マニアックすぎ!? 『バトオペ2』を3年間プレイしてきたパイロットが語るおすすめ機体は?【3周年GBO2】

電撃オンライン
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 3周年を迎えたPS4/PS5基本プレイ無料のチームバトルアクション『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2(以下、バトオペ)』は、開戦時からほぼ毎週新機体が加わっていき、その機体数はすでに250機を超えています。

 そんな膨大な機体のなかから電撃のパイロットたちが思い入れのある機体をピックアップして、その魅力を語っていきます。

中コスト帯の環境を変えたザク・フリッパー(ゆうと)

 強襲機を中心にプレイしていた自分。その強襲機の歴史は、ジム・ライトアーマーやプロトタイプガンダムを使っていた時代から、直近ですとキュベレイMk-ⅡやザクⅢ改といった強力な機体が出てくるところまで来ました。

 そんな3年間のなかで一番思い入れのある強襲機の機体をピックアップするとしたら、地味かもしれませんがザク・フリッパーのLV1とLV2を挙げます。

 強襲機というと支援機を一撃で倒して離脱するといったイメージが強かったのですが、この機体に関してはとにかく堅実。MMP-78GN[対空砲弾]を使い、中距離から敵支援機を狙って顔を出させないようにするといった、わりと撃ち合いにも強いところが気に入りました。

 また、スキル“ステルス”を活用して裏から奇襲をかけることも可能なので、多彩な戦い方ができるのが魅力です。

  • ▲余談ですが、抽選配給の画像から硝煙の臭い漂うような雰囲気に一目惚れして、そこから好きになったというのもお気に入りの理由の1つです。

存在するだけで敵チームを翻ろうする豊富なスキル

 「この機体、スキルを何個持ってんの!?」と思うぐらい、300コストでは破格のスキル数を持つ本機。とくに“ステルス”や“ジャミング”といったレーダーに干渉するスキルを多く持つため、もはや周囲にいるだけで厄介な存在だなと、味方でも敵でも思ったほどです。

 アップデートにより、スキル“高精度解析システム”が追加されたことでカメラ・ガンの性能がアップ。スキル“高性能AMBAC”が追加されたことで、宇宙戦でも快適に戦えるようになったという点から見ても、本作の機体群のなかでもかなりの追い風を受けているということも記憶しています。

戦術的兵装といえるカメラ・ガンの存在

 最初のころは使い道があまりなさそうと思っていたカメラ・ガンなのですが、突き詰めてみると敵の強襲機にマークしておくことで、味方汎用機にマークさせることを自然に促せるのは画期的でした。

 自前でスキル“アンチステルス”もありつつ、カメラ・ガンを使うことでステルス持ちの機体の機能を封じて裏取りをさせないようにするといった戦術的な役割を持つ兵装が遂に出てきたなと当時は感じました。

 本機は直近のアップデートでDP交換に登場しましたので、ぜひ気になる方がいれば購入して搭乗してみてください。『バトオペ2』ではこれからも強力な機体が順次解禁されていくでしょう。

 しかし、300~350コストといった中コスト帯の機体にも魅力的な機体が多数用意されています。ゲームスピードも最上位コスト帯に比べればゆっくりしているので、これから始める人がいればこのコスト帯からプレイしてみるのもオススメです。

攻防兼ね備えた強さを持つ、ザク・マリンタイプ(山田)

 前作からずっと汎用を中心にプレイしてきたので、『バトオペ2』でもやはり汎用を愛用し続けております。最初のガンダムをリアルタイムで見ていた古参兵としては、若者に混じって戦場の最前線で戦うよりも、壁役として立ち回るほうが戦いやすいもので。

 なかでも味方を狙う敵モビルスーツをカットするといった、縁の下の力持ち的運用がしっくりきます。そこで最近愛用しているのが、ザク・マリンタイプです。

 2020年の11月に水中型ガンダムと同時に実装されたこの機体。水中戦が苦手だったので最初は使っていませんでした。

 しかし地上戦でも使う人がかなり多かったので、その理由を確かめようと使ってみたところ、”なるほど”と納得する強さがありました。そこで私は、このザク・マリンタイプの強さの秘密について語っていこうと思います。

240mmサブロック・ガンを始めとする火力が侮れない!

 最初に使ったときに驚いたのが、思った以上に主兵装の240mmサブロック・ガンが扱いやすいということ。フリー演習で試したところ、1発当てただけではよろけさせることはできず、弾数も4発と少ないので一見扱いにくいように思いました。

 しかし、R2ボタンを押したままにすると連射が可能! 一気に4発当てれば時間あたりに与えるダメージがかなり高いのです。

 4発撃ち切ってリロードを繰り返すのが基本となりますが、リロード時間は7秒と短いので(ザク・バズーカは12秒)気になりません。さらに3発当てれば相手をよろけさせられるので、思った以上によろけさせることもたやすいです。

 また、副兵装の4連装ミサイル・ポッドの強さも見逃せません。軌道にややクセがあるので慣れる必要はありますが、これによる追撃ダメージもかなりのもの。また、相手をダウンさせたあとに脚部破壊を狙うのにも最適です!

 ただし、一般的なバズーカなどに比べてやや射程距離が短いので、開けたマップで汎用機と、1対1での撃ち合いなどはやや不利な場合もあるので注意しましょう。

味方を守る盾となれ!

