『Payday 3』や『Painkiller』シリーズ新作も! Koch Mediaから新レーベル“Prime Matter”が誕生!

電撃オンライン
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 Koch Mediaは、新たなゲームレーベル“Prime Matter”を発表しました。本レーベルからは、世界中のスタジオが開発するさまざまなゲームが届けられます。

 以下、リリース原文を掲載します。

Koch Mediaから新レーベル「Prime Matter」 誕生! 世界中の素晴らしいスタジオから多数の新作タイトルが登場

 本日2021年6月11日(金)、Koch Media(本社: ミュンヘン、ドイツ)は、新たなゲームレーベル「Prime Matter」を発表しました。本レーベルでは、世界中のスタジオが開発するさまざまなゲームをお届けします。

 当社は、大小の開発会社に向けて世界規模のパブリッシングサービスを提供する企業として成長を続けてきましたが、より多くのご要望や協業のご機会へ対応するため、この度新レーベルを増設しました。

 新レーベルでは、幅広いジャンルの新規タイトルだけでなく、Warhorse Studiosの開発タイトルなど、既存タイトルも含めた多彩なラインナップを提供予定です。

 ドイツ・ミュンヘンのKoch Media本社を拠点とする本レーベルには、ベテランから若手まで、多様性のあるメンバーが在籍しており、トップは業界の重鎮であるマリオ・ゲルホルド氏が務めます。

 今後、Koch Mediaの各海外拠点や開発パートナーと協力しながら、創造性や表現力、情熱を持ち、魅力的なストーリーで人々を惹きつけ、かつ夢のような体験をお客様にお届けできるようなゲームの制作に取り組んでいきます。

 本発表と同時に、世界各地のスタジオで開発中の新規IP・タイトルも発表されています。主要タイトルの一覧は下記をご覧ください。

『Payday 3』―Starbreeze Studios(スウェーデン)

 エネルギッシュな一人称視点協力型シューティングシリーズの最新作。プレイヤーは、ハリウッドを舞台に、伝説のギャング「PAYDAY」の一員として世界的な犯罪者となり、強盗を実行することになります。

『Crossfire: Legion』―Blackbird Interactive(カナダ)

 SmilegateとPrime Matterにより発売予定です。近未来の世界大戦と派閥争いというジャンルに最適なシナリオ設定を持つ、ユニークなRTS。

「Painkiller」シリーズ新作

 伝説の『Painkiller』が帰ってきた! 今後の情報にご期待ください。

『Kings Bounty 2』―1C Entertainment(ロシア)

 ストラテジーRPGの金字塔である「King’s Bounty」シリーズの最新作です。

(新IP) 『Scars Above』―Mad Head Games(セルビア)




 厳しい悪夢の世界で孤独な主人公が生き延びようともがく、ダークSFアクションアドベンチャー。

(新IP)『Codename Final Form』※仮称―Reikon Games(ポーランド)

 未来に生きるサイバーヴァルキリーとして人類の滅亡阻止を目指す、緊張感のあるFPS。



『Gungrave G.O.R.E』―IGGYMOB(韓国)


 スタイリッシュな三人称アクションシューター。死から蘇ったガンマン&夢のアンチヒーローであるグレイヴを操作して、数々の敵を血なまぐさい弾丸のバレエでなぎ倒していきます。

(新IP)『Dolmen』 ― Brazilian Massive Work Studio(ブラジル)






 近未来SFとラヴクラフト的なコズミックホラーが組み合わさった、新作ホラーアクション。

(新IP)『The Last Oricru』―GoldKnights(チェコ共和国)







 SF要素が組み合わさったユニークな中世が舞台の三人称アクション。

(新IP)『Echoes Of The End』※仮称―Myrkur Games(アイスランド)



 ユニークなファンタジー世界が舞台の、ストーリー重視のシングルプレイヤーアクションアドベンチャー。主人公は己の本当の目的を探し求めている女性、Ryn。

(新IP) 『The Chant』※仮称―Brass Token(カナダ)

 独特な雰囲気を持つ三人称視点のサイコホラーアドベンチャー。

(新IP)『Encased』―Dark Crystal Games(ロシア)

 エイリアンの文明に隠された秘密を解き明かす―というミッションに挑む、クラシックRPG。

 Steam、Epic Gamesストア、GOG.comでの発売を予定。また、現在配信中の早期アクセス版では、ACT1の全てとACT2の一部をお楽しみいただけます。







Nintendo Switch版『Kingdom Come Deliverance』―Warhorse Studios (チェコ共和国)

 Saber Interactive との協業となります。

 このほかにも、Warhorse Studiosの新作や、Nine Dots Studio(カナダ)の次世代機版『Outward』、Taleworlds(トルコ)のコンソール版『Mount and Blade II: Bannerlords』など、さまざまなスタジオから数々のゲームがリリース予定です。

 また、本レーベルを含め、Koch Mediaグループは現在、次の5つのパブリッシングレーベルを有しています。

・Prime Matter, 本社:ミュンヘン (ドイツ)
・Deep Silver, 本社:レディング (イギリス)
・Milestone, 本社:ミラノ(イタリア)
・Vertigo, 本社:ロッテルダム, (オランダ),
・Ravenscourt, 本社:ミュンヘン (ドイツ)

Koch Media/CEO/クレメンス・クンドラティッツ氏のコメント

 Prime Matterはプレミアムゲームのための新たな拠点として、現在および未来のパートナーにKoch Mediaグループの専門知識、そしてゲームのポテンシャルを最大限引き出すための柔軟なチームを提供します。ビデオゲーム産業のコアは、言うまでもなくエンターテインメントです。

 Prime Matterはゲーム業界を特別なものにしている基本的な価値観、すなわちゲームが本質的に楽しいものであることに重点を置きながら、活動のすべてを通じて、常に革新的であること、ゲーマーに刺激を与えることを目指しています。

 過去25年以上におよぶ歴史のなかで、Koch Mediaは劇的に成長しました。開発とパブリッシングの面でフルサポートを必要とする、最初の一歩を踏み出そうとしている野心的なインディーズ企業から、海外での流通やパブリッシングネットワークを必要としている大きなスタジオに至るまで、パートナーシップの機会が増えれば増えるほど、私たちの弓にもう一本の弦を加えることに意味があると考えたのです。

Koch Media/グローバルブランド&マーケティングディレクター(ゲーム)/マリオ・ゲルホルド氏のコメント

 ゲームは開発者の頭脳と心から生まれるものです。Prime Matterは、開発陣の持つ夢やビジョンを支えながら、各スタジオの可能性を最大限引き出すことに重きを置いています。

 私たちの主要なバリューの一つは、スタジオをサポートし、彼らがゲーム作品のなかで自分たちを表現するチャンスと自由を与えることです。この業界で最も貴重なIPのうちのいくつかも、クラウドファンディングなど、メインストリームから外れた場所で生まれた、開発者の思いが込められたプロジェクトから始まっています。

 この歴史が、インスピレーションと才能は、決してステレオタイプによって磨かれるものではないということを示しています。

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