メルエム…それがお主の名だ。百式の零(ゼロ)でさえも通じぬ王に、ネテロは【ハンター×ハンター再放送】
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- 電撃オンライン
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日本テレビのアニメ枠“AnichU”にて、TVアニメ『HUNTER×HUNTER』が再放送されています。今回は、8月4日2:14より放送予定の第126話“ゼロ×ト×ローズ”のあらすじをお届けします。
TVアニメ『HUNTER×HUNTER』は、冨樫義博先生の漫画を原作としたTVアニメ作品の第2作です(本作が2回目のTVアニメ化)。プロのハンターを目指す少年・ゴンと、個性的な仲間たちの冒険を楽しむことができます。
今回放送される第126話“ゼロ×ト×ローズ”では、死力を尽くしたネテロと王との攻防、そして誰も予想だにしなかった衝撃の結末が描かれます。
“百式観音”での攻撃を次々と繰り出すネテロ。その残像を追いながら、王の心は敵(ネテロ)への惜しみなき賞賛に支配されていました。
「…これだ」「両の掌を合わせ攻撃への起点とする所作、それのみが余の可動速度をはるかに上回る」「戦闘において命取りに近いはずの無駄な振る舞いが、余に勝る武器として成立している矛盾」
王同様、どういう仕組みなのかさっぱり分かりませんが、“百式観音”カッコイイ! 観音様が拳を叩きつける描写が、人間の域を超えた究極の技っぽいですね……王ですら、まったく回避できません!
ところが“百式観音”を何発受けても、王は無傷で立ち上がってきます。まだまだ余裕があるようで……!?
「これだけ撃ってほぼ無傷かい」「ま、予想通りだがな」
「一個が…修練の末、届き得る限界。それを卓越した希有な事例といえよう」
「………あ?」
「天晴れだ。褒めて遣わす」
「……虫が……上から物言ってんじゃね――――ぞ!!」
王の戦術は至極単純で、攻め続ける事。ネテロが唯一王に勝る“百式観音”も、ダメージを与えられないのであれば意味はありません。
そして、針の穴に糸を通すがごとき正確無比な最善手を、お互いに打ち続ける根気勝負の結果……ネテロが持つわずかなクセを見抜いた王の一撃が、ネテロの右足を奪います。
「止血しろ。そして余の名を言え」「貴様はよくやった。人間としてはな…」
「笑わせんな」「誰が死ぬって?」
切断された右足の筋肉を膨張させて無理矢理血を止め、勝負を続けようとするネテロ。いささかも衰えない彼の気迫に、再び王は賞賛を口にします。
再び始まった攻防は、千を超える拳のやり取りとなって無数の火花を生みましたが、コムギとの対局で王が習得した“予知のごとき先見”により、今度はネテロの左腕が宙を舞います。
「これで気が済んだであろう」「さあ述べよ、余の名を」
「くっく……蟻の王」「腕がなけりゃ祈れねェとでも?」
腕と足を一本ずつ失い、満身創痍となったネテロ。それでも不適に笑う彼の切り札“百式観音 零の掌(ゼロのて)”とは? それをまともに食らった王は……!?
ネテロvs王、その衝撃の結末を、ぜひお確かめください!!
第126話“ゼロ×ト×ローズ”あらすじ
激しく強烈な連打を放ち続けるネテロの奥義“百式観音”は、その巨大な手で王を地面に叩き飛ばし、虫を殺すが如く王を叩き潰す。
しかし王自身はまったくの無傷。連続する百式観音の攻撃から飛び出した王がネテロに反撃を仕掛けるが、ネテロも王の攻撃をかわすハイレベルな戦闘が続いている。
王との戦いに悦びを感じるネテロ。それは王も同様だった。
王は攻撃をかわし、仕掛けながらもひたすらに考え、感じていた。ネテロに対しての惜しみなき賞讃を……。
第126話“ゼロ×ト×ローズ”放送日時
8月4日(水)2:14~2:44
TVアニメ『HUNTER×HUNTER』
放送情報
日本テレビ(アニメ枠「AnichU」)にて毎週水曜午前1時59分(火曜深夜)より再放送中
(※放送時間は変更になる場合があります)
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※画像はTVアニメ『HUNTER×HUNTER』公式Twitterのものです。
©POT(冨樫義博)1998年-2011年 ©VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
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