起きて『バイオ』の世界にいたら? CGドラマ『バイオハザード』プレミアイベントで声優陣と城田優がトーク
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7月8日よりNetflixにて配信される連続CGドラマ『バイオハザード:インフィニット ダークネス』のプレミアイベントが7月2日に開催された。
本作は、今年シリーズ25周年を迎え、今なお進化を続ける『バイオハザード』シリーズの歴史に新たな名を刻む新作CGドラマ。
イベントには、主人公レオン・S・ケネディ役の森川智之さん、クレア・レッドフィールド役の甲斐田裕子さん、新キャラクターで“ペナムスタンの英雄”と呼ばれるジェイソン役の立木文彦さん、合衆国エージェント・シェンメイ役の潘めぐみさんに加えて、羽住英一郎監督と小林裕幸プロデューサー、そして『バイオハザード』ファンでもあり、SNSで話題になった俳優の城田優さんが登場。
“バイオ愛”あふれるゲストによる、一夜限りのスペシャルステージのオフィシャルレポートを掲載する。
ステージは、物語序盤の舞台となる、ホワイトハウスの大統領執務室のイメージを再現。イベントは新型コロナウイルス感染症対策のため無観客での実施となったが、ステージにはキャラクターパネルが設置され、会場全体が『バイオハザード』一色に。ステージに登壇した本作キャストとクリエイター陣も、思わず「すごい!」と大興奮の様子を見せた。
イベントはキャストとクリエイター陣のクロストークからスタート。ゲーム『バイオハザード RE:2』に続き本作でもレオンとクレアを演じた森川さんと甲斐田さんは、それぞれ「待った甲斐があった! というぐらい素晴らしいし、いちファンとして楽しめました。出演者なので展開がわかっているのに手に汗握ってしまいました」、「連続ドラマだけど1本の映画を観ているようで、あっという間に観終えてしまいました」とその仕上がりを絶賛。
ジェイソン、シェンメイという新キャラクターとして参加した立木さんと潘さんは、それぞれ「この作品で役として生きているのがうれしかったですね。これまでCGアニメで見たことないような映像美で、クオリティは断トツ。細かいところまでこだわっているので、絶対まばたき厳禁ですね!」、「ホワイトハウスのシーンを観た時に実写かと思うぐらい映像が素晴らしく、実写映画を観ているのに近い感覚でした。空気感や温度感まで映像から感じられるような作品になっています」とコメントし、それぞれ本作にすっかり魅了されていることを明かした。
本作のキャラクターを演じることについては、森川さんは「『バイオハザード』シリーズは作品によって年代が異なるのですが、今回は僕的にはやりやすくて、スッとレオンを演じることができました」、甲斐田さんは「私はクレアという役が好きなので、彼女の正義感や熱い部分、弱い人に優しかったり頼りがいがあるところ、そうした魅力を出せるように演じました」と、今や二人にとっての代表的キャラクターであるレオンとクレアの演技について振り返った。
ジェイソンを演じた立木さんは、「この面構え、大好きなんですよ。ちょっと影や気になる過去があって、それでいて腕は立つ……これ以上ないぐらいの役でしたね」、シェンメイ役の潘さんは、母親が『バイオハザード』のファンであるという意外な事実を明かしながら「まさか出演して親孝行できると思いませんでした!」と興奮気味に語り、潜水艦のシーンでシェンメイがレオンに食事に誘われるくだりをお気に入りシーンとして紹介した。
『海猿』シリーズや『MOZU』シリーズ、『太陽は動かない』などで高い評価を獲得し、本作で初めてアニメーション作品を手掛けた羽住監督は、「キャラクターを作り上げるという意味では実写作品と同じ」と作品作りについて言及。世界190カ国に配信されることについては「想像がつかないけど、世界中にファンがいる『バイオハザード』の新作を作るということでワクワクして楽しかったです。今では不安より楽しみが勝っています」と自信を見せた。
数々の『バイオハザード』シリーズを世に送り出し、本作で製作・原作監修を務めたカプコンの小林プロデューサーは、絶大な支持を集める主人公のレオンについて、自らも「一番好き!」とコメントしながら「これまでシリーズでいろんなレオンを描いてきましたが、その魅力は“人間くささ”。ちょっと軟派なところもあるけど決めるところは決める、人間らしくかっこいい男ということで、レオンを登場させてきました」とあらためてその魅力を振り返った。
そんなレオンの声を務める森川さんは、「責任重大ですね!」としながらも、「レオンは新人警察官だったころから演じさせていただいているので、役者として最後まできっちり演じ切らないといけないと思いますね。がんばります!」と力強く語った。
続いて、『バイオハザード』の大ファンだという人気俳優・城田優がスペシャルゲストとしてステージに登場!羽住監督に、ゾンビの手を模した特製オブジェが入った花束を贈呈した。
SNSでファンから「レオンに似ている」と評判の城田は、友人たちからも似ていると言われる機会が増えたと語り、「ずっとプレイしてきたので本当に光栄です!」と笑顔を見せ、森川も「そのまま『バイオ』の世界から出てきたみたい!」と太鼓判!
そんな城田は、本作の感想を問われると「ゲームにしか興味なかった人も、間違がいなく楽しめると思います」と興奮の様子で、「ゲームファンとしては、“レオンとクレアのコンビ再び”は燃えるポイント。アニメーションだけど実写以上の映像美というか、キャラクターの繊細な表情や動きから感情が鮮明に伝わってきます。これまでのアニメよりレベルが上がっていて、一気見してしまいました。吹き替え版と字幕版で印象も違っておもしろいので、そうやって2回楽しむのもいいんじゃないかなと。一度観ただけではわからない、ちりばめられた伏線もおもしろいし、考察するのも楽しいので友だちとも語り合ってほしいです!」と本作を大絶賛した。
「朝起きたら『バイオハザード』の世界にいたら?」というトークコーナーでは、潘さんは「まず家族を探しに行きます。大切な人の無事を確かめてから、戦うか隠れるか考えたいと思います」、立木さんは「ハードな世界だということは知っているので、まず自分の中でミーティングします! そのあと地下シェルターを作って武器を集めて、自分を守る術を考えます」、甲斐田さんは「家で籠城することをまず考えて、ヘルメットをかぶって、念のため包丁も備えて、森川さんのところに行きます!」、森川は「夢かどうか確かめないといけないので、もう一度寝ます!」とそれぞれ個性的な対応をコメント。
物心ついたころからホラー・ゾンビ映画をたくさん観てきたという城田さんは、「つねに『バイオ』みたいなシチュエーションを想像してきて、ゾンビ対策は散々してきているので、僕は生き残ります!」と力強く宣言。これには思わず森川さんが「それフラグ!? まっ先に噛まれる人では…」とツッコミを入れ盛り上がる一幕も。
トークコーナーのラストでは、本作の配信を待ち望むファンへ、羽住監督と森川さんからメッセージが贈られた。羽住監督は「楽しみに待ってくださっている『バイオ』ファンはもちろん、アニメ版に触れたことがない人にも観てほしい作品なので、楽しんでご覧ください」、森川さんは「世界中の皆さんが待ちに待った作品かと思いますが、ファンはもちろんこのイベントで初めて本作を知った方も、本当に素晴らしい作品なのでぜひ楽しんでください!」と笑顔でコメントした。
イベントのフィナーレには、レオンが本編で使用するロケットランチャーをイメージしたキャノン砲が登場。合図と共に登壇ゲストが一斉に発射し、華々しくエンディングを飾った。
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