場の人間が気後れしてしまうというのは避けようのない状況でもあります。ほら、疎外感とか申し訳なさとかがでてきちゃうので……。
 そんなときに多数派の人間が温かく迎えてくれる、いや認めてくれるだけでも少数派の立場の人間はうれしいと思います。普段から男性マネージャーが入りやすい環境を作ってくださっている(さらには布教してくださっている)方はもちろん、今回ライブで拍手をしてくださった方々にはひとりのマネージャーとして深くお礼を申し上げたいです。本当にありがとうございます。おじさん、うれしいです。

 ──あっ、お気づきになられた方もいらっしゃると思いますが、昨年に引き続きフラワースタンドも手配させていただきました!

 今回は「モンジェネおじさんと愉快な仲間たち」というこちらの連載でお世話になった方々とのほのぼのした連名です。実を言うとハロウィンの座談会のタイミングでこの「みんなで贈りたいね~」というお話は持ち上がっていて。
 公式サイトに注意書きが出るタイミングに合わせて手配をしようと準備をしていたんですが、数日もたついている間に多くのお花屋さんが注文を締め切っているというまさかの状況に直面……。お花屋さんの作業量にもキャパシティがあるので当然といえば当然なんですが、チケット争奪戦みたいな感じでフラスタにも争奪戦が発生するんだなというのはカルチャーショックでした。焦燥感はありましたが、それだけアイナナというコンテンツにお花を贈りたいという方が多いということに同時に誇らしさを覚えたのも不思議な経験でしたね。
 そして、どうにかSakaseru(サカセル)さんというメーカーさんにOKをいただき、滑り込みでこのようなお花を用意することもできました。それぞれの推しのアイドルのカラーを最低一色ずつは盛り込みたいというオーダーにも快く応えていただけて大変ありがたかったです。


 フラスタに参加していただいた方から「シンプルなのがモンジェネおじさんっぽい」という意見もありましたが、メットライフドームに並んでいた気合の入ったフラスタの数々を眺めると、次回があるならメッセージボードぐらいは凝りたいなと思ってしまいました。
 ただ、うちのメンバーはあまりデザインに明るい人間がいないのでどうしたものか……。それまでに男性のイラストレーターさんやデザイナーさんにアイナナを布教するか、すでにハマっている人にお願いするのか。そのあたりのプランも考えておかないと。いずれにしても一番大事なのはアイドルたちを応援したいという想いであるということを忘れてはならないなと噛みしめています。

  • ▲フラワースタンドは当然ながら自腹なので、お金を持ち寄りつつワイワイと。参加者のひとりが買ってきてくれたお団子が『アイナナ』っぽいという話題でも盛り上がりました。オレンジ色の三月くんっぽいのはミカンの餡で、真ん中のRe:valeカラーは桃味。ブルーベリー(紫)とソーダ(水色)が並んでいるところも、ついついそのカラーのアイドルたちを思い出してしまいます。

 うちのスタジオにもついにプロジェクターを導入したことですし、改めてこの愉快な仲間たちで1stライブの映像を観返そうという話も出てきました。いやー、ひとつのコンテンツの楽しみをみんなで楽しむというのはいいモノですよ。
 よく「ライターさんはライブを仕事で観に行けてうらやましい」という言葉をいただくことがありますが、お仕事の過程で得たものである以上(同業者など立場が近い方を除けば)ライブなどの感想を共有することができないという弊害があります。だからこそこの素晴らしいライブの感想をタイムラグなく共有できるみなさんが少しうらやましくもあるんですよね。
 もし周りに好きなコンテンツについて語り合える仲間がいるという方は、ぜひそんな当たり前の“ハッピー”を再確認してみてください。

 そんなわけで、今回の連載はここまで。次回は第3部の振り返りを再開したいと思います!
 またこの連載でお会いしましょう!

(C)アイドリッシュセブン
(C)BNOI/アイナナ製作委員会

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アイドリッシュセブン

  • メーカー: バンダイナムコオンライン
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: アクションADV
  • 配信日: 2015年8月20日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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