『スパロボDDコラム』『鋼鉄神ジーグ』参戦! 並行世界の新旧鋼鉄ジーグがまさかのクロスオーバー!!【#44】
- 文
- 電撃オンライン
- 公開日時
- 最終更新
ついについに『スパロボ』シリーズ30周年記念作品『スパロボ30』の2021年内発売決定が発表されました! 『スパロボT』から約2年ぶりのコンシューマ版『スパロボ』の登場に、ワクワクがおさえられませんね!
現時点で判明している参戦作品は『超電磁ロボ コン・バトラーV』『劇場版 マジンガーZ/INFINITY』『機動戦士Zガンダム』『勇者王ガオガイガーFINAL』『コードギアス 復活のルルーシュ』の5作品。
『復活のルルーシュ』のみ新規参戦となりますが、当然これですべてではないはず! 7月11日開催のオンラインイベント『スーパーロボット大戦 鋼の超感謝祭 2021』内で追加情報が公開されるそうですので、みなさまお楽しみに! ……というか、筆者自身がメチャクチャ楽しみです!!
さらに“HG サイバスター”が発売されたばかりのバンダイのプラモデルにも新たな動きが。“HG アルトアイゼン”発売決定です!! さすが30周年、攻めてきますね! サイバスター同様、TVアニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』版の商品化で、大張正己監督のデザインを再現しているそうです。アルトアイゼン……ということは、当然相方のあの機体も期待していいんですよねバンダイさん!?
そうそう、私事で恐縮ですが、HGサイバスターは予約時点でものすごく品薄で、これは手に入らないかも……と半ば諦めかけていたんですが、発売当日に秋葉原の某量販店Sで無事ゲットできました! まだ組めてないけど……。
前置きが長くなってしまいましたが、6月23日に『スパロボDD』では“第2章Part2”が開放され、25日からは第7回制圧戦“願望の扉”もスタートしています! ラストスパートに突入したイベント“涙は赤く、血は黒く”で追加された、2種のSSR必殺技パーツとあわせて紹介していきましょう!!
ついに2つの世界のジーグが並び立つ! “第2章Part2”で『鋼鉄神ジーグ』参戦!!
ということで“第2章Part2”が開放されましたが、新規参戦作品はなんと『鋼鉄神ジーグ』! テレビアニメ版ではなく、テレビマガジンで連載されていた漫画版『鋼鉄ジーグ』の続編に当たる作品で、テレビアニメ版『鋼鉄ジーグ』と『鋼鉄神ジーグ』の世界は、登場人物などは共通しているものの、ストーリーの展開やキャラクター造形などが異なる、いわゆるパラレルワールドの関係に当たります。
“第2章Part2”では両作品がクロスオーバー。『鋼鉄ジーグ』の主人公・司馬宙と、『鋼鉄神ジーグ』の主人公・草薙剣児がともに戦うだけでなく、並行世界の同一人物である『鋼鉄ジーグ』の卯月美和と『鋼鉄神ジーグ』の珠城美和が邂逅を果たしています。
並行世界の同一人物が共演するのは、30年に及ぶ『スパロボ』史上では皆無ではなかったものの、非常に稀有な出来事。いずれ『鋼鉄ジーグ』の宙(鋼鉄ジーグ)と、『鋼鉄神ジーグ』の宙(磁偉倶)が共闘し、剣児(ジーグ)と合わせて、トリプルジーグ! なんてことになるかもしれないと考えると、たまりませんね。
ジーグ&SSR 猛烈地獄張り手
【ユニットデータ】ジーグ
【ユニットパーツデータ】猛烈地獄張り手
ジーグ&SSR 猛烈地獄張り手の評価(SS)
ジーグは通常攻撃に射程3のビームを持つ回避特化タイプで登場。SSRの猛烈地獄張り手は戦闘回数や気力で運動性が増加し、最大で46%も増加値が上がります。
また、攻撃力や与ダメージの強化も付いており、火力面でもまずまず優秀。加えてブレイクゲージ減少効果も付いてきます。現時点では、文句のない性能ですね。
スキルの「見切り」も運動性と与ダメージの強化と、安定感のある性能なので、余裕があれば優先して確保しておきたいところです。
さてさて、並行世界の鋼鉄ジーグである“ジーグ”最初のSSR必殺技は、なんと原作『鋼鉄神ジーグ』のクライマックス直前である第12話に登場し、複数のハニワ幻神を一網打尽にした“猛烈地獄張り手”。この回は剣児が操るジーグと、司馬宙が本体の磁偉倶が初めて並び立ち、ダブルジーグのさまざまな必殺技が飛び出した、同作中でも指折りの熱い回でした。『スパロボDD』では、『鋼鉄ジーグ』の宙との共闘が実現したので、この技が早期解禁されたということなんでしょうかね(笑)。
この“猛烈地獄張り手”ですが、ベースになった技があり、それが第3話で馬型から人型に変形するハニワ幻神・馬頭羅(めずら)に対して初使用された“地獄ビンタ”。馬頭羅の猛攻によって右腕を失ったジーグですが、ビッグシューターから射出された腕パーツを斧に見立てた“ジーグクラッシャー”で窮地を脱し、馬乗りになった状態から、手のひらのトゲと手の甲のブースターの噴射で威力をアップさせた“地獄ビンタ”を繰り出して、勝機をつかみました。なお“ジーグクラッシャー”も、SR必殺技パーツとして『スパロボDD』に実装されています。
……ということで、ここからは『鋼鉄神ジーグ』が参戦する“第2章Part2”の展開をチラ見せ!