 火力が高いというと攻撃役として強いように見えます。実際強いのですが、このモビルスーツを使っていて一番楽しいのは、味方を守る盾になったときです。

 同じコスト帯のなかでもHPが少し多く、防御の補正も均等に高いので、壁役として最適なパラメータを持っています。

 最大の強みは、やはりスキルの“アンチステルス”でしょう。このモビルスーツと同じ250~300のコストでは、アッグ・ガイやアッガイなどの“ステルス”のスキルを持った機体が相手にいることが多いのです。

 そこで“アンチステルス”のスキルを活用して相手を見つけ出し、高い火力で素早く撃退できるのは、ザク・マリンタイプならではの仕事だと思います。

 そして240mmサブロック・ガンは、“マニューバ―アーマー”のスキルを活用して近づいてくる機体ですら、たやすくよろけさせることができます。そのため、支援機と行動をともにして、支援機を狙って近づいてくる強襲機を撃破。また、自分をオトリにして支援機に攻撃してもらえば、活躍できること間違いなしです!

従来の支援機とは性能も見た目も異なるアイザック(ハム彦)

 自分のプレイスタイルは、基本的に汎用機に搭乗し、よろけのとれる主兵装を装備して前線の壁役となり、相手の行動を阻止すること。そんな汎用機一筋の私が支援機に持っていたイメージは、“観測情報連結”のスキルを持っていて敵機体のHP情報を共有し、高火力の主兵装で敵に大ダメージを与えてくれる機体……と、いったところでした。

 なので昨年末、はじめてこの機体を入手したときに、主兵装を見てビックリ。ザク・マシンガン改です。自分が持っていた支援機のイメージとはまったく異なるこの機体。見た目も異様で、なんじゃこの機体は……と、正直なところ思いました。

 さらに細かく機体性能をチェックしてみると、スピード、高速移動、スラスター、旋回、どの数値も支援機にしては優れているので、汎用機と遜色ない立ち回りができます。自分みたいに普段あまり支援機に乗らない人でも、クセがないので快適に立ち回れる機体です。

  • ▲主兵装は、マラサイ用ビーム・ライフルも装備できますが、クールタイムとリロード時間がちょっと……。個人的にはオススメできないので、主兵装はザク・マシンガン改を推奨します。
  • ▲主兵装にハイザック用ビーム・サーベルも装備。格闘補正も支援機にしては高いので、チャンスがあれば使っていきたい。ただ(当然かもしれないですが……)、“高性能バランサー”や“格闘連撃制御”のスキルはないので、格闘攻撃はダウンやよろけている敵への追撃程度にしておいたほうが無難かも。

高火力でダメージを与えるだけが支援機じゃない…だと!?

 この機体の魅力は、なんといっても“ステルス”! このスキルを生かし、敵の側面や背後から近づき、250mの距離からザク・マシンガン改を撃ちまくりましょう。この主兵装は集弾性がよく、13発当てれば相手を”よろけ”させることも可能。汎用機相手だと、思った以上にダメージを与えられます。

 また、リロード時間が6秒と短いのもポイントの1つ。ただ、撃つと“ステルス”の効果が発揮されないので要注意。撃っている最中は右上のマップをよくチェックして、敵がこっちに向かってきていないかを確認しましょう。

 さらに“アンチジャミング”“アンチステルス”のスキルも、この機体の魅力的要素の1つです。このスキルがあることで、敵に“ステルス”のスキルを持った強襲機がいても無効にできます。

 戦場で、ハッっと気づいたら強襲機に背後から襲われた経験は誰しもあるハズ。その恐ろしい危機から救ってくれるのがこの機体です。さらに、索敵センサーと索敵センター[範囲]の2つの副兵装を活用すれば、相手の情報を開示! 火力ではなく、こんな形で味方を支援できる機体もあるんだと、本気で驚きました。

  • ▲頭部に付いた大型のレドーム。ここの中央は戦闘中にくるくる回ります。また、この部分には、ペイントのマーク設定で、好みのマークを大きく貼ることができます。自分の個性をアピールできるので、ぜひペイントしてみてください。ただ、戦闘中に自分が見ることがほとんどできないうえに、敵に発見される可能性もアップしてしまいそうですが……(涙)。

縁の下の力持ちタイプにこそオススメ

 足回りもよく、プレイしていて楽しい機体なのですが、支援機として敵に大ダメージを与えられない点もあり、味方に申し訳ないと思うところもあります。また、いくら敵の情報を味方に伝えても、それを味方がうまく運用してくれないと意味がないですし……。本当に味方に依存する点が大きいのも事実な機体です。

 でも、相手に“ステルス”のスキルを持った強襲機がいたら、味方からは絶対に感謝されると思います。敵をガンガン索敵して、バリバリ撃って、コソコソ隠れる。たくさんある機体のなかでも、異質な能力を持ったアイザック。

 この機体を使っていると、今後どんな能力を持った機体が『バトオペ2』に参戦するんだ? と、ワクワクさせてくれます。入手できたら、自分みたいに「なんだこれ?」と敬遠せず、ぜひ一度は乗ってほしい機体です。

  • ▲敵を視認しづらく、自分の身も隠しやすいマップ、港湾基地(注水)、廃墟都市、密林地帯などでの使用がオススメです。見晴らしのいい熱帯砂漠や軍事基地での仕様は控えたほうがいいかもしれません。

(C)創通・サンライズ

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機動戦士ガンダム バトルオペレーション2

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: アクション
  • 配信日: 2018年7月26日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

機動戦士ガンダム バトルオペレーション2

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応機種: PS5
  • ジャンル: アクション
  • 配信日: 2021年1月28日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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