『呪術廻戦』イベント“じゅじゅフェス2021”レポ。中村悠一さんが“虎杖の本心が出た”と感じたシーンは?

電撃オンライン
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 呪術師たちの闘いを描いたTVアニメ『呪術廻戦』の、初となるスペシャルイベント“じゅじゅフェス2021”が、6月13日に川口総合文化センター・リリア メインホール(埼玉)にて行われました。本作に出演するキャスト7名が一堂に集結し、アニメの名シーンや書き下し朗読劇の生アフレコを披露しました。終盤には、ファンの皆さん大興奮の新情報も盛りだくさんでした。

  • ▲“じゅじゅフェス2021”に出演した声優陣。

出演キャスト

榎木淳弥さん(虎杖悠仁役)
内田雄馬さん(伏黒 恵役)
瀬戸麻沙美さん(釘崎野薔薇役)
中村悠一さん(五条 悟役)
小松未可子さん(禪院真希役)
内山昂輝さん(狗巻 棘役)
関 智一さん(パンダ役)

大橋隆昌さん(MC)

生アフレココーナーでは、キャスト陣が選ぶ名シーンをその場で再現!

 第1クールのオープニング主題歌『廻廻奇譚』とともに、キャストの皆さんがステージに登場。イベントは“キャストが選ぶ名シーン 生アフレコ!”のコーナーからスタートしました。事前アンケートで出演キャストの皆さんに作品の名シーンを選んでもらい、ステージ上で生アフレコするというものです。

中村さん:虎杖悠仁の名シーン(第2話)

 中村さんは、夜蛾正道が悠仁に“呪術高専に来た理由”を問うシーンをチョイス。「自分が死ぬ時のことはわからんけど、生き様で後悔はしたくない」と悠仁の言葉に、とっさに本心が出たと感じたそうです。

内田さん:釘崎野薔薇の名シーン(第17話)

 内田さんは、「西宮桃と戦う野薔薇」を上げました。「私は綺麗にオシャレしてる私が大好きだ。強くあろうとする私が大好きだ。私は“釘崎野薔薇”なんだよ」と叫ぶ野薔薇が、とにかくカッコイイと思ったそうです。

内山さん:パンダの名シーン(6話)

 パンダが、グラウンドで野薔薇を振り回して投げ受け身の練習をさせるシーンを上げた内山さんは、パンダの動きが愉快だからと理由を述べました。

瀬戸さん:禪院真希の名シーン(8話)

 「なんで呪術師なんか」と問いかける野薔薇に、「嫌がらせだよ」と答える真希。瀬戸さんが真希をますます好きになったというシーンです。

小松さん:狗巻 棘の名シーン(8、19話)

 小松さんは、東堂葵(声優:木村昴さん)への「動くな」(8話)と、花御(声優:田中敦子さん)への「ぶっとべ」(19話)を上げ、余裕のあるときと、必死なときのコントラストが素晴らしいと語っていました。

関さん:五条悟の名シーン(7話)

 関さんは、漏瑚の戦いで五条先生が素顔を明かしたシーンを上げました。圧倒的な強さを持ちながら、素顔の可愛さに心奪われたそう。SNSなどでも大きな話題を呼んだ名場面です。

 また“スタッフが選ぶ名シーン 生アフレコ!”では、音響監督の藤田亜紀子さんは悠仁の決意のモノローグ(13話)を、朴性厚監督は、野薔薇が悠仁に「共犯ね、私たち」と声をかけるシーン(24話)を上げました。

 コーナーが終了すると、東堂葵役・木村昴さんのビデオメッセージが公開されました。木村さんの手元にはジェンガが用意されており、プレイしながら各ピースに書かれたお題に挑戦していきます。早口言葉にブラジル体操、高たんビームと、さまざまなお題をこなしていき、最後は好きなおにぎりの具を“ひきわり納豆”だと明かしたところでビデオメッセージは締めくくられました。木村さんの愉快な動画に、笑いがあふれていました。

“じゅじゅさんぽ”の生アフレコでは、ほのぼのしたやりとりにほっこり

 後半では、本イベント用に書き下ろされた“じゅじゅさんぽ”の生アフレコが披露されました。

 ストーリーは、悠仁、恵、野薔薇が五条先生に呼び出され、川口へと降り立つところからスタート。しかしそこに先生の姿はなく、なぜ呼び出されたのか考えを巡らせる3人が、さりげなく川口の名所や魅力を紹介していきます。そこへ五条先生が登場し、2年生と合流することを告げました。