個人的には、ものすごく心配していた『デビルマン』のサッちゃんが救われたので、ホッと胸をなでおろしています。
ジンメンとの戦いに獣神ライガーが加わる展開にも、グッと来るものがありました。というのも『獣神ライガー』原作第8話では剣の友人が、第10話では剣になついた子犬が、ドラゴ帝国によって魔龍戦士にされてしまっていたからです。この先『スパロボDD』でこれらの展開が再現されるかどうかはわかりませんが、剣はひとまず別の形で無念を晴らすことができたと言えるのではないでしょうか。
同様に『機動戦士ガンダムSEED』のナタルがマリューと和解し、アークエンジェルの副長に復帰したのも嬉しい展開ですね。ご都合主義でもいいんです。原作ではとても悲しい思いをしたんだから、『スパロボ』でくらい救われたっていいじゃない……。
見どころ満載の“第2章Part2”、ぜひプレイしてみてください! これまで通りなら、ストーリー中で新たな戦闘デモが公開された“カイザーブレード”とデビルマンの新必殺技の実装も近そうですね!!
第7回制圧戦“願望の扉”開催中! ヴァンアイン用の新SSR必殺技パーツをゲットせよ!!
9月下旬(予定)まで開催中の第7回制圧戦“願望の扉”では、ヴァンアイン用のSSR必殺技パーツ“ヴァクス・ブルフ”を入手可能! さらにアサヒ用の特殊スキル“底力(アサヒ)”も追加されているので、ヴァンアインを大幅パワーアップさせられるチャンスです!
SSR ヴァクス・ブルフ
【ユニットパーツデータ】ヴァクス・ブルフ
ヴァクス・ブルフの評価(A)
主に強化されるのは照準関連のみで、攻撃はHPが減少したときのみ。攻撃・防御タイプであるヴァンアインとの相性はあまりよくありません。メインに据えるのは厳しいので、基本的には必殺スロットに装備して、照準・命中率の底上げを期待しましょう。
ちなみにメインに装備したときのみ運動性のデバフもあるので、それを使いたい場合は切り替えて挑みましょう。
ちなみに“ヴァクス・ブルフ”は、ヴァンアインが主役を張った『スーパーロボット大戦X-Ω』には登場しなかった『スパロボDD』オリジナルの新必殺技となっています。活躍の舞台を『スパロボDD』に移して進化を続けるヴァンアイン! やっぱり本編にも登場してほしいなあ……。
“涙は赤く、血は黒く” ガンダムグシオン・リベイク&ブラックサレナに新SSR必殺技パーツが追加
イベント“涙は赤く、血は黒く”は終了目前! ガシャに追加されたガンダム・グシオンリベイク用の“ロングレンジライフル”、ブラックサレナ用の“ローテート・アサルト”、2つの新SSR必殺技パーツの実力やいかに!?
SSR ロングレンジライフル
【ユニットパーツデータ】ロングレンジライフル
ロングレンジライフルの評価(SS)
気力が10上昇するごとに、攻撃、防御、照準が強化され、気力が120を超えると、与ダメージも強化されます。
さらにはブレイクゲージ減少の効果もあり、何かに特化した性能ではないですが、気力を上げてやればバランスよく強くなってくれますね。
気力上限を上げられるチップとの相性がよく、さらに基礎パラメータの上昇値を増加させることができます。もし所持していれば、グシオンに付けるのもアリかなと!
