机の上のゴチャゴチャを一挙解消! データ転送からApple Watch充電までできる万能増設ハブがおすすめの理由
- 文
- 澤田真一
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クラウドファンディング“Makuake”で“USB-C HUB”という製品が好評です。
これはUSB-C差込口のあるノートPCに、様々な規格のポートや充電スポットを増設できるハブ。ケーブル1本でディスクの上をスッキリ整頓できる製品でもあります。今回は“USB-C HUB”の試供品が届いたので、早速試してみましょう。
8 in 1増設ハブ
“USB-C HUB”は“8 in 1”を売りにしています。内訳はUSB-C、USB-A 3.1×2、4K HDMI、SDカードスロット、micro SDカードスロット、電力供給用USB-C PD、3.5mmオーディオジャックです。これ以外にもUSB-Cプラグで接続するQiワイヤレス充電器とApple Watch専用充電器がひとつずつ同封されています。
デジタルカメラで撮影した画像データの出力、音楽視聴、複数機器への充電、大型モニターへの映像出力等、この“USB-C HUB”ひとつで実施することが可能です。これは結果的に、余計なケーブルを省く効果を生みます。
実際に現物を手に取ってみると、まず目立つのは高級感です。“USB-C HUB”のボディーは安いプラスチックではなく、何とガラスパネル。これだけでも製品の本気度がうかがえますが、シンプルかつ合理的な四角のデザインが、携帯性をより高めているようです。
ワイヤレス充電からデータ転送まで
ライター稼業だけで生計を立てている筆者は、常にノートPCを向き合っています。
同業者にはわかると思いますが、この仕事は極端な話「ネット環境があればどこにいてもできる仕事」です。そう書くと「いいなぁ、うらやましいなぁ」と言われてしまいますが、とんでもない。言い換えれば、現在地を言い訳に仕事を遅らせることができないというわけです。従って、出先でノートPCのキーボードをたたくこともよくあります。
そのような時、ノートPCを電源につなぎつつ有線マウスをくっつけ、ケーブルでWi-Fiルーターに接続し、スマホも充電……とやっていくと、どうしても差込口が足りなくなってしまいます。また、ライターにはデジカメで撮影する仕事もあるため、SDカード及びMicro SDカードの差込口も必須のもの。
それらをたった1台で叶えてくれる“USB-C HUB”は、やはり生半可なガジェットではない……というのが筆者の感想です。とにかく使い勝手が良好で、素早いデータ転送も問題なく済ませることができます。何より、Apple Watchの充電にも対応しているという点が非常にありがたい!
机上のゴチャゴチャを解消!
実は筆者は、2016年のG7伊勢志摩サミットと2019年のG20大阪サミットに記者として参加しています。
各国の首脳が同じ場所に集まるサミットには、必ずメディアセンターというものが設けられます。このメディアセンターには、当然ながらパスを持った人しか入れません。警備員、清掃員、施設設置スタッフ、そして各国記者。センター内はWi-Fiと電源が使い放題で、ズラリと並べられた机にノートPCを置いて各自記事執筆の仕事をします。
しかし“電源使い放題”は、いささか語弊のある表現かもしれません。何しろ、世界各国の記者がこの場にいるわけですから、こちらが好きに使えるコンセントの差込口やテーブルのスペースも限られます。そして、あまりPC周りがゴチャゴチャしていると他の記者に迷惑が及んでしまいます。このような時、“USB-C HUB”があればこの上なく便利だったはずです。
もっとも、新型コロナウイルスの影響でサミットも完全オンライン化され、伊勢志摩や大阪のようなメディアセンターは設置されなくなりました。ですが、自宅のディスクのゴチャゴチャを軽減させる目的でも“USB-C HUB”は大いに活用できます。
1万円弱で入手できる!
とりあえず、これひとつあればPC周りが落ち着く製品。“USB-C HUB”は引き続き在宅勤務を余儀なくされる今だからこそ、その真価を発揮します。“USB-C HUB”はクラウドファンディング“Makuake”で9,975円(1組提供)からの出資を受け付けています。
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