『バトオペ2』カスタムパーツはどれを付ける? パイロットたちの傾向を探る特別企画前編【3周年GBO2】

電撃オンライン
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 配信から3周年を迎えた『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2(以下、バトオペ2)』。過去『バトオペ』シリーズにおいてさまざまな企画をやってきた電撃チームですが、今回はパイロットたちのちょっと気になるデータをもとに、その傾向を考察! そこから見えてきた今の『バトオペ2』のトレンドを見ていきたいと思います。

 電撃の攻略班の面々はこちら。
山田:初代『バトオペ』からの古参パイロット。レートはA~A+を維持。
ハム彦:おなじく初代『バトオペ』からのパイロット。レートはA-~Aを往復している。
ゆうと:『バトオペ2』の2年目から始めた新参者で、レートはA~A+を維持。

ゆうと:では早速はじめていこうと思います。今回は、『パトオペ2』の開発チームから、公式サイトでは公開しないようなパイロットたちの戦場での気になるデータをいくつか用意していただきました。

ハム彦:ざっくりとした要望を送ったんたけど、柔軟に対応してくれましたね。

山田:いただいたものは3つのランキングと、とあるものを対象としたパイロットの比率を集計したデータなどですか。あくまで直近のデータを集計したもので、今後どんどん変わっていくんでしょうけど、3周年直前でどんな感じでパイロットたちが戦っていたのかは個人的にも非常に気になるところ。

ゆうと:そんなわけで、データをチェックしながら最新のパイロットたちの傾向を見ていこうと思います。

パイロットの好みが色濃く出る、人気カスタムパーツランキング

ゆうと:まずはコスト別で使われているカスタムパーツのランキングです。こちらは対象がレーティングAー以上で、出撃された全マップで集計されているようです。集計期間は6月24日~7月12日までとのことです。

山田:A-以上ということは、カスタムパーツが揃っていないというパイロットは、集計の対象に入りにくそうですね。

ハム彦:これはデータが多いから、ある程度区切って紹介していきますか。

■COST200 人気カスタムパーツランキング
1:格闘強化プログラム LV1
2:射撃強化プログラム LV1
3:耐格闘装甲 LV1
4:耐実弾装甲 LV1
5:強化フレーム LV1
6:新型フレーム LV1
7:格闘強化プログラム LV4
8:脚部特殊装甲 LV1
9:射撃強化プログラム LV4
10:格闘強化プログラム LV2

■COST250 人気カスタムパーツランキング
1:射撃強化プログラム LV1
2:格闘強化プログラム LV1
3:耐格闘装甲 LV1
4:耐実弾装甲 LV1
5:強化フレーム LV1
6:射撃強化プログラム LV3
7:新型フレーム LV1
8:射撃強化プログラム LV4
9:射撃強化プログラム LV2
10:強化フレーム LV5

■COST300 人気カスタムパーツランキング
1:格闘強化プログラム LV1
2:射撃強化プログラム LV1
3:耐格闘装甲 LV1
4:新型フレーム LV1
5:耐実弾装甲 LV1
6:射撃強化プログラム LV3
7:強化フレーム LV1
8:射撃強化プログラム LV4
9:脚部特殊装甲 LV1
10:格闘強化プログラム LV4

ゆうと:まずはコスト200~300を見ていきましょう。低コスト帯の機体はスロットの数も少ないから、当然あまり高レベルのカスタムパーツはランクインしていませんね。

ハム彦:カスタムパーツって使いたいものを最初に入れてから、余った部分を必要なスロット数の少ないカスタムパーツで埋めるって感じだよね。

山田:そういった意味で“射撃強化プログラム LV1”と“格闘強化プログラムLV1”がトップ2に入ってくるのは予想どおりかな。1スロット分だけ余ったときに使うのは、どの機体でも変わらないからね。


ゆうと:“強化フレーム LV1”も遠距離スロットを埋めるのに役立つので、けっこう使われているように見えます。

ハム彦:“新型フレーム LV1”も使われているよね。あれはHPを伸ばせるだけじゃなく、余りやすい中距離スロットを埋めるのに最適ともいえる神パーツ!


