…逆だ。戦局が読めぬほど凡庸な指し手には見えぬ。王はネテロに対話を促すも…【ハンター×ハンター再放送】
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日本テレビのアニメ枠“AnichU”にて、TVアニメ『HUNTER×HUNTER』が再放送されています。今回は、7月7日1:29より放送予定の第122話“タテマエ×ト×ナマエ”のあらすじをお届けします。
TVアニメ『HUNTER×HUNTER』は、冨樫義博先生の漫画を原作としたTVアニメ作品の第2作です(本作が2回目のTVアニメ化)。プロのハンターを目指す少年・ゴンと、個性的な仲間たちの冒険を楽しむことができます。
今回放送される第122話“タテマエ×ト×ナマエ”では、混迷を極める宮殿での攻防をよそに、ゼノの“龍頭戯画(ドラゴンヘッド)”で荒野へと移動した王とネテロの対決が描かれます。
「なぜ戦う?」
「…は?」
場違いなまでに今さらの疑問を口にする王。コムギとの交流で価値ある者が人にも存在することを知った王は、その実力を評価したネテロに対しても、まず対話で臨もうとします。
「其の方に勝ち目はない。死に急ぐことはあるまい」
「見た目で判断すると足元すくわれるぞ?」
「…逆だ。戦局が読めぬほど凡庸な指し手には見えぬ」
コムギとの軍儀対決が長かったせいか、その影響で対局用語(戦局、指し手、詰んでやろう等)を多用する王が、ちょっとカワイイですね。
しかし、複雑怪奇な人間たちの思惑を背負っているネテロにとって、キメラアントとの対話(共存)は絶対に選べない選択肢でした。座して対話を促す王に対して、その言葉をさえぎるように攻撃を仕掛けます。
「百式観音壱乃掌(ひゃくしきかんのん いちのて)!」
不可避の一撃が王を捉え、もろとも深く地をえぐったものの、目立ったダメージを与えられません。
「いい技だ。太刀筋が見えぬ」「気は済んだか?」
それでも座れと求める王に対して、もう退けぬとネテロが「参の掌(さんのて)」を放つも、まったく効果がありませんでした。
「其の方が余と交わすことが叶うのは言葉だけだ」
渾身の攻撃を軽くあしらわれたネテロは、一計を案じ、言葉で王に揺さぶりをかけます。
「王よ、自分の“名”を知りたくはないか?」
「……なぜ貴様が余の名前を知っている!?」
初めて王が立ち上がって構えをとり、いよいよ頂上決戦が始まることに……!
意外にも対話を求めてきた王(キメラアント)に対して、戦わざるを得ないネテロ(人類)。もはやどちらが正しいとも言えなくなった“生存競争”が開幕します。はたして勝者は……!?
第122話“タテマエ×ト×ナマエ”あらすじ
決戦の地へと、ゼノの能力・ドラゴンヘッドが星の瞬く夜空を飛んでいる。龍の腕には王・メルエム、龍の胴体にはネテロ。
到着した荒野でネテロと向き合う王は「なぜ戦う?」と問う。
王はコムギとの出会いを通し、人間にも”生かすに足る人間”がいる事を知り、ネテロもそれに該当すると考えたのだ。
矛を収めるのであれば許すとの王の提案に、聞けない相談と念をまとい構えるネテロ。
遂に王と会長の闘いが始まろうとしている。
第122話“タテマエ×ト×ナマエ”放送日時
7月7日(水)1:29~1:59
TVアニメ『HUNTER×HUNTER』
放送情報
日本テレビ(アニメ枠「AnichU」)にて毎週水曜午前1時59分(火曜深夜)より再放送中
(※放送時間は変更になる場合があります)
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※画像はTVアニメ『HUNTER×HUNTER』公式Twitterのものです。
©POT(冨樫義博)1998年-2011年 ©VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
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