スマホとPCに同時接続可能なワイヤレスイヤホン『HUAWEI FreeBuds 4』が使い勝手良好【澤田屋ガジェット本舗】
- 文
- 澤田真一
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ファーウェイ・ジャパンから『HUAWEI FreeBuds 4』という製品が発売中です。
これはアクティブノイズキャンセリング機能を搭載した開放型ワイヤレスイヤホン。デュアルデバイス対応で、スマホとPC両方に同時接続することが可能です。音楽視聴の最中に突然Web会議が始まっても、『HUAWEI FreeBuds 4』なら慌てず即座に対応することができます。
1台2デバイス接続
新型コロナウイルスは“働き方”にも多大な影響を与えました。
70年代から提唱されていた“テレワーク”という概念がついに現実のものとなり、今や会社側から在宅勤務を言い渡される状況です。そのため、テレワークをより快適かつ効率的に実施するガジェットも数多く開発されるようになりました。
『HUAWEI FreeBuds 4』も、テレワークでの使用を考慮された設計です。冒頭のデュアルデバイス接続は、たとえばスマホで動画を観ている際に突然会社から「10分後にWeb会議に出席してくれ」と言われた場合、その役割を発揮します。従来型のワイヤレスイヤホンは、基本的に“1台1デバイス”です。スマホにBluetooth接続していた場合、まずはそれを切ってPCにつなぎ直す必要があります。『HUAWEI FreeBuds 4』のデュアルデバイスは、そうした手間を省いてくれます。
さらにこの製品には、最大25dBの騒音をカットするノイズキャンセリング機能も備えられています。これは使用者の耳の形や装着状況を自動検出し、より適切なノイズキャンセリングを選択するというもの。Web会議の際に大きな問題となる騒音を、しっかり取り除いてくれます。
聞き比べをしてみよう!
しかしワイヤレスイヤホンにとって、何よりも大事なのは音楽試聴の際の音質です。
今回は『HUAWEI FreeBuds 4』を使って、2曲を聞き比べてみました。西田佐知子の『コーヒールンバ』と、ミーナ・マッツィーニの『Moliendo Cafe』です。
この2曲は、実は全く同じ曲のカバー。しかもほぼ同時期にリリースされています。『コーヒールンバ』の歌詞は日本人にとっては馴染みの内容で、アラブの僧侶が若者にコーヒーを飲ませるというものです。しかしスペイン語の原曲の歌詞は、それとはまったく違います。コーヒー農園で働くマヌエルという労働者が、恋の苦しみを抱きながら夜中にコーヒーミルを回す……という少し悲しい歌詞です。
ミーナがステージの上で『Moliendo Cafe』を歌う映像が、今も残されています。オーケストラと幾人もの男性バックダンサーを従えた壮大かつ見事なテレビ向けのショーで、日本人のよく知る『コーヒールンバ』とは曲の雰囲気もだいぶかけ離れています。
『コーヒールンバ』は銀座のナイトクラブで流れるムード歌謡のような雰囲気ですが、『Moliendo Cafe』は昼下がりの喫茶店を連想させる軽快な曲調。低音域の折り重なりをはっきりと再現できる『HUAWEI FreeBuds 4』だからこそ、このような聞き比べを楽しむことができます。西田さんとミーナ、それぞれの歌い方の違いも余さず拾い上げてくれます。
驚きの急速充電性能
『HUAWEI FreeBuds 4』の連続再生可能時間は、イヤホン単体で約4時間。充電ケースを加味すると約22時間です。
このあたりは現行の他社製品と比べると、若干短いような気もします。ところが充電にかかる時間はイヤホン単体、ケース共に最長1時間。これは驚くべき早さです。短時間でストレスなく満充電まで済ませられるというのは、もしかしたら現代人のライフスタイルに合わせた配慮かもしれません。
ビジネスシーンからプライベートまで広く利用することのできるワイヤレスイヤホン『HUAWEI FreeBuds 4』は、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機等の家電量販店の他、Amazon、楽天市場、PayPayモールでも販売しています。市場想定価格は1万8,480円。
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