【ぶくスタ！！第30回】スバルの愛犬・大吉を探すのは宙におまかせあれ！

文: ヒムロ

公開日時: 2021年06月17日(木) 12:15

最終更新: 2022年07月30日(土) 16:43

　こんにちは、ライターのヒムロです。今回はイベント「投影★心を映す幻灯機」から大川ぶくぶ先生の描き下ろしコミックをお届けします。日本では幻灯機は明治時代に普及してブームになったそう。どんなものが上映されていたのか気になりますね。

　さっそくぶくぶ先生のコミックをどうぞ！

“投影★心を映す幻灯機”（3月15日から3月24日まで開催）

　Switchは3人が1学年ずつ違うユニットで、宙が最年少。年上の2人は宙を気遣い、宙は2人に遠慮して……。それぞれの優しさがもたらしたのは悲しいすれ違いでした。

ストーリー概要

　10月中旬、星奏館の中庭には大吉を探すスバルの姿がありました。星奏館の敷地内だからとリードをはずした結果、大吉は自由を満喫すべくどこかへ消えてしまった様子。

　そこに現れたのは、寮でスバルと同室の宙でした。スバルが大吉を見なかったか尋ねると、宙は持ち前の身軽さを活かして高いところに上って大吉を探します。すると中庭の隅で何かを掘り返す大吉を発見！

▲宙を大切にするあまり、つむぎと2人でなんでもやってきた夏目。幻灯機のおかげで彼が気づいたこととは……？

　大吉が掘り返していた不思議な機械は宙が受け取り、夏目のもとへ持ち込みます。夏目はすぐにこの機会が幻灯機であると見抜き、宙には自分で検索するように促しました。以前なら夏目自らいろいろと教えてくれたのにと、宙は少ししょんぼり。

　夏目は自分が望んでいた通りに資金や人を集め、つむぎを含めてSwitchの未来を見据えて精力的に動いていました。2人と一緒にいたいけど邪魔もしたくない宙は、寂しさをこらえてそれを言葉にすることもしません。

▲自分よりも誰かの幸せを願う優しい宙は、夏目とつむぎ、そしてファンのために魔法を使います！

　宙には寂しさを紛らわす方法があったのです。それは以前つむぎが作ってくれたSwitchの人形を使ってのおしゃべり。それを目の当たりにした夏目は一気に罪悪感に襲われ、数時間後には2人はつむぎのもとを訪れていました。夏目とつむぎのおなじみのやり取りを見た宙は「これがSwitchだ」と笑顔に。しかし夏目は何か思うところがあるようで――。