ガンダム・グシオンリベイク、早くも2つ目のSSR必殺技パーツ実装です! 戦闘デモでは、パーツ名であるロングレンジライフルと、ハルバードを併用した連続攻撃となっています。
ロングレンジライフルは、ギャラルホルンのモビルスーツ・グレイズが使用していたライフルを、テイワズの技術者が長距離射撃用に改修した120ミリ口径の武器。ハルバード、シールドとともに、原作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第17話でのガンダム・グシオンリベイクの初陣から装備していました。
同話では、パイロットの昭弘が“阿頼耶識システム”に不慣れながらも、ガエリオが乗るガンダムキマリスに命中させてひるませ、三日月のピンチを救いました。その後はすぐにライフルを三日月のガンダムバルバトスに投げ渡しており、三日月もこれを見事に使いこなしました。
また、同話ではガンダムキマリスに向けてハルバードを投げつけるも、アインのシュヴァルベ・グレイズが割って入ったことにより阻まれる一幕も。これは、SSR必殺技パーツ“ロングレンジライフル”の戦闘デモにも取り入れられていますね。
戦闘デモでは、ハルバードを叩きつけたまま、敵機を力任せに振り回す演出も印象的。こちらは原作第19話でグレイズに対して使用した技(?)で、駆けつけたタービンズの漏影(偽装した百錬)とともに鉄華団の地球降下を守り抜いています。この際に携行していたのも、ロングレンジライフルでした。
ちなみに、先行して実装されたSSR必殺技“グシオンリベイクハルバード”では、頭部センサーユニットの開閉が表現されていましたが、今回は終始閉じた“照準モード”状態。このモードは、阿頼耶識システムを通して肉眼では見えない長距離や、電磁波の流れなどを視覚化して伝えることができるそうで、ロングレンジライフルの使用に適しています。
SSR ローテート・アサルト
【ユニットパーツデータ】ローテート・アサルト
ローテート・アサルトの評価(S)
戦闘回数による基礎パラメータの強化と、ブレイクゲージ減少量の増加がつきます。また、命中時には3アクション間のバフがつくので、まずはこの必殺を当ててからが本番ですね。
非常に強力なパーツといえますが、生かせるかどうかは、特性の強化とアキトの育成次第。アキトの育成がかなり進んでいれば、エース級の機体として活躍してくれます。
こちらは、ブラックサレナ3つ目のSSR必殺技。高機動形態でディストーションフィールドを使っての体当たり攻撃(ディストーションアタック)を仕掛けた後、高機動ユニットをパージ。テールスタビライザー先端のアンカークローによる反転攻撃で敵機を打ち上げ、両腕に装着したハンドガンで攻撃を加えるという、ブラックサレナの武装ほぼすべてを駆使した連続攻撃です。
原作『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』でのブラックサレナは、高機動形態では戦闘らしい戦闘はしておらず、ディストーションアタックは、ターミナルコロニー・シラヒメ強行突入時に警備のステルンクーゲルを跳ね飛ばしたことがあるのみ。
ディストーションフィールド自体は、ターミナルコロニー・アマテラス突入時に無数の迎撃ミサイルを蹴散らしたり、リョーコが乗るエステバリスカスタムのレールガンによる直撃を食らってもまったくひるまないという、鉄壁の防御力を見せつけています。
アンカークローによる反転攻撃は、クライマックス直前の六連(むづら)戦で使用。ブラックサレナは、エステバリス・テンカワSpl→ブラックサレナS型(ストライカータイプ)→ブラックサレナA(アーマードタイプ)と度重なる強化改修を経て、現在の姿であるブラックサレナA2(アーマードタイプ2)へと進化してきた機体で、アンカークローはブラックサレナAの段階で、試作型の小型ビームガンを装備して両腕が使えなくなったことをカバーするため、サブマニピュレーターとして追加されました。先端には人間が行うような細かい作業にも対応した、小型のワイヤーマニピュレーターが内蔵されており、原作でもアマテラスの13番ゲートの扉を開くコンソールを操作するために使用されています。
イベント“願望の扉”は6月30日13時59分までの開催。“ロングレンジライフル”と“ローテート・アサルト”がピックアップ排出される4ステップアップガシャも、イベントと同時に終了となるので、ゲットしたい方はお急ぎください!
……といったところで、今回の『スパロボDD』コラムはここまで! 次回は『鋼の超感謝祭 2021』で発表されるであろう新情報についてじっくり語りたいなあ、と思っております!!
©Olympus Knights / Aniplex, Project AZ
©賀東招二・四季童子/ミスリル
©カラー
©サンライズ
©サンライズ・R
© SUNRISE/VVV Committee
©SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design ©2006 CLAMP・ST
© サンライズ・プロジェクトゼーガ
©サンライズ・プロジェクトゼーガADP
©創通・サンライズ
©創通・サンライズ・MBS
©ダイナミック企画・東映アニメーション
©東映
©永井豪/ダイナミック企画
©Production I.G/1998 NADESICO製作委員会
©1989 永井豪/ダイナミック企画・サンライズ
©1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
©2001永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所
©永井豪・石川賢/ダイナミック企画
©SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design ©2006-2008 CLAMP・ST
©SUNRISE/PROJECT G-AKITO Character Design ©2006-2011 CLAMP・ST
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
スーパーロボット大戦DD
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応端末: iOS
- ジャンル: SRPG
- 配信日: 2019年8月21日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
スーパーロボット大戦DD
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応端末: Android
- ジャンル: SRPG
- 配信日: 2019年8月21日
- 価格: 基本無料/アイテム課金