オンラインRPG『リ・ツリーオブセイヴァー』ってどんなゲーム？ ファンタジー好きがハマれるのか紹介

　ネクソンは、iOS/Android向けRPG『Re：Tree of Savior（リ・ツリーオブセイヴァー）』のベータテストを、6月4日に開始しました。

　本作は、PC向けで配信されているMMORPG『Tree of Savior』がスマホ向けに再構築された作品です。

　さまざまな特徴を持つ“クラス”、メンバーと交流が可能な“ギルド”、ボスにダメージを与えてランキングを目指す“挑戦”など、まさに王道のファンタジーオンラインRPGを楽しめるゲームとなっています。

　本記事では、ベータテスト版を実際に遊んだうえで、『Re：Tree of Savior』の世界観やキャラクターといった、物語を彩る魅力的な要素を紹介していきます。

　ゲームをはじめる際、全キャラクター共通のチーム名と、キャラごとに名前をつけます。筆者のキャラは千代田区（チーム名）中目黒（キャラ名）になりました。

これこそファンタジー！　神秘的な世界が冒険を盛り上げる

　『Re：Tree of Savior』の魅力は、なんといってもその世界観にあります。女神の啓示によって世界を救う旅に出るという展開から、各地で出会うNPC、世界を脅かす敵の存在など、ファンタジー要素には事欠きません。

　物語は、主人公の夢の中で、女神“ライマ”がクポル“ルタ”に使命を託す場面から始まります。この女神さま、なんと美しい……。

　主人公は、女神から啓示を受けたことで啓示者となり、世界を救うために旅に出ることになります。

　啓示者は、基本的に世界を救うために旅をしている人物。訪れる街の人は好意的に接してくれます。中には、便利な道具を渡してくれる人もいました。

　個人的に好きだったのは、啓示者ということで、家の役割をする“バラック”が与えられたイベント。こんなものまで支給される啓示者がうらやましい……。

　基本的な『Re：Tree of Savior』の流れは、女神の啓示を集めつつ、敵の存在を明らかにしていき、世界を救うというストーリーとなっています。プレイしているうちに、だんだん世界観にハマってしまうこと間違いなしです。

キャラのクラスは全20種類。仲間を引き連れて冒険しよう！

　本作では、まずキャラクターを作成するところからゲームがスタートします。

　キャラクターの作成では、髪型、眉の形、肌の色をカスタマイズできます。スタート段階ではいくつかのアイテムしかカスタマイズできませんが、ファッション用のアイテムはショップやガチャで入手可能です。

　なお、これらのカスタマイズでは、性能差は生まれません。見た目だけの要素なので、気に入ったものを設定してしまって問題ありません。

　キャラクターにはそれぞれクラスがあり、こちらも作成時に設定。なお、最初のクラスは初期の5種類から選択しますが、ゲームを進めることで同系統の派生クラスに転職できるようになります。まずはお気に入りのクラスで始めてみましょう。

　ゲームを進めると、キャラクターに加えて“フェロー”という仲間のNPCと、“クポル”というサポートキャラクターを引き連れられるようになります。

　この要素が『Re：Tree of Savior』の魅力の1つ。フェローには各クラスが設定されおり、例えばプレイヤーのキャラクターが近接タイプの“ソードマン”であるならば、遠隔で戦う“ウィザード”や“アーチャー”のフェローを連れて行けば、バランスのいいパーティになります。

　クポルは直接戦闘にかかわらずとも、キャラクターのHPの回復量を上げたり、技を使用するためのSPの回復を行ったりと、さまざまな効果をもたらしてくれます。中には、攻撃を行うクポルも存在します。

　自分が強力な魔法を打つためにフェローに近接で攻撃してもらい、クポルでSPを供給。ソロでもパーティプレイのような遊び方も楽しめます。

　フェローとクポルはガチャで入手可能。R、SR、URが排出され、それぞれ性能が異なります。なお、ガチャには天井の機能もあり、150回でピックアップされているフェロー（もしくはクポル）を獲得できます。

　さらに言うと、いるだけで効果を発揮する“コンパニオン”も仲間として引き連れられます。コンパニオンもフェロー、クポルと同じくガチャで入手できます。

　キャラクター、フェロー、クポル、コンパニオンを上手く組み合わせて『Re：Tree of Savior』の世界を冒険してみましょう。