ゆうと:あと人気なのが“耐格闘装甲 LV1”と“耐実弾装甲 LV1”。このコスト帯は実弾系の兵装が主流だから、“耐ビーム装甲”はあまり使われていないようです。

ハム彦:こうやって見ると火力、耐性、HPを伸ばすカスタムパーツが人気ありそう。“脚部特殊装甲”がほとんどランクインしてないのは少し意外かな。

山田:“脚部特殊装甲”は入れる余裕がなかったり、LV1だと誤差だから必要ないというパイロットが多いのかもしれませんね。


■COST350 人気カスタムパーツランキング
1:格闘強化プログラム LV1
2:新型フレーム LV1
3:射撃強化プログラム LV1
4:耐格闘装甲 LV1
5:格闘強化プログラム LV4
6:耐実弾装甲 LV1
7:強化フレーム LV1
8:射撃強化プログラム LV4
9:噴射制御装置 LV2
10:強化フレーム LV5

■COST400 人気カスタムパーツランキング
1:格闘強化プログラム LV1
2:新型フレーム LV1
3:射撃強化プログラム LV1
4:射撃強化プログラム LV4
5:射撃強化プログラム LV3
6:格闘強化プログラム LV4
7:耐格闘装甲 LV1
8:噴射制御装置 LV2
9:強化フレーム LV5
10:強化フレーム LV1

■COST450 人気カスタムパーツランキング
1:格闘強化プログラム LV1
2:噴射制御装置 LV2
3:強化フレーム LV5
4:新型フレーム LV1
5:格闘強化プログラム LV4
6:射撃強化プログラム LV4
7:射撃強化プログラム LV3
8:射撃強化プログラム LV1
9:耐格闘装甲 LV3
10:噴射制御装置 LV3

ゆうと:続いてコスト350~450の集計がこちら。このあたりから各機スロット数にも余裕が出始めるところです。

山田:“射撃強化プログラム LV1”と“格闘強化プログラムLV1”“新型フレーム LV1”の人気はやはり高い。このあたりから“射撃強化プログラム”と“格闘強化プログラム”の高レベルが安定した位置にランクインしてますね。


ゆうと:やはり、火力の底上げをするパイロットが多いのかもしれませんね。あとはスラスターの値を伸ばす“噴射制御装置 LV2”も人気があり、こちらはコストが上がるほど投入されている比率が高いようです。

ハム彦:個人的には“噴射制御装置 LV3”が中距離スロットも埋められるから重宝しているかな。

山田:そこは好みの問題もありそうですね。中距離を埋める選択肢として“シールド補強材”や“耐格闘装甲 LV3”もありますし、強化プログラム系のLV4以上も少し使うので、使う機体によってもカスタマイズの傾向が変わってくるのかなぁと。


■COST500 人気カスタムパーツランキング
1:強化フレーム LV5
2:耐格闘装甲 LV3
3:格闘強化プログラム LV4
4:噴射制御装置 LV2
5:射撃強化プログラム LV3
6:射撃強化プログラム LV4
7:格闘強化プログラム LV1
8:新型フレーム LV1
9:格闘強化プログラム LV3
10:射撃強化プログラム LV1

■COST550 人気カスタムパーツランキング
1:強化フレーム LV5
2:格闘強化プログラム LV4
3:射撃強化プログラム LV4
4:耐格闘装甲 LV3
5:噴射制御装置 LV2
6:射撃強化プログラム LV3
7:格闘強化プログラム LV3
8:格闘強化プログラム LV1
9:新型フレーム LV1
10:射撃強化プログラム LV1

■COST600 人気カスタムパーツランキング
1:噴射制御装置 LV2
2:強化フレーム LV5
3:射撃強化プログラム LV3
4:射撃強化プログラム LV4
5:格闘強化プログラム LV4
6:耐格闘装甲 LV3
7:格闘強化プログラム LV3
8:格闘強化プログラム LV1
9:新型フレーム LV1
10:耐ビーム装甲 LV4