 五条先生に川口へ来るよう連絡を受けた真希、棘、パンダの3人は、パンダを川口まで運ぶのに四苦八苦していました。駅までたどり着くも、パンダは子どもたちやおばあさんにとり囲まれてしまいます。なんとか電車に乗った2年生は、無事4人との合流を果たしました。

 全員そろったところで、五条先生は唐突に“第1回 荒川横断じゅじゅトラクイズ”を始めます。1年生対2年生のチーム対抗戦で、高専関係者に関するクイズに答えるゲームです。正解数の多いチームが勝者となり、ご褒美にはバーベキューが用意されているとのことで生徒たちのやる気は十分! 

 両者一歩も譲らぬ展開で、同点のまま最終問題を迎えるも、「Q.グレートティーチャー五条の好きな食べ物は?」という問題に誰も正解できず、引き分けという結果に終わります。五条先生は罰ゲームとして、全員に「川向こうにいる呪霊を払ってきて」と指示し、「結局それかよ!」と不満げな6人なのでした。ちなみに好きな食べ物は“甘いもの”だそうです。

 川口を舞台にほのぼのとしたやり取りを見せた7人に、見ているこちらもほっこりしました。

 “じゅじゅさんぽ”コーナーが終了すると、TVアニメ2クールのオープニング主題歌『VIVID VICE』を歌うWho-ya Extendedが、シークレットライブを披露しました。思わぬサプライズに会場からは大きな拍手が送られます。

 続いて、真人役の島崎信長さんからのビデオメッセージが公開されました。木村さんと同じくジェンガに書かれたお題に答える形で、早口言葉、ブラジル体操に挑みます。真人の領域展開“自閉円頓裏”も披露し、「真人に共感するところは?」というお題には、「好奇心」と答えていました。最後に好きなおにぎりの具を「ツナマヨ」と回答したところで、不意にジェンガを倒してしまい悔しがる島崎さんでした。

劇場版の公開日決定にコンプリートブック、スマホゲームなど新情報満載!

 イベントの終盤には、新情報がたくさん公開されました!

10月4日に1st Season コンプリートブック発売予定

 総ページ数190ページ超えのボリュームたっぷりな1冊に!

スマートフォンゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード』始動

 キービジュアルを初公開、ゲームに登場するキャラクターイラストも1年生、五条先生分が公開されました。

物語の前日譚を描いた『劇場版 呪術廻戦 0』が12月24日公開と発表!

 待望の劇場版の公開日とティザービジュアルが発表されると、喜びの声が上がりました。

 最後にキャストの皆さんがファンへ向けて一言ずつあいさつし、イベントは幕を閉じました。

関さんのコメント

 「久しぶりにお客さんがいるところでイベントができてすごく新鮮でした。好きな動物に命を吹き込むことができて嬉しいです。今後とも応援よろしくお願いします」

内山さんのコメント

 「久々に呪術の世界に浸ることができてとても楽しかったです。またこういうイベントが開けるといいなと思います」

小松さんのコメント

 「『呪術』のイベントは2年生としては初めての参加で、作品を堪能できてとても楽しかったです。『呪術』が多くの方に愛されているのを日々感じております。これからも応援よろしくお願いします」

中村さんのコメント

 「TVシリーズの続きを早くやりたいです。原作の展開も楽しみですね。今日はありがとうございました」

瀬戸さんのコメント

 「ファンの皆さんの前に立って、表情を直に見ることができて本当に嬉しく思います。『じゅじゅさんぽ』のかけ合いもすごく楽しかったです。今後の展開もたくさん発表されましたが、応援してくださってる皆さんのおかげだと改めて感じました。これからも一緒に楽しみましょう」

内田さんのコメント

 「作品に対するたくさんの人の熱い思いが各方面から聞こえてきています。この熱狂を一緒に感じながら制作できるのはとても幸せなことです。まずは劇場版を楽しみにしていただいて、その先も描いていけるように、これからも皆さんの応援をよろしくお願いします」

榎木さんのコメント

 「スタッフさんも全力で制作してくださっていて、僕らもそれに応えられるように頑張りました。アニメの続きをやりたい思いがありますが、それまでには全員でアフレコができるような環境になっていたらいいなと思います。皆さんも健康に気をつけて、これからも『呪術廻戦』をよろしくお願いします」

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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