劇場版『鬼滅の刃』花江夏樹さんが舞台挨拶で明かした3つの“思い出に残るシーン”

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 週刊少年ジャンプ(集英社)で連載された吾峠呼世晴さんの人気漫画を原作とし、社会現象にもなったTVアニメ『鬼滅の刃』。

 TVアニメシリーズの続編が描かれた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』も多くのファンに愛され大ヒットを記録し、現在はBlu-ray&DVDが好評発売中です。

 本作のBlu-ray&DVDの完全生産限定版の早期予約キャンペーン特典として、舞台挨拶つき上映会が7月3日に東京(出演:花江夏樹さん)、7月11日に大阪(出演:松岡禎丞さん)、福岡(出演:日野聡さん)、7月18日に名古屋(出演:下野紘さん)、7月25日に北海道(出演:鬼頭明里)の5都市で開催。

 今回は竈門炭治郎役の花江夏樹さんが登壇し、作品やテレビアニメの新作シリーズ“遊郭編”への想いを語った東京会場の様子をレポートしていきます。

初めて劇場版を観たとき、何度も涙が…。花江夏樹さん登壇の舞台挨拶レポート

 舞台挨拶は、劇場版の上演後に行われました。炭治郎らしい爽やかで元気なナレーションのあと登壇した花江さんは、無限列車での死闘を見守った来場者たちの心境を気づかっている姿が印象的でした。また、『鬼滅の刃』としては久しぶりの登壇だったそうで、少し緊張されたそうです。

 オープニングの挨拶では、来場者に何回劇場版を見に行ったか挙手でアンケートを取る場面も。なかには20回以上見に行ったというファンもおり、たくさんの人に劇場版を見てもらったことを花江さんは嬉しいと話していました。

 なおご自身も5回見たそうで、関係者試写会で初めて映像を見たときは衝撃の連続で何度も涙したそうです。

 続くトークセッションではまずBlu-ray&DVDの完全生産限定版の話になり、花江さんは和紙のようなパッケージの手触りに感動した様子。収録されたオーディオコメンタリーは最初出演者がパートごとに分かれていましたが、キャスト陣の熱意によって全員で収録することになったという裏話が明かされました。

 また事前の寄せられたファンからの質問に、花江さんが答える企画も用意されていました。“特に思い出に残る場面”では“夢のなかで家族への想いを振り切って戦いに戻るシーン”、“悪夢を見せられて怒りをあらわにするシーン”、“猗窩座(あかざ)に叫ぶシーン”とファンも思わずうなずいてしまう3つを上げていました。猗窩座(あかざ)の場面は芝居としての見せ方ではなく、感情を優先して演じたという熱のこもったエピソードを話してくださいました。

 お気に入りのグッズの話では、鬼たちのグッズが出ていることが嬉しかったとのこと。

 またラジオでも行われた、来場者の劇場版にまつわる思い出が紹介される企画“私と「鬼滅の刃」リターンズ 無限列車編”も行われ、母娘3代で作品を楽しんでいるファンの声が紹介されました。花江さんご自身も奥様のお母様との話が広がったこと、娘さんにいつごろから『鬼滅の刃』を見せたらいいのか悩んでいるなど、家族にまつわるお話も聞くことができました。

 また『鬼滅の刃』で夢を見つけた高校生からのエピソードから、目標に向かって頑張る皆さんに「努力は日々の積み重ねなので、少しずつでいいから前に進んでください」とステキなエールを送ってくれました。

 イベントの最後には初披露となる炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助のきぐるみとともに、フォトセッションが行われました。炭治郎が礼儀正しく来場者に挨拶をしたり、善逸が禰豆子の応援をしたり、動きがキャラクターそのものできぐるみたちの今後の活躍も楽しみになりました。

 最後に花江さんは「“遊郭編”も大変なんですが、煉獄さんから受け継いだものを出し切って頑張っていきたいと思っております」と新シリーズへの意気込みを披露。今後のアニメシリーズへの期待がますます高まるイベントとなりました。

 7月22日~29日まで煉獄杏寿郎誕生日記念の特別上映が行われ、ufotable描き下ろしA5バースデーカードが配布されます。ぜひ、劇場でもう1度炭治郎たちの雄姿を見届けましょう。詳しい上映劇場情報につきましては、映画の公式サイトをご確認ください。

■『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 Blu-ray&DVD(限定版/通常版)


※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」となります。
※煉獄杏寿郎の「れん」の漢字は「火」に「東」が正しい表記となります。
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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