ゆうと:宇宙世紀0083や0087時代の高性能機が登場するコスト500~600です。ここからは、1カ所のスロットが20を超える機体も出てきますね。

山田:スロットを埋めきることが大変なMSも多いし(笑)。Zガンダムが初登場したときには、近距離スロットが16で、中距離スロットが22もあって何を入れるか迷いましたね。

ゆうと:めちゃめちゃ多いスロット数に反して、どこか1カ所だけスロット数が極端に少ないというのもありますね。これが本当に悩ましい……。

  • ▲Zガンダムは強化をすると、近距離スロット17、中距離スロット23、遠距離スロット7まで伸びます。

ハム彦:さて、ランキングに目を向けてみようと思いますが、やはり目につくのは“強化フレーム LV5”の圧倒的人気の高さ!

山田:“強化フレーム”自体の必要なスロット数が少ないから、とりあえずLV4とLV5を入れてHPを2200増やし、生存力を上げている感じですかね。

ハム彦:自分もスロットに余裕があるときは、その2つを入れてからカスタマイズを考えるようにしていますね。


ゆうと:“強化フレーム LV4”はランキングに入っていませんが、選ばれるカスタムパーツの傾向は、ほかのコストと同じ感じになりますね。

山田:“強化フレーム”でHPを伸ばし、”強化プログラム”で火力を上げる。補助や穴埋めとして“噴射制御装置”と、中距離スロットを埋める“新型フレーム”や“耐格闘装甲 LV3”が選ばれるといった感じかな。シールドを持つ機体なら、“シールド補強材”で余った分をカバーするのもありだね。

ハム彦:しかし、“脚部特殊装甲”のLV2やLV3はあまり使われていないのかな? 機体によっては入れないと、HPの3分の2ぐらいで脚部が損傷しちゃって「きゃくぶがー」って不便に感じてしまうんだけども。

ゆうと:考えられる要因として、このコスト帯になるとスキルの”脚部緩衝材”が付いている機体が多いからとか、“EXAM”といった強化システムで回復するからとかの理由でつけないパイロットもいるのかと思われます。

山田:あと、今回の集計対象となっているのが全マップだからじゃないからでしょうか。宇宙戦では選択肢として実質対象外になってしまいますし。地上戦限定であればまた違う結果になったんじゃないかなぁと。

ハム彦:地上で出撃していた機体でそのまま宇宙に出るときに、カスタマイズそのままで“脚部特殊装甲”をつけて出撃しちゃうことがあるから気をつけないとなー(笑)。

■COST650 人気カスタムパーツランキング
1:射撃強化プログラム LV3
2:射撃強化プログラム LV4
3:耐ビーム装甲 LV3
4:強化フレーム LV5
5:噴射制御装置 LV2
6:射撃強化プログラム LV2
7:格闘強化プログラム LV4
8:耐ビーム装甲 LV5
9:耐格闘装甲 LV4
10:格闘強化プログラム LV3

■COST700 人気カスタムパーツランキング
1:射撃強化プログラム LV3
2:射撃強化プログラム LV4
3:耐ビーム装甲 LV3
4:強化フレーム LV5
5:噴射制御装置 LV2
6:射撃強化プログラム LV2
7:格闘強化プログラム LV4
8:耐格闘装甲 LV4
9:耐ビーム装甲 LV5
10:射撃強化プログラム LV1

ゆうと:最後はZZガンダム以降の機体が多く見られるコスト650~700。ここまでくると膨大なスロット数をどう埋めていくかもポイントになってきます。

山田:出たばかりのEX-SガンダムのLV2は、近距離スロット5、中距離スロット24、遠距離スロット24と、合計で50を超えるパーツスロット数を持つ機体。ついに出てきたんだなという感じですよね。

ハム彦:24とかどう埋めればいいんだろうか……。考えられるのは“耐ビーム装甲”や“耐実弾装甲”で埋めていくのがいいのかな?

ゆうと:おっしゃるとおり、“耐ビーム装甲”のLV3やLV5あたりがランキングにも入っているので、みなさんそれらを選択しているようですねのでしょう。


山田:このコスト帯だと、ビーム兵装が主軸となってくるから、ビーム耐性を限界まで上げて被ダメージを減らすという考えのパイロットも多そうですね。

ハム彦:逆に“耐実弾装甲”がランキングに入ってこないのは、実弾よりもビームの対策を優先しているからなのかな?

ゆうと:いろんな方向から強力なビームが飛んできますからね。人気の理由はそのあたりにあるのかと思われます。

山田:νガンダムやサザビーも参戦し、700コスト帯に出撃することを考えると、“耐ビーム装甲”の高レベルは揃えておいたほうがよさそうだね。

ハム彦:ファンネルやビームショットライフル、メガ粒子砲なんてものが飛び交ってくることを考えると恐ろしいですな……。

カスタムマッチで人気のコストは抽選配給の内容に依存する?

ゆうと:ここからは人気コストのランキングです。集計対象はカスタムマッチのみで、ミックスアップといった特殊ルールで作成されたルームも集計から除外されています。また集計期間は6月24日~7月12日までです。

■人気コストランキング
1:無制限
2:COST550
3:COST500
4:COST450
5:COST600
6:COST400
7:COST650
8:COST350
9:COST300
10:COST250

ハム彦:1番人気は無制限ですか。自分も高コストの機体を扱える自信がないので、練習のためにカスタムマッチを利用するから、この順位も納得です。

ゆうと:機体のコストが上がるほど使える兵装が多くなっていくというのもあり、いきなりレーティングマッチに投入するのは躊躇しますよね。

山田:しかし、2位以下のコスト550→500→450→600っていう順になってる理由があまり見えてこないかな……。

ゆうと:そこなんですが、新機体をゲットしたときって、まずは演習場やカスタムマッチで練習するじゃないですか。だからこの期間に実装された機体が関係しているのかなと、個人的には思った次第です。

山田:この期間って抽選配給に何の機体が登場したんですっけ? 

ゆうと:そこで調べた結果が以下のとおりでした。

  • ▲6月24日にはザクIII改LV1(コスト650)。
  • ▲7月1日にはイフリート・シュナイドLV1~2(コスト550~600)。
  • ▲7月8日にはガ・ゾウムLV1~2(コスト450~500)。

山田:確かに1位から5位の対象が、新機体が実装されたコストに該当している感じだね。

ハム彦:機体実装日の初日って、カスタムマッチで同じ機体同士で戦うなんてこともありますよね。

ゆうと:レーティングマッチでも起こりえるから、編成が崩壊するなんてこもしばしばです(笑)。そしてこの期間に、じつはもう1個キャンペーンがあったんですよ、それがこちら。

  • ▲【第1弾】COST700確定STEP UP抽選配給開催。
  • ▲【第2弾】COST700確定STEP UP抽選配給。

山田:そういえばコスト700が実装されたタイミングだったね。思い返してみれば、コスト無制限のルームが多数建てられていたね。

ハム彦:自分は700コストのガンダム試作1号機 LV4をゲットしたけど、コスト700の戦場に行く自信がなかったから、カスタムマッチで試運転させてもらいました。

山田:カスタムマッチって、いわゆる“環境”と言われるポジションじゃない機体でも気軽に使えるので、そういった目的も参加する理由の1つになるのかな。

ゆうと:抽選配給で実装される機体と期間が影響して、その機体のコストとなるルームが作成されやすいのは間違っていないようですね。あとはランキングが語るように、コストの高いルームのほうが人気があるのだと思います。

山田:8位からコスト350→300→250と下がっていってるからね。このぐらいのコストで戦いたかったら、レーティングマッチやクイックマッチに行っちゃうかな。

ハム彦:これらのコストのルームを見かけることも少ないような……。こうしてデータを見ると、わりと納得のいくランキングだったと思います。

※さらなるデータ分析は後編に続きます。明日公開予定です。

(C)創通・サンライズ

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機動戦士ガンダム バトルオペレーション2

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: アクション
  • 配信日: 2018年7月26日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

機動戦士ガンダム バトルオペレーション2

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応機種: PS5
  • ジャンル: アクション
  • 配信日: 2021年1月28日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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