『大戦』シリーズ最新作『英傑大戦』ロケテストレポート&対戦動画公開。他の時代の英傑達は登場する?

たつを
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 セガが2022年稼働開始に向けて鋭意開発中の『英傑大戦』。

 6月18日から20日の間に行われたロケテストでのメディア試遊会に『大戦』歴15年超の”たつを”が参加してきました。

 今回、特別に動画も撮影させてもらえたのでそちらも記事の後半で公開していきます!

 16年もの間続き、まさしくアーケードゲームの歴史を創ってきたといえる『大戦』シリーズ。

 本シリーズの待望の新作として、『三国志大戦』『戦国大戦』に続き発表された今作は『英傑大戦 三千世界の波動』。

 サブタイトルからは、様々な時代の英傑達が入り混じって戦うことを連想させてくれるように、ロケテストでは「三国志」「戦国」「江戸・幕末」といった時代の武将が登場します。

  • ▲黄蓋、織田信長、坂本乙女と様々な時代の英傑が集結!

 本作の魅力として欠かせない要素の一つであるカードについては、「三国志」や「戦国」は、今までお世話になったことがあるようなイラストや、まったく新しいイラストもあり、従来の「大戦」シリーズをプレイしていたプレイヤーもそうでないプレイヤーも楽しめそうな感じがしました。

 筐体は既存の『大戦』シリーズとは異なる新たなもの。

 現在稼働中の『三国志大戦』と比べて左右に一つずつボタンが多いです。またUSBポートが見受けられたので動画が撮りやすくなったりする、のかもしれません。

 プレイモードについては通常プレイは1クレジットで武将カード抽選が1回、武将増量だと2クレジットで武将カード抽選が4回行われます。

 抽選が行われた後、武将カードは1枚1クレジットで印刷が可能。つまり1プレイにかかる料金は、通常プレイで武将を印刷しなければ1クレジット、武将増量で武将カードを4枚印刷すると6クレジットとなります。

  • ▲1枚ごとに印刷するか破棄するか選択可能。

 すでにデッキが組めているプレイヤーからすれば非常に安くプレイが可能だし、カードがほしいプレイヤーは武将増量を用いていけばサクサクカードを集めることが可能となりそうです。

 基本的なゲームシステムは従来の『大戦』シリーズから大きな変更はないが、本作は最大9コストまでデッキに組み込むことが可能。

 公式で公開されているこちらの動画では基本的なゲームの流れや各兵種の特徴などが詳しく紹介されています!

そして、本作からの要素としては「流派」と「争覇」があります。これらの詳細も公式動画にて詳細にまとめられているためぜひチェックしてみてください。

 「流派」は試合開始前に「兵種」「部隊」「城塞」「士気」の4種類から選択します。

 兵種アクションを敵武将に当てたり、時間経過、被城ダメージなどで流派ゲージが溜まり、一定量溜まると使用可能。

 それぞれに壱から参までの型があり、発動した時点で永続的に効果を得ることができます。

 壱の型を3回、などの使用はできないが効率的に兵種アクションを行い流派ゲージを溜めていくことで、壱から参までのすべての型を使用することは可能。また、使用する順番は自由となっています。

 ロケテストの時点でも、「兵種」や「部隊」がシンプルで強そう、とか「士気」で士気を9使用する「風林火山」を3回使用できるのすごくない? とかいろいろなことをプレイヤーが考えていて、対戦において非常に重要なウェイトを占めてきそうだと感じました。最大士気15とか夢広がりますよね。

  • ▲4つの「流派」。どれを選択するかだけでなく、どのような順番で使っていくかもプレイヤーの性格が出そうです。

 そして「争覇」。『三国志大戦』の「内乱」に似て非なるものではありますが、こちらも「内乱」とおなじく、攻城をしなくても敵城にダメージを与えることができるシステムとなっています。

 完全に個人的な意見としては、兵力を回復できる号令とかで敵陣に長時間居座ると強いんじゃないかなって思いました。

『英傑大戦』プレイ動画公開!

 今回、3日間にわたって行われた『英傑大戦』のロケテストですが、メディアとして特別に動画を撮影させていただきました。

 都合上、画面の直撮りとなっておりますがご了承ください。(そして、3戦目は蛍の光……。時間も時間だったのでどうかお許しくださいッ!)

 兵種アクションが従来の『大戦』シリーズとは異なる鉄砲隊と剣豪を見せられればと思い、今回の動画ではそちらをメインに使ったデッキで手元も撮影してきましたので是非チェックしてもらえれば、と思います。

1戦目 天下布武(織田信長)VS.風林火山(武田信玄)

  • ▲下段が手前視点のデッキとなります。

2戦目 天誅号令(武市半平太)VS.三葵の号令(徳川家康)

  • ▲下段が手前視点のデッキとなります。

3戦目 壬生狼の号令(土方歳三)VS.義兄弟の誓い(劉備)

  • ▲下段が手前視点のデッキとなります。

 プレイしてみての個人の感想としては鉄砲隊がダメージの取りやすさ、そして流派ゲージの溜めやすさ的に非常に使いやすそう、と感じました。

 射撃ですが、もちろん自分が『大戦』シリーズに慣れている、というのもありますが、そんなに難しく感じませんでした。

 剣豪は多分槍兵と同じように自身で積極的にダメージを与えにいくというよりは、他の兵種をカバーするような立ち回りがいいのかな、と感じました。剣豪だけだと流派ゲージも溜めにくい印象かもしれません。ただ、斬撃は出すのはすごく簡単でした!

 というわけで『英傑大戦』ロケテストレポート&動画をお届けしました。本作は2022年稼働とのことで少し間が空いてしまいますがその分待ち遠しいですね!

 そして、しれっと「三国志」「戦国」「江戸・幕末」以外のカテゴリーの英傑も出るんですか、と聞いてみたんですが、“検討”されているようですよ! いろいろと楽しみですね!

©SEGA

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