【先行公開】美人秘書に鬼の狙撃手。ネクソン新作『カウンターサイド』で社長を助けるカウンター(能力者)たち

たく坊
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 ネクソンが今冬に配信予定のiOS/Android/PC向けゲーム『カウンターサイド』の、世界観の解説をお届けします。


 本作は、キャラクター育成×戦略×物語×アニメーションの“全領域抗戦型RPG”です。作中には100以上のキャラクターが登場し、主要キャラクターには豪華声優陣が多数起用されています。

 そんな『カウンターサイド』とはどのような作品なのかということと、その世界観・物語を本記事でより深く紹介していきます。

 また、さまざまなイラストレーターによって描き下ろされる、キャラクターイラストの貴重なラフ画を先行公開。普段あまり見ることのできないラフ画から、彼女達がどのようなキャラクターなのかを想像してみてください。

全領域抗戦型RPG『カウンターサイド』とは?

 本作は、PvE、PvPを楽しめる、シミュレーション要素とリアルタイムストラテジー要素を含んだRPGです。

 メインストーリーはもちろん、他のプレイヤーと協力して戦う“レイド”や豊富なコンテンツ、キャラクターの育成など、さまざまな要素が用意されています。

 さらに、作り込まれた世界観を有する物語には、深く没入できること間違いなし。“全領域抗戦型RPG”というキャッチにふさわしい作品です。

 物語のポイントを、いくつかの要素に分けて紹介していきます。

その1:2つに分かれた世界

 西暦2044年の現実世界である“ノーマルサイド”と、現実世界が滅んだかのような風景の世界“カウンターサイド”という2つの世界が存在しています。

 “ノーマルサイド”では、一般的な都市構造、住居、自然が2020年現在の世界と大きく変わりませんが、巨大な空流艦船、要塞都市が存在しています。

 “カウンターサイド”では、通常の自然とはまったく異なり、ピラミッドや起動エレベーターなど、過去、未来のさまざまな風景が混在しています。

 “カウンターサイド”にはまともな生物は存在せず、“侵食体”という存在がはびこっています。“侵食体”の詳細は、次の項目で説明していきます。

 2つの世界は、コインの裏表のように分かれています。遥か昔から固有の領域を維持しており、互いに干渉することがなかった世界のはずだったのですが……。

 次元の境界を越えたもう1つの世界“カウンターサイド”とは。2つの世界はどうなってしまうのか。物語の重要なポイントの1つです。

その2:現実世界に影響がある“侵食”と敵の存在“侵食体”

 “侵食”について紹介していきます。

 互いに干渉することなく存在していた2つの世界のうち、ノーマルサイドの一部地域がカウンターサイドと重なる現象が起こってしまいます。これを、“侵食”と呼びます。


 侵食の深度は5段階に分けられ、各段階で現れる現象を“カウンターサイド効果(CounterSide Effect)”、略して“CSE”と呼びます。各段階は、“CSE Lv.X”と表現します。

 侵食現象が長く続くと、超自然的な現象が発生する他、カウンターサイドの住民である“侵食体”が出没するようになってしまいます。

 カウンターサイドの住民“侵食体”は、簡単に説明すると、“人類の敵”です。


  • ▲戦闘ではLive2Dを使用。キャラクターが生き生きと動きます。

 強力な力と特殊な能力を持った、“カウンターサイド”の生命体の通称が“侵食体”。侵食現象が深刻化することで出現することからこのような名前が付いたとのことです。

 意思疎通を図ることはできませんが、人類をはじめとした現実のあらゆるものに大きな敵対心を持っていることがわかります。

 “侵食体”は体から“侵食波”を放出しており、人間を含む普通の生命体が長く“侵食波”を浴びてしまうと、精神的、肉体的苦痛を伴う侵食症候群に悩まされてしまいます。

 『カウンターサイド』では、これらの“侵食”、“侵食体”に抗戦していく物語が展開されていきます。

その3:プレイヤーは企業の社長!

 プレイヤーは、“コフィンカンパニー”という会社の社長として活動していきます。

 “コフィンカンパニー”は、“タスクフォースカンパニー”という、侵食災害に対処する権限を持つ民間・非民間の軍事組織です。

 数年前、フェンリル小隊の小隊長である“ヒルデ”が突然行方不明になり、事業維持が困難になります。更に既存の優秀なスタッフの大半が退社してしまい、最近までブラック企業として悪評を買っていました。

 所属しているカウンター(キャラクター)も“アキヤマ・シリュウ”のみでしたが、現社長(プレイヤー)が財政を援助し、社長になることで、財政面の問題は解消されました。

 その後、“ヒルデ”が帰還し、新入社員の“ミナ”の加入により、“フェンリル小隊”が再編成。その後には“アオイ・シズカ”率いる“アルト小隊”も加入します。

 プレイヤーは、普段、ロボット“マシーン‐甲‐”として動いていますが、実際は人間の社長が遠隔操作をしています。

  • ▲どことなく愛嬌のあるフォルム。ちゃんとした社長なのです。

 副社長の“カナミ・キズナ(ゲーム開始時点では社長)”や管理部長“ナカシマ・スズカ”は、本来の人間の社長を知っています。

その4:雇用するキャラクターは“カウンター”

 キャラクターは、“カウンター”と呼ばれている能力者です。

 “カウンター”とは、侵食体の脅威に対抗できる人間のこと。特別な能力を持っており、カウンターサイドの“侵食”と“侵食体”から人類を守っています。

 計数器のような形をしている“ウォッチ”を使用することで特殊な力に目覚め、“カウンター”として能力を使えるようになります。

 “ウォッチ”とは、侵食体と立ち向かえる強力な身体能力と超能力、侵食を感知してカウンターサイドに移動できる能力を与える道具です。

 懐中時計、腕時計、スマホなどさまざまな形をしていますが、どれも時間を示す時計のような形をしていることから、“ウォッチ”と呼ばれています。

 “ウォッチ”はいきなり現れるもの、家宝として受け継がれるものなど、存在自体が謎に包まれている道具となっています。

 “カウンター”は何を思い、なぜ戦うのか。“ウォッチ”の見た目も含めて、キャラクターの掘り下げに重要な部分となりそうで、エピソードなどで語られることに期待してしまいますね。

 ちなみに、“カウンター”と“終身雇用”を交わすことで、より親密になれます。

キャラクターイラストのラフ画を先行公開!

 本作はKADOKAWAとのコラボレーションを行い、イラストレーター10名による描き下ろしのイラストを今後の施策で展開していく予定です。

 今回はそのラフ画の一部を先行公開! 到着した3名のキャラクターのラフ画と、あわせてプロフィールを紹介していきます。

ユキ

2人称 先生(プレイヤー)、さん付け
しゃべり方 ですます口調
イラストレーター(敬称略) ReDrop

 インターネット放送関係で活動する10代の女性。クールなタイプ。平常時には感情をよく表現せず、寡黙。

 20年間内戦中の国出身。パンひと切れのために命をかけていたが、プレイヤーの助けで故郷を去ることになります。

 感情表現は苦手で、貧困生活を送ってきた……という設定のカウンターです。ラフイラストを見る限り、かっこいい印象を持ちます。戦闘でも頼りになってくれそうです。

 重い過去を持つユキは、幸せになることができるのでしょうか。また、プレイヤーはどういった流れでにユキと親密になっていくのか……設定だけでも想像しがいのあるカウンターとなっています。

ナカシマ・スズカ

2人称 誰に対してもさん付け
しゃべり方 丁寧語、敬語
イラストレーター(敬称略) KFR

 20代前半の女性。プレイヤーの会社である“コフィンカンパニー”の管理部長。有能で物腰柔らかな秘書スタイルで、上下関係がはっきりしているキャラクターです。

 闊達な性格で、アナウンサーのようにしっかりした話し方を使います。とはいえ、堅苦しい感じではなく、緊張した場面以外では少し茶目っ気のある口調でしゃべります。

 有能な管理部長で、メタ的な部分では、ゲーム内の“本社”メニューでも登場します。主に戦闘を行う“カウンター”とは異なる立場の人間ですが、重要なキャラクターであることは間違いないでしょう。

シャオリン

2人称 さん付け、あなた など
しゃべり方 体言止めを交えた、ですます口調
イラストレーター(敬称略) 緜/wata

 “コフィンカンパニー所属[アルト小隊]”の狙撃手である、10代女性のカウンター。戦況把握能力が高く、勘が働きます。年の割に早熟で感情を厳しく抑えているが、実は、同じ隊のメンバーとの成長差を意識する繊細な性格。

 幼いころは、深い事情があり、無許可傭兵の世界“アンダーグラウンド”で戦わざるをえない環境にいました。

 年齢に比べて大人しく、感情をしっかりコントロールする半面、“アンダーグラウンド”では「鬼」と呼ばれる時もあるとか……。

 幼い頃から戦ってきたシャオリン。戦闘面においても信頼を置ける彼女とは、どのように関わっていくことになるのでしょうか。

 ユキもそうですが、カウンターはみんな壮絶な過去を持っているのでしょうか。思わずそう感じてしまうほど、シャオリンも深いバックボーンが設定されています。

 『カウンターサイド』の世界設定、キャラクター設定は非常に凝っているものとなっています。正式配信後は更に多くの仲間に出会えるので、今からリリースが楽しみです!

※画面はすべて開発中のものです。
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