ナイトメアの融合が熱い!! アプリ『ゲート オブ ナイトメア』テスト版体験会レポート

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 キャラクターデザイン・世界観設定に真島ヒロ氏、シナリオに藤澤仁氏、音楽に高梨康治氏を迎え、講談社が制作協力したスマホアプリの王道冒険ファンタジーRPG『Gate of Nightmares(ゲート オブ ナイトメア)』(以下、ゲトメア)

 そんな本作は7月1日から12日までテスト版体験会が実施。RPGファンだけでなく新作アプリを求める人から大きな注目を集めています。今回はそのテスト版体験会のレポートで、『ゲトメア』という作品が持つ魅力に斬り込みます。

真島ヒロ氏がデザインされた意味がわかる物語展開

 本作の舞台となるのは剣と魔法の世界ウィスタリア。この世界では住人たちが見た悪夢がモンスターであるナイトメアとして実体化し、人々を脅かす存在となっています。そんなナイトメアに対抗できる力を持つのが、主人公のアゼルたちをはじめとするナイトウォーカーです。

  • ▲ナイトウォーカーはナイトメアと戦うだけでなく、彼らを使役する力を持ちます。この使役するということが『ゲトメア』では大きなポイントなんです!

 そんな設定で紡がれる物語ですが、序盤から真島ヒロ氏の漫画が好きな人ならば納得の“王道の少年漫画的なノリ”で展開します。主人公のアゼルがヒロインのエマと出会い、その後なし崩し的に一緒に行動。さらには謎の少女を助けたと思ったら、いつのまにか物語の中心になっていく……というように、テンポよく描かれていきます。

  • ▲次のシナリオが早く見たくなる、引きの強い内容が好み。このシナリオがあるからこそ、真島ヒロ氏がキャラクターデザインを担当しているんだなと納得しましたね。

 そんなふたり以外にも、味方でいえば七星騎士団の団長・エスティオや副団長のアビゲイル、逆に敵対勢力である無天の四・ウロボリアなど、つわものたちも“真島カラー”全開のキャラクターばかりでワクワクします。


  • ▲正統派のカッコよさを誇るエスティオと、狂気をはらんだウロボリア。どちらもタイプは正反対ですが、真島ヒロ氏らしさを感じられるのではないでしょうか!

 もちろん、メインストーリーに絡まないナイトメアも真島ヒロ氏がデザインを手掛けており、どのキャラクターもいい意味で“あくが強い”(笑)。ぜひそちらはこちらの記事で紹介しているのでご確認ください。

アクションバトルは属性を考えたメンバーの切り替えが重要

『ゲトメア』はRPGのジャンルですが、クエストのバトルはアクションになっており、プレイヤーがアゼルたちナイトウォーカーを操作。画面右にある攻撃アイコンや回避アイコンを操作して戦い、モンスターを全滅させると次のWaveへ。最終的にすべてのWaveが終わるとクエストクリアとなります。

  • ▲クエストはクリア時間によって報酬ランクが変化。この辺りは一般手なスマホゲーと同じです。

 アクションは攻撃ボタンをタップ、もしくは押し続ければ連続攻撃になり、コンボが決まるほどダメージが上がるなど、アクションゲームに欠かせないシステムは完備。

 とはいえ、ガチなアクションではないので、移動に専念にして攻撃はボタンを押し続けるだけ、というようなスタイルでも全然問題ありませんでした。

  • ▲画面右下にある剣のマークが攻撃ボタンで、その左隣にあるのが回避ボタンです。

 ちなみに、操作が苦手な人は、思い切ってAuto操作にしてしまうのも手。けっこう賢くて安心して任せられます。移動中に遊ぶときにも安心ですね。後述するキャラの切り替えや奥義の使用だけ、任意で行いましょう。

 で、ここから解説する要素が『ゲトメア』のバトルで重要な項目になります。まずはキャラクターの入れ替え。本作には“熱”“地”“海”の3属性があり、熱は地に強く、地は海に強く、海は熱に強いという3すくみの関係となっています。

  • ▲弱点属性を突くことで、あきらかにダメージがアップ。意識しましょう!

 敵の編成は特定の属性に偏っている場合やごちゃまぜの場合があるので、編成メンバーは3属性のナイトウォーカーをそろえておくのが重要です。

 そしてバトルでは、そのメンバーを敵に合わせて切り替えて戦うのですが、一度切り替えると再度可能になるまで少し待つ必要があるので、どのタイミングで切り替えるか見極める必要があります。

  • ▲切り替えを行うと発動する“スイッチスキル”も強力。属性の相性が悪くても、これ狙いで切り替えるのもあり!?

 次に重要なのが敵を攻撃したり、ナイトウォーカーを切り替えたりすると溜まるリンクゲージで発動できる“レムリアスリンク”です。発動中は“仲間が装備しているナイトメアを呼び出せる”だけでなく、ナイトウォーカーの切り替え待ち時間が減少するメリットがあります。

  • ▲リンクゲージは最大3ストック可能です。使うタイミング次第で勝利確率がグンと上がりますよ!

 そして語らずにはいられないのが“奥義”。こちらは主に時間経過で溜まる奥義ゲージがMAXになると発動できる必殺技で、ド迫力のアニメーションカットと目を見張る大ダメージを繰り出せる切り札です。どのナイトウォーカーも見ごたえバツグンなので、ぜひ入手したら確認してほしいですね。



“ハッシュスキル”の継承でオリジナリティを出せるナイトメア

 最後に注目するのはナイトメアについて。こちらはナイトウォーカーが使役=装備することができる存在です。装備条件の制限はとくにありませんが、同じ属性同士の場合はステータスにボーナスがかかるため、基本は同じ属性同士で装備していくのが理想です。

  • ▲ナイトウォーカーが成長すると、装備できるナイトメアの枠も増えます。

 そんなナイトメアですが、彼らはナイトウォーカーと異なりレベルという概念がありません。代わりにグレードというものがあり、この数値は同じ種類をランクアップさせることで上がります。グレードが高いほどステータスの上昇値が上がるので、いかにクエストや融合などでこれらを手に入れ、育てていくかが攻略のカギを握るのです。

  • ▲融合では特定のナイトメア同士を組み合わせて、異なるナイトメアを生み出せます。

 さらに、グレードが上がることで習得する“ハッシュスキル”も重要な要素の1つ。これはハッシュタグ付きのスキルで、ナイトメアとナイトウォーカーが所持しています。そして、装備したときに同じハッシュスキルがあると、その効果が発現するという仕組みになっています。

 このハッシュスキルはナイトメア同士で継承させることができるため、使いやすいハッシュスキルをいかに継承させていくかという遊びも、『ゲトメア』でのやり込み要素となっています。

  • ▲継承には成功率があるなど、狙いどおりにできないというもどかしさも……。反面、成功したときの喜びはひとしおかと!

 というわけで、今回は『ゲトメア』の魅力を3つの視点から語らせてもらいました。もちろん、解説した要素以外にもデイリークエストや素材クエスト、アリーナのようなスマホゲーに欠かせないコンテンツが用意されているので、遊びごたえという部分はバッチリ担保されています。ぜひサービス開始したら、育成に重きを置いた新しいアクションRPGを体験してみてください。

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