【先行公開】『シャドバ』最速4ターンでリーダー回復付き6/6必殺守護フォロワーが疾走する！

　サイゲームスが配信するiOS/Android/PC用デジタルTCG『Shadowverse（シャドウバース）』で、6月29日に第21弾“Renascent Chronicles / リナセント・クロニクル”が登場します。

　本記事では、追加されるカードの中からドラゴンのブロンズレア“マーナガルムの斥候”、ゴールドレア“勇躍の獣人・ジーナ”、レジェンド“森の影・ヴァイディ”を先行公開。カードの評価や使い道を紹介します。

マーナガルムの斥候

コスパに優れるナテラ補充役

　プレイすると、自然軸のデッキで重要な“ナテラの大樹”が手札に加わるフォロワー。

　ナテラの大樹は“場にナテラの大樹があるときにランダムで1枚のナテラの大樹を破壊し、ラストワードで1枚カードを引く、1コストのアミュレット”ですので、単体では“カードを引く”役割のフォロワーです。

　ですが、後述する2枚のフォロワーの能力がナテラの大樹をトリガーとするもの。新弾で生まれるだろう新しい“自然ドラゴン”で、このフォロワーはナテラの大樹を確保してデッキのエンジンを温める役割を果たしそうです。

　既に公開済みの“ナテラの未来”は1コストでナテラの大樹を2枚手札に加えるスペル。この効果を内包するマーナガルムの斥候は、実質的に2コスト3/2と考えることもできます。

　また、進化時の能力と合わせて相手の場のフォロワーを2体破壊したいときには、2/3ではなく3/2である点がメリットになることもあるでしょう。

　複数の要素から自然ドラゴンの序盤を支えるフォロワーになりそうですね。

勇躍の獣人・ジーナ

ナテラの大樹の使い方で能力が変化

　ナテラの大樹を【融合】させると、PPブーストを行えるようになるフォロワー。

　“ドラゴニックレイジ”がローテーションで使えなくなるため3コストのPPブーストカードというだけで十分な価値のあるフォロワーです。

　スタッツは控えめですが、ナテラの大樹が場に出ているなら3/3【突進】フォロワーに強化。ナテラの大樹のプレイに追加で1PP必要ですが、PPブーストがあるドラゴンなら大きなロスにはならないでしょう。

　今（6月21日）に公開されているカードの範囲でも1ターン目にナテラの未来、2ターン目に“竜の託宣”、3ターン目にナテラの大樹と【融合】済みのジーナをプレイというきれいな動きが想定できます。

　ナテラの大樹を用意するというひと手間がかかる代わりに、PPブーストにも序盤の盤面作りにも貢献しそうなフォロワーですね。

森の影・ヴァイディ

大飯喰らいだが破格の性能に強化可能

　ナテラの大樹を【融合】させると、ランダムで能力が追加されるフォロワー。

　どの能力も強力で、3枚【融合】させると6コスト6/6【疾走】【必殺】【守護】、リーダー回復まで持つてんこ盛りのフォロワーになります。

　すべての能力を発揮するのに3枚のナテラの大樹を【融合】させる必要があるという点は従来の自然ドラゴンを考えると重そうに見えますが、1ターン目にナテラの未来、2ターン目に竜の託宣、3ターン目にナテラの未来と竜の託宣とプレイすると、最速で4ターン目に3枚【融合】済みのヴァイディをプレイ可能。

　上記は理想論に過ぎませんが、ナテラの大樹でデッキを回せる点を踏まえて5～6ターン目に3枚【融合】済みのヴァイディをプレイできるというシーンは現実的な確率で起こりえます。

　【融合】枚数が少なかったとしても、ファンファーレで相手の場に干渉できるため無理に3枚【融合】させなくても相手の場の処理や自分のリーダーの回復などに役立つことは多いでしょう。
　
　さらに、場にナテラの大樹があれば相手のフォロワーへのダメージを与える能力が上昇。

　すべての能力が十全に発揮される場合、相手のフォロワーを2体破壊しつつ、リーダーに6もしくは8ダメージを与え、自分のリーダーの体力を回復したうえに体力6もしくは8の【必殺】【守護】フォロワーが相手の攻撃を受け止めるという動きに。

　最大限に能力を発揮できれば十分に試合を決定付けるフォロワーになるでしょう